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あなたの目のかかりつけ医になります

こんの優眼科クリニックは、あなたの目のかかりつけ医になります。
当クリニックでは、特に
 日帰り白内障手術
 コンタクトレンズ診療
 緑内障治療
 糖尿病網膜症治療
 ドライアイ治療
に、積極的に取り組んでいます。

コラム

コラム

いままでに、雑誌・会報などに掲載された「おはなし」を紹介させていただきます。これからも機会があれば、ドンドン書かせていただきたいと思っています。

いままでに、雑誌・会報などに掲載された「おはなし」を紹介させていただきます。これからも機会があれば、ドンドン書かせていただきたいと思っています。

市民の健康ガイド グラフ旭川から
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2017年グラフ旭川11月号市民の健康ガイド
「ちょっと距離をおきたいの…」
 
 『ちょっと距離をおきたいの…』なんて言われたら、背筋に寒~いものを感じちゃいますよね。といった話ではなく、目の前にあるものを見る時に、ちょっと距離を離したくなる話をしようと思います。
 「近くのものを見る時に、ちょっと距離を離したくなった」そんな変化は老眼の始まりかもしれません。老眼は誰もが避けて通ることができない、目の加齢に伴う変化です。40歳を過ぎたころから、少しずつ老眼の症状が出てきます。他の目の病気も出てくる可能性のある年代ですので、おかしいなと思ったら、眼科を受診してください。
 
水晶体の弾力が落ちると
 目の中に水晶体というカメラのレンズに相当する組織があります。カメラでは、レンズが前後に動くことによって遠くや近くにピントを合わせてくれますが、私たちの目は、水晶体がその厚みを変えることによって遠くのものや近くのものにピントを合わせることができます。しかし年齢とともに水晶体の弾力性がだんだんと弱くなるために、厚みを変えることができなくなってきます。そのために、近くのものにピントが合わせにくくなってくるのが、老眼です。
 
こんな症状が起きたら…
 もちろん、ある日突然、水晶体が硬くなってしまうわけではありませんので、 だんだんと「アレッおかしいな」と思うことが 増えてきます。
「おかしいな」と思うこととして、
◯本を読む時、腕を伸ばしたほうが見やすい。
◯少し暗くなると、本が読みにくくなる。
◯本を読んでいて、ヒョイと目をあげるとぼんやりと見えていて、 ジッと見ていると、だんだんはっきりしてくる。
◯値札の金額を見間違えることがある。
◯パソコン画面を見ていると、すぐ目が疲れてしまう。
◯針に糸を通すなど、細かい作業が苦手になった。
こんな症状が起きてきます。
 
老眼鏡か遠近両用眼鏡を
 少し暗くなると本が読みにくくなるなど、暗くなると老眼が悪化したように感じるのは、どうしてでしょうか。暗い所ではカメラの絞りにあたる虹彩が光をより多く取り入れようと するために、瞳(瞳孔)が広がります。 瞳が広がると焦点深度が浅くなるので、老眼が悪化したように感じる のです。 本を読んだりする時は、手元を明るくして読むようにしましょう。手元が見えにくい状況が出て来たら、 そろそろ近用鏡(いわゆる老眼鏡)のお世話にならなければいけません。 手元が見えにくいのに無理をしていると、 目の疲れ、肩凝り、頭痛などの症状を引き起こすこともあるのです。
 もともと近視で眼鏡をかけている人は、遠近両用眼鏡に替えたとしても、 今は多焦点レンズの良いものが出ていますので、境目がなく ほかの人からは遠近両用眼鏡とわかりませんから、 スムーズに移行することができると思います。
 もともと遠視があり遠くが良く見えていた人は、近用鏡に抵抗があるようです。 遠視の方は、遠くを見る時にも、水晶体が若干厚くなってピンと合わせを する必要があるため、近くを見る時にはさらなる水晶体のピント合わせが 要求されます。 そのため、遠視の方は早いうちに手元が見えにくいという状況になります。 遠くの視力が良好でこれまで眼鏡をかけていなかったという人は 「目に自信がある」人が多く、近くを見る時だけに眼鏡を掛けると、 人より老けて見られるので嫌だという気持ちが強いようです。 でも、日常生活で近くを見る機会は非常に多く、無理をせず近用鏡を使うことによって、 「疲れがとれて楽になった」と感じることがあります。
 
遠近両用コンタクトレンズ
 コンタクトレンズが普及してから、年数も経過していますので、コンタクトレンズユーザーの中にも、老眼年齢に達している方々が増えてきています。そのニーズに応えるように遠近両用のコンタクトレンズが開発され、装用者が増えつつあります。遠近両用コンタクトレンズにも、ハードとソフトタイプの2種類のレンズがあります。遠近両用コンタクトレンズは、1枚のレンズの中に 遠くをよく見るための遠用部分と 近くをよく見るための近用部分が組み込まれています。それまで、ハードレンズを使っていた人は、もちろんハードの 遠近両用レンズがお勧めです。ソフトレンズを長期間使ってきた人の中には、 角膜内皮細胞が大きくなって、その数が減ってしまっている人も いますので、詳しい検査のうえ、使用可能か相談が必要な場合もあります。
 ハードレンズの遠近両用は、レンズの中央部分に遠用部分、その周りに近用部分があります。近くを見る時は視線が下を向きますので、相対的にレンズが若干上がることによって、レンズの中心をはずれた近用部分を通して見ることになります。この方式を交代視型といいます。遠近両用眼鏡と同じような仕組みになります。
 ソフトレンズの遠近両用は、同時視型といって、遠くと近く(場合によっては中間部分も)にピントがあう部分がレンズに組み込まれています。遠くと近くの両方にピントがあっているのですが、そのうちの注目している部分を脳が認識することになります。バックネット裏から野球を観戦している時に、ピッチャーに注目している時にはバックネットは気にならないし、バックネットに注目している時にはピッチャーがよく見えないといった感じです。
 現在、乱視用のソフトレンズを使用している方は、乱視の度数によっては、遠近両用ソフトレンズではスッキリ見えない場合があります。
 遠近両用コンタクトレンズにご興味のある方は、ぜひお近くの眼科専門医でご相談ください。
 
まずは眼科で検診を
 老眼かなと思ったら自己判断で済ませずに、眼科の検診を受けてください。眼科ではきちんと検査したうえで、老眼による視力低下であるとの診断をします。自分では老眼だろうと思っても、他の病気による視力低下が見つかることもあります。検査は怖くありませんので、一度お近くの眼科専門医を受診してくださいね。


2016年グラフ旭川4月号市民の健康ガイド
「3・7・0方式の視力検査」
 
 以前の話になりますが、人気テレビ番組「踊る!さんま御殿!!」で「世代間ギャップを痛感した時」というテーマが取り上げられ、40代の上司が、「子どもの時、学校健診の視力検査で0.2だった」という話をしたところ、それを聞いた20代の後輩に「私はCでした」と言われ、「??」だったということが紹介されていました。学校健診の視力結果は、世代間ギャップになっているのですね。
 
眼科学校健診
 昭和33年に学校保健法が公布され、その後何度か改正されながら、現在に至っています。眼科に関する定期健康診断は「視力検査」「眼の疾病および異常の有無」の2項目について行なうことになっています。このうち視力検査は、眼科学校医自らが行なう眼科健診に先立って通常実施されており、保健調査とともに眼科健診の予診的検査として位置づけられています。したがって、眼科健診では「眼の疾病および異常の有無」のほか、保健調査や視力検査の結果にも注意を払いながら、必要に応じて積極的に児童生徒へ助言や指導を行なうことになります。
 
3・7・0方式とは
 学校保健法施行規則の一部が改正され、平成4年4月1日から視力検査は、「1.0」「0.7」「0.3」の3指標で判定してよいことになりました。視力の検査結果が1.0以上であるときは(A)、1.0未満0.7以上であるときは(B)、0.7未満0.3以上であるときは(C)、0.3未満であるときは(D)、と記入してもよいことになりました。
 
3・7・0方式採用の理由
 3つの指標のみで視力検査を行なうことになった理由は、次の5つが挙げられます。
1. 学校の視力検査の目的は、黒板の字がきちんと見えているか、学業にさしつかえないか、眼科学校医の診断・指導が必要かどうかを判断するために行なわれます。判断の基準としては
  視力0.3=教室の最前列でもこれ以下の視力では黒板の字が見えにくい
  視力0.7=教室のどこからでも黒板の字が一応見える最低視力
  視力1.0=一応健常視力
  が用いられます。
2.  3・7・0方式は授業にさしつかえないかをみる目的に適しており、指導も行ないやすい。
3. 視力測定が能率よく行なえる。
4. 視力の細かい変動に子どもたちがこだわらなくなる。
5. 普通免許の視力基準も片目0.3以上、両目で0.7以上となっているように、社会的にも日本では0.3と0.7が重視されています。
子どもの視力の揺らぎ
 学童の視力は変動が大きく、いつも一定した値を得ることが難しいと言えます。一度の視力検査の結果が悪かったとしても、その日の体調、目の疲れ具合などによって、視力は変動します。特に学校検診の時の、みんなが一列に並んで騒がしいような中で検査した場合には、内気な子は視力が悪く出ることもあります。また、少し目を細めただけで視力はすごく上がります。視力の良い子どもの視力は安定していることが多いのですが、視力低下が始まった時期の子どもの視力は特に揺らぎがみられます。学校現場では条件の違いもあり、0.1きざみで細かく測ることはあまり意味がありません。学校検診の結果のみで一喜一憂せずに、視力低下を指摘された場合は、眼科での再検査をお勧めします。
 
眼の疾病および異常の有無
 眼科健診では、保健調査や視力検査の結果をふまえて以下の項目をチェックしています。
1. 眼位のチェック:カバーテスト、カバーアンカバーテスト、交代カバーテストにより、斜位の有無、斜視の有無ならびに種類を検討。
2. 眼瞼のチェック:腫脹の有無(浮腫・炎症の鑑別)、変色の有無をチェック。また、内反・外反の有無や睫毛乱生の有無をチェック。
3. 眼瞼結膜・球結膜のチェック:充血・浮腫・濾胞の有無ならびに異物・眼脂の有無をチェック。
4. 角膜のチェック:角膜表面の混濁・傷・異物の有無のチェック。
5. 瞳孔に光を当て対光反応及び瞳孔径の確認、水晶体混濁の有無をチェック。
 
色覚検査
 学校保健法施行規則の一部改正により、平成15年度からそれまで小学4年の児童全員に実施されていた色覚検査が健康診断の必須項目から削除されました。そのため現在、中高生の多くは色覚検査を受けることなく進学・就職と向き合っており、色覚に係る問題が急増しました。そのため平成26年に文部科学省から通知がなされ、色覚検査は、児童生徒や保護者の事前の同意を得て個別に検査、指導を行なうことが再確認されています。児童生徒が自身の色覚を知らないまま不利益を受けることのないよう、保健調査に色覚に関する項目を新たに追加され、保護者への周知が図られるように改善されています。
 
「要再検査」を指摘されたら
 「要視力再検査」の用紙をもらったら、一度眼科での検査をお勧めします。学校健診では、視力低下の原因が、近視か遠視か乱視か病気によるものかはわかりません。また、眼鏡が必要かどうかもわかりません。仮性近視であれば、点眼治療で視力が回復する可能性があります。
 「眼疾病の受診勧告」をもらった場合も、眼科を受診してください。学校健診の際には行なえない精密検査で、治療が必要な状態かどうかなど、より詳しい説明をさせていただきます。


2015年グラフ旭川10月号市民の健康ガイド
「ドライな人 増えてます」
 
 ドライアイ患者は、およそ800万人と言われています。初期症状はとてもあいまいで、何となく目が疲れやすいという感じで、自分では気づきにくいものです。気になる方は、ドライアイの検査をお勧めします。
 
無意識に出る涙は大切
 涙は上まぶたの外側にある涙腺(るいせん)で作られます。涙というと、悲しい時に出る涙を思い浮かべますが、 目にゴミが入った時やタマネギをきざんだ時にもたくさん出ますし、 アクビをしても出ます。それ以外に重要な涙は、意外にも出ていることを意識させずに出ている涙なのです。この涙は、1日分溜めたとしても0.6~1ml ですから、1年分でも220~365ml 。 コーラの細い缶から太い缶くらいにしか溜まらないことになります。この涙を基礎分泌といいます。
 
関係する3つの神経
 涙の分泌を刺激する神経は、角膜の知覚を司る三叉神経、 自律神経である副交感神経と交感神経の3種です。目にゴミが入った時やタマネギをきざんだ時などの反射性分泌は三叉神経、 悲しい時などの感情的な涙の分泌は副交感神経、 基礎分泌には交感神経が作用しています。
 
涙の三層構造
 目の表面にある涙の大部分は涙腺から分泌される水分ですが、 実はそれだけではありません。水分の蒸発を防ぐ油分や、 水分を保持する働きのあるムチンというネバネバした物質が層となり表面を覆っています。この水分が減ったり、油分の減少で水分が蒸発しやすくなったり、 ムチンが少ないために水分が保持できなくなるなど3つの成分のバランスが崩れると、ドライアイの症状が出ると考えられています。
 
多彩な症状
 ドライアイは涙の量の減少や涙の質の変化で、目の表面の角膜や結膜に 障害が起きた状態のことです。目の表面の乾きによる症状は多彩で、 疲れる 、重い 、目がショボショボ・ゴロゴロする 、充血する、 痒い、 痛い、視力が下がった、 まぶしい、 目やにがでるなど、他の病気でも見られる症状が目白押しです。そこで視力検査など眼科一般検査をひと通り行い、ドライアイが疑われた場合には涙の検査になります。
 
微細な傷は染色で
 細隙灯顕微鏡検査で涙不足で目の表面に傷がついていないかを調べます。もちろん、そのまま顕微鏡で観察することもできますが、 微細な傷は色素で染色することによって、わかることがあります。フルオレセインという色素をつけて、コバルトブルーフィルターを通した 光で照らすと、傷ついた部分が色素に染まって見えます。また、この時に少し瞬きを我慢してもらい、 涙の膜の安定性を調べる検査も行います。次に涙の量を測るシルマーテストと呼ばれている検査を行います。 細長い濾紙を下まぶたに挟んで、5分間でどれくらい濡れるかで涙の分泌量を測定します。5分後に5ミリメートル以下だとドライアイと診断されます。
治療方法は2つ
1.点眼薬で目を潤す。
不足している涙の替わりに、人工涙液を点眼して直接目の表面を潤すのが、ドライアイの基本的な治療法です。人工涙液の点眼液は、頻繁に点眼していただきます。保水効果のあるヒアルロン酸の点眼薬を処方することもあります。水分とムチンの分泌を促す「ジクアホソルナトリウム」という点眼薬もドライアイに有効です。また、点眼薬ではありませんが、朝起きた時の目の表面の状態を良好に保つために、寝る前につけてもらう眼軟膏を処方することもあります。
 
2.涙点プラグ
少ない涙を有効に使う目的で、涙点プラグを入れる方法もあります。 これは涙点を塞ぐことで、少ない涙を目の表面に 長く留まるようにする方法です。 顕微鏡を使って、目頭の涙点に小さなプラグを差し込むというものですが、 痛みもなく短時間でできる処置です。コラーゲンを使用した液状の涙点プラグも使えるようになりました。
 
意識してまばたきを
 日常生活の工夫で 症状が楽になることもあり、その一つがまばたきです。 まばたきをするたびに目の表面に涙が送り込まれます。 普段は1分間に20~30回のまばたきを繰り返していますが、 コンピュータ画面を凝視している時や、集中して小さな文字の書類を 見ているときには、普段の4分の1にまで低下していると言われています。仕事中などは、意識してまばたきの回数を増やすことも 目の表面のリフレッシュになると思います。また、部屋の空気は乾燥 しがちですので、加湿を心がけ、温かいタオルで目を温めるのも 良い方法と考えられます。
 ドライアイかな?と思う方は、ぜひお近くの眼科を受診してください。


2015年グラフ旭川4月号市民の健康ガイド
「肝心なところが見えなくなる病気」
 
「肝心なものは目には見えないんだよ」作家のサン=テグジュペリは「星の王子さま」の中で、私たちに大切なものは何かを教えてくれました。今回は肝心なものは目には見えない、といった メルヘンチックな話ではなく、 「見ようとするところが、見えづらくなる」加齢黄斑変性のお話をー。
網膜の中心にある黄斑
 目の奥には網膜と呼ばれる神経の膜があり、カメラに例えると フィルムにあたります。 網膜はフィルムと違って場所によって感度に差があるのですが、 黄斑は網膜の中心部にあり、真ん中が少しへこんだ直径6ミリほどの領域で、一番感度の高い場所です。黄斑で物の形、大きさ、色などの情報の大半を識別しているといえます。
 
片目からやがて両目に
 黄斑が異常に老化して起きる病気が加齢黄斑変性です。「滲出型」と「萎縮型」に分類され、滲出型は日本人に多くみられ、進行が速いタイプです。網膜の後ろにある脈絡膜から異常な新生血管が伸び、そこからの出血やしみ出た水分が黄斑部の視細胞を傷めます。その結果、見ようとする中心部分が見えづらくなり、ゆがんで 見えたり、小さく見えたり、まん中が暗くなったりという症状が 起きます。
 症状は片目から始まりますが、やがて両目に及ぶ人が多く、失明の原因にもなります。片目に病気が起きても両目で見ると気付かないことがあります。 時々片目を隠して問題がないか自己チェックをお勧めします。例えば片目を隠し、カレンダーの日にちを区切る縦線、横線のゆがみや、見えにくい数字がないかなどのチェックが有用です。
 
最近増加傾向です
 加齢黄斑変性は、アメリカでは成人の失明原因の第1位です。日本の第1位は緑内障ですが、食生活の欧米化、高齢者人口の増加のためか、患者数が増加してきています。2007年の推定患者数は約69万人といわれ、9年前に比べ倍増しています。なぜ起こるかの原因はまだはっきりと分かっていません。 網膜の老化現象と考えられていますが、長年にわたって光を見ることに関係しているのではないかと言われています。 また、喫煙、高血圧がこの病気を速める危険があると考えられています。女性より男性に多くみられます。
 
その診断方法は
 診断は、網膜の下にある新生血管(脈絡膜新生血管)の部位、大きさなどから判断して治療方法を決定します。眼底検査のほか、眼底造影検査という腕の静脈から色素を注射し、色素が心臓から眼球に送り出されてくる状態を、眼底カメラで写真やビデオに記録することによって、 新生血管を捉えることができます。また、光干渉断層計で網膜、脈絡膜の断面像を捉えることができ、脈絡膜新生血管の部位、深さ、広がりを知ることができます。
新治療方法が次々と
 治療の主流はレーザー光凝固でしたが、脈絡膜新生血管をつぶす時に 、同時に正常網膜にもダメージを与えてしまうために、黄斑のまん中 近くに新生血管がある場合は治療ができませんでした。04年に光線力学的療法(PDT)が認可され、光線過敏物質を注射によって体内に入れて 脈絡膜新生血管に集まった時を目掛けてレーザーを照射し、 新生血管だけをつぶすという方法です。09年に血管新生を止める薬物が認可され、4~6週おきに眼球に直接注射することで、視力回復効果も望めるようになりました。12年11月には2カ月ごとに注射する新薬も承認されました。しかし、重症の場合は黄斑の障害が残るため回復にも限界があります。
 
早期発見が最重要
 加齢黄斑変性はノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥教授が開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)による初の臨床研究の対象に予定され、注目を浴びています。臨床研究は、他の治療法で効果がない重症の患者少数を対象に、安全性の確認から開始されました。
 黄斑部のダメージが軽い早期に発見することによって、重症化を予防することが重要です。50歳以降の年1回の眼底検査によって、症状が出る前に起きる目の中の変化を見つけることができます。黄斑部に老廃物がたまることによってできる「ドルーゼン」が初期変化と考えられています。この段階なら、ビタミンA、C、Eと亜鉛が入ったサプリメントを摂ることで加齢黄斑変性になりにくいという報告があります。早期発見のために、片目での自己チェックをお勧めします。


2014年グラフ旭川7月号市民の健康ガイド
「眼科の上手なかかり方」
 
 内科と違って、眼科ってあまり馴染みがないですよね。もちろん目が調子悪くなったら受診して欲しいのですが、馴染みがないだけに、何となく行きにくいなぁと感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。眼科に限らず、病気の対処に大切なことは「早期発見・早期治療」です。今回は、眼科でどのようにすればスムーズな診察が受けられるのかについてお話します。
 
まずは問診票の記入を
 多くの眼科では、初めての患者さんに「問診票」の記入をお願いすると思います。あらかじめ教えてもらえると、症状のおおよその見当や事前の検査が必要かどうかなどが分かり、準備がスムーズにできるので、余計な待ち時間を減らすことにつながります。分かる範囲でかまいませんので必ず記入をお願いします。
 目は左右2つあるので、どちらの目に症状があるのかを教えてください。この時に正しい情報が得られないと正しい診断ができるまでに時間がかかったり、本当は不必要な検査をすることになったりします。例えば「目がかすむ」という理由で受診された時は、先に視力検査・屈折検査・眼圧検査をした後に診察となります。「目やに」が多いという場合は、感染性の結膜炎の可能性があるため、視力検査は後日になります。
 
症状をメモして持参を
 いつごろから症状があり、どう変ってきたのかを教えてください。いつからの症状かによって、より正確に診断を絞ることができます。治療に 反応しやすいものかどうかの判断にもなります。家でメモを作って持参されると良いと思います。
 また、いろいろな症状がある場合、自分にとって最も重要と思う症状から順番に教えてください。例えば、過去に目の手術を受けている場合など、手術の影響が 出てきている可能性もあるので正直に教えてください。 他の眼科で治療を受けている場合も同様です。緑内障で眼圧を下げる 目薬を使用して眼圧が正常なのと、何も治療せずに眼圧が正常なのでは、その意味合いが 違ってきます。その場合、使っている目薬の名前が分かると助かります。
 
眼鏡の度数は合ってる?
 眼鏡が合っていないために疲れ目の症状が出ている場合や、遠近両用眼鏡を 掛けたほうがよく見える場合など、眼鏡が不適合なために症状が出ていることもあります。 度数と、その眼鏡を掛けた視力検査が必要です。普段使っている眼鏡を持参していただけますと、ありがたいです。なかには、普段使っていない眼鏡まで、たくさん持って来る方もいますが、普段使いの眼鏡のチェックが大切だと思います。いつ頃作った眼鏡かも教えてください。また、 コンタクトレンズは、使用方法によっては黒目に傷が 付くこともあり、傷の有無なども検査します。
 
眼科以外の病気について
 糖尿病や高血圧があると眼底出血を引き起こすことがありますが、かなり進行 しないと自覚症状は出てきません。逆に見えにくいなどの自覚症状が出てきてからでは手遅れに なってしまうこともあります。 一見、目と関係ないと思われる病気でも、治療中の病気(もしくは指摘されたことのある病気) があれば教えてください。また、服用しているお薬もお知らせいただきたいと思いますので、お薬手帳を見せてください。
 
検査は怖くありません
 視力検査は重要な検査の一つですが、本人の自覚検査です。見ようと目を細めることなく、リラックスして答えてください。はっきり見えなくても、輪の開いている方向が何となくでも分かれば答えてください。他にも検査室には、いろいろな器械があり、検査を受けてもらいますが、痛くないので、安心して受けてください。器械で検査を受ける際は、お顔を固定していただけますと、検査がスムーズに進みます。あご台にしっかりとあごをのせて、ひたい当てにひたいを付けてお顔を固定してください。
 精密眼底検査が必要と思われる方には、瞳をひろげる目薬を点眼します。瞳をひろげる目薬を点眼しますと、瞳が大きくなって、光が入っても瞳が小さくならなくなります。そのために、特に天気の良い日には、かなりまぶしく感じます。また、夜でも対向車のライトがまぶしく感じられます。この目薬は4~5時間効き目が残ってしまいます。「目がかすむ」「黒い物が飛んでいる」「物が歪んで見える」など、見え方に異常を感じる場合には、精密眼底検査が必要です。見え方に異常を感じて眼科を受診する場合は、ご自分で運転しないで受診していただけますと、ありがたいです。
 目に何か気になることがありましたら、どうぞお近くの眼科にかかってください。


2013年グラフ旭川8月号市民の健康ガイド
「白内障の手術は1回しかできないの?」
 
 外来で患者さんの診察をしている中で、よくある質問の一つに「白内障の手術は1回しかできないのですか」というのがあります。白内障の手術自体は1回しかできないのではなく、1回しかする必要がないことを話していますが、他の病気になってしまった時には、その治療が必要になります。今回は白内障の手術の後に生じる最も頻度の高い合併症である後発白内障についてのお話をー。
 
注意、手術後の視力低下
 白内障手術が問題なく無事に終わり、視力回復が得られて順調に過ごしていたケースでも、手術後しばらくたってから視力が低下してくることがあります。他の病気にかかってしまったためという場合もありますが、後発白内障が原因ということが多くみられます。
 現在の白内障手術は、水晶体の袋の前面(前嚢)を円形に切除し、水晶体の中身を超音波の器械で破砕吸引し、袋の後面(後嚢)は残し、その袋の中に眼内レンズを移植します。手術後数か月から数年経過したころに徐々に水晶体の後嚢が濁ってきますが、これは後嚢混濁と呼ばれます。この後嚢混濁によって視力低下をきたした状態を後発白内障といいます。
 
3つのタイプ
 後発白内障は手術後に残った水晶体上皮細胞が増殖・分化して生じる水晶体の不完全な再生と考えられています。現在の白内障手術では、水晶体嚢を温存しますので、水晶体上皮細胞を完全に除去することは不可能なため、後発白内障が起きることがあります。
 後発白内障は、臨床上3つに分類されます。一つは線維性後嚢混濁で、前嚢切開縁を中心に白濁が広がるものです。二つ目が水晶体前後嚢に囲まれた水晶体周辺部がドーナツ状に盛り上がるゼンメリング輪です。そして三つ目が眼内レンズと後嚢の間に生じるキャビア状の「エルシュニッヒ真珠」と呼ばれるタイプのものです。
 
術後5年で30%の発生率
 発生率については、多くの報告がなされています。眼内レンズの素材、眼内レンズ光学部のエッジの立ち方などのデザイン、前嚢切開の大きさなどがその発生率に影響すると考えられていますが、おおよその発生率は、術後1年で10%、3年で20%、5年で30%くらいと言われています。
 後発白内障が発生しやすい患者側の因子としては、ぶどう膜炎、網膜色素変性、アトピー、強度近視などがあり、白内障術後に炎症をきたしやすいことが後発白内障の発生を促すと考えられています。
 
痛みのないレーザー手術
 後嚢混濁が進行し、視力低下が起きたらレーザー治療が行なわれます。ネオジム・ヤグレーザーのレーザー光が1点に収束したときに生じる衝撃波によって、後嚢を切開します。
 この治療は通常外来で使用している細隙灯顕微鏡と同様の器械にレーザーが組み込まれていますので、外来で実施することができます。コンタクトレンズを目に装着して治療を行ないますので、点眼麻酔を使用しますが、レーザー治療には全く痛みを伴いません。通常は数分で治療が完了します。治療後には、切開した後嚢が硝子体側に遊離しますので、一時的に飛蚊症が生じますので、あらかじめ説明が必要です。
 
合併症
 ネオジム・ヤグレーザー後発白内障切開術は、有効性、安全性ともに高い治療と考えられていますが、術後合併症の可能性もあります。最も頻度が高いのは虹彩炎、眼圧上昇です。眼圧上昇予防剤の点眼を術前、術後に使用し、術後にはステロイド点眼を処方するのが一般的です。
 また、白内障手術後の比較的早期に後発白内障切開術を施行した際に、嚢胞様黄斑浮腫という視力低下の原因となる合併症を引き起こす危険性があること、またまれにではありますが、網膜剥離の発生頻度が上昇することも報告されています。したがって、後発白内障切開術後には、眼底検査をしっかり行なうことが重要です。
 白内障の手術自体は1回で完結するものですが、白内障術後の視力低下にはいろいろな原因が考えられます。視力低下の原因が後発白内障だった場合は、レーザー治療によりまた見えるようになりますので、とても喜んでもらえます。
 しかし、他の病気が原因である場合には、それぞれの病気に対する治療が必要になります。早期発見、早期治療によって治療可能な病気もありますので、白内障術後の視力低下が起こった時は、すぐに眼科を受診して、その原因を明らかにする必要があります。


2012年グラフ旭川6月号市民の健康ガイド
「検査の数だけ抱きしめて」
 
1.はじめに
 昨年6月号の市民の健康ガイドに「私をスキーに連れてって」のパロディで「私を眼科に連れてって」、9月号に「彼女が水着にきがえたら」のパロディで「彼女が診察室に入ったら」というお話を掲載していただきました。そこで今回は「波の数だけ抱きしめて」のパロディで「検査の数だけ抱きしめて」というタイトルで、眼科で行われる検査についてのお話をさせていただきます。
2.精密検査を受けましょう
 眼科診療の特色って何でしょうか。皆さんの考える特色と、私の考える特色に違いがあるかもしれませんが…。私の考える特色は、検査が多い、診察室が暗くなる、診察がまぶしい、ということでしょうか。
 眼科に診察を受けに行くと、診察の前に視力、屈折、眼圧などの検査があり、時間を要してしまうという印象があると思います。もちろん、「はやり目」のような感染性疾患が疑われる時は、検査をせずにすぐに診察する場合もあります。そこで今回は数多い眼科検査器械についてお話しします。
3.眼科の検査器械あれこれ
(1)オートレフラクト・ケラトメータ
 オートレフラクトメータは近視、遠視、乱視などの目の度数を測ります。のぞくと牧場の家や気球などの指標が見えますので、ぼんやりとその指標を見ていていただきます。
 オートケラトメータは角膜(黒目の表面の膜)のカーブを測ります。乱視の主な原因は角膜のカーブのゆがみです。コンタクトレンズ処方の際には必ずこの機械で検査し、白内障手術の術前検査として、目の中に入れる眼内レンズの度数を決定する際にも使います。
 これらの検査は痛くもまぶしくもないのでご安心ください。
(2)ノンコンタクト・トノメータ
 これは眼圧といって、目の硬さを測ります。 目の表面にピュッという空気が当たります。初めての時は、 少しビックリされることがありますが、決して痛い検査では ありませんので、ご安心ください。患者さんの中には 
「空気銃で撃たれる検査は怖いから、受けたくない」と言われる方もいますが、最近の器械は以前のものより空気銃の 威力が落ちていると思います。確かに空気が 「いつ出るか、いつ出るか」と思うと嫌な気分になることは分かります。 眼圧を測って、緑内障がないか調べます。緑内障は、自覚症状がなく、 視野がかなり狭くなるまで気付かない病気ですので、早期発見が 重要になります。
(3)角膜内皮細胞検査
 コンタクトレンズ希望の方、目の手術を受ける(受けた)方には、角膜内皮細胞検査を行います。角膜内皮細胞は、角膜の透明性を保つために重要な働きをしています。加齢と共にともに減少することは避けられませんが、コンタクトレンズの誤った使用や、目の手術によっても減少し、減少した細胞は再生しません。コンタクトレンズで細胞を減らさないように、正しいフィッティングのレンズで、かつ?酸素透過性の優れたレンズを正しい使用法で装用しなければなりません。また白内障手術で角膜内皮細胞を減らさないように、目に優しい白内障手術を心がけています。
(4)視野検査
 緑内障の診断と経過観察には、精密な視野検査が欠かせません。目の神経が傷害されて、見える範囲が知らないうちに狭くなってくる?病気が緑内障です。40歳以上の方の17人に1人は緑内障と考えられています。クラス会をやったら、クラスに2人は緑内障の人がいる確率になります。視野検査は自覚検査なので、検査時間が長くなると、疲れて集中できず、検査結果があてにならなくなる心配があります。検査時間は短く、しかし必要な部位の検査は確実に行う必要があります。最近の自動視野検査器械は短時間に緑内障の初期変化を見つけ出すことができるように設計されています。
(5)眼底カメラ
 眼底カメラにはカラー写真を撮るものから蛍光写真を撮るものまであります。眼底を客観的に記録するだけでなく、診断的価値も高いものです。撮影部位や撮影倍率を変えることによって目的の部位を確実に撮影することが可能です。
(6)超音波検査
 超音波の性質を利用して目の奥行きを測るAモードは、白内障手術時に挿入する眼内レンズの度数を決めるために使います。Bモードは眼底が見えないときに眼内の状況把握に有用な情報を与えてくれます。
(7)光干渉断層計
 OCT と呼ばれ、今まで捉えることのできなかった眼底の断層像を撮影することができるようになりました。近年増加傾向にある加齢黄斑変性、黄斑円孔の診断、さらに緑内障の診断にも応用されるようになってきています。
(8)網膜電位図
 光刺激に対する網膜の電気反応を記録する器械です。網膜の他覚的検査として、網膜のどの層に機能異常があるのかを推測できます。
(9)ヘススクリーン
 自覚的な眼位ずれを記録する検査で、眼球の動きと複視の状態を検査することができます。
 
4. さいごに
 眼科クリニックではいろいろな検査器械があり、これらから得られる客観的な結果と、患者さんの主観的な症状の話を聞き、目の表面と場合によっては目の奥までみて診断をつけ、治療します。検査器械から得られる結果は非常に重要ですし、信頼できる結果が得られるように、注意深く検査します。検査器械はどれも重量があり固定して使用していますので、皆さんに次々と椅子を移っていただく面倒をお掛けしますが、どうぞご容赦ください。


2011年グラフ旭川9月号市民の健康ガイド
「彼女が診察室に入ったら」
 
1.はじめに
 今年の6月号の市民の健康ガイドに「私をスキーに連れてって」のパロディで「私を眼科に連れてって」というお話を掲載していただきました。
 そこで今回は「彼女が水着にきがえたら」のパロディで「彼女が診察室に入ったら」というタイトルで、眼科診察室で行われる検査についてのお話をさせていただきます。
 
2.細隙灯顕微鏡検査
 まず最初に、これは細隙灯顕微鏡で写した右目の写真です。
 瞳を大きくする目薬を入れた後に撮りましたので、瞳(瞳孔)が大きく広がっています。細隙灯という細い光を左側から照らしていますので、C のような光の筋となっているのが、透明な角膜からの反射です。瞳の中にピント合わせの働きをしてくれているレンズ(水晶体)が見えます。この水晶体が白く濁ってくるのが白内障です。
 細隙灯顕微鏡検査では、観察倍率や焦点を合わせる部位を変えることによって、まぶた(眼瞼・マイボーム腺・涙点)、まつ毛(睫毛)、黒目(角膜・前房・水晶体)、茶目(虹彩)、白目(結膜・強膜)だけでなく、検査用レンズを使うと目の奥(硝子体・網膜・視神経)までを立体的に診察することができます。
 この検査は眼科の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診察の都度行われます。内科医にとっての聴診器のように、細隙灯顕微鏡は眼科医には大切な検査器械です。
 
3.細隙灯顕微鏡検査のオプション検査
(1)生体染色顕微鏡検査
 異物が入ったり、逆さまつげが当たったり、涙の量が減っているドライアイという病気によって、黒目の表面の角膜に傷がつくことがあります。角膜は身体の中でも最も敏感な部位と考えられ、少しの傷でも強い痛みを生じます。透明な角膜についた小さな傷は、色素をつけ、特殊なフィルターを通して観察することによって、見落とすことはありません。また、ドライアイでは涙の量が減っているだけでなく、涙が蒸発しやすい状態になる質の異常を伴うことがあります。角膜を染めた後、瞬きを我慢してもらい、涙の表面の膜(涙膜)が破れる時間を計ることによって、涙の質を定量的に判断することもできるのです。
(2)ゴールドマン眼圧計
 点眼麻酔をした後、細隙灯顕微鏡に付属した器械を直接角膜に触れさせることによって、目の硬さ(眼圧)を測定することができます。
(3)隅角検査
 前房と呼ばれる角膜と虹彩?水晶体で囲まれる目の中のスペースが狭い場合、また緑内障と診断した場合は、特殊なコンタクトレンズを目に装着し、目の中で房水(眼内組織に栄養を運搬する液体)が流れ出て行く経路が開いているか、つまっているかを検査することや、その部位の異常がないかを調べることが可能です。
 
4.細隙灯顕微鏡検査の上手な受け方
 患者さんは器械の前に座り、あごを台に載せ額を固定します。多少まぶしい感じはありますが、額を離さないよう軽く前のめりになる感じで、まっすぐ見ていただきたいと思います。その後、診たい方向に目を動かすように指示がでますので、指示に従って目だけを動かしてください。それほど長い時間はかからないと思います。
 
5.眼底検査
 これは、眼底カメラで写した右目の眼底写真です。
 丸くお月様のように見えるのが、視神経乳頭と言って、目の神経が脳へと伝わっていく出口です。その中を通って、心臓から目に血液を送る動脈(細いほうの血管)と、帰り道の静脈(太いほうの血管)が走っています。中央の少し暗く見える部分が、黄斑と言って視力にかかわる最も重要なところです。
 手持ち式検眼鏡もしくは額帯式検眼鏡と集光レンズを用いる倒像眼底検査が一般的です。そのままの状態でも眼底検査することは可能ですが、瞳を開く目薬をさして30分ほどしてから行う精密眼底検査では、網膜の端まで観察することができます。目の前に黒いものが飛んでいるように見える飛蚊症のときなどは、精密眼底検査が必要です。
 眼底検査により、硝子体混濁の検出、視神経乳頭の評価、黄斑部を含んだ網膜および血管の変化の検索が可能です。
 
6.眼底検査の上手な受け方
 検査自体は少しまぶしいくらいで、痛くない検査です。 目の中を360度端まで診るためには、患者さんに目を動かしてもらう
必要があります。この時も顔は動かさずに目だけを指示の通りに動かしてください。目薬をさした場合は、検査後も3~4時間瞳がひろがっているため、見づらくなりますので、なるべく自分で運転せずに来院してください。
7.おわりに
 検査室で行われる細隙灯顕微鏡検査と眼底検査は、眼科の基本診察です。怖くない検査ですので、安心して検査を受けてください。


2011年グラフ旭川6月号市民の健康ガイド
「私を眼科に連れてって」
 
1.はじめに
 「目の検診を受けましょう」と聞いたことはあると思いますが、自覚症状がないとなかなか眼科を受診することはありませんよね。
 眼科の病気にはいろいろありますが意外と自覚症状がなかったり、目は二つあるために片方の目に病気があっても、自覚されにくいことがあり、眼科検診によって病気が見つかることも多いのです。転ばぬ先のつえとして、眼科検診を受けることをお勧めしています。
2.ものを見る仕組み
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。まずはものを見る仕組みをお話させてください。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。今のところは、「目の奥にもカメラと同じようにフィルムがあって、そこに像を結びます」というふうなお話でご理解いただけていますが、デジタルカメラが当たり前の時代になって来ていますから、その説明の方法も考え直さなければならない時が来るのかもしれません。
 人の目を見た時に、黒目として認識される部分の表面には、角膜という透明な膜があります。角膜の後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩と呼ばれ、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあります。明るい所、暗い所では虹彩が動き、瞳の大きさを変えますので、カメラの絞りに当たります。この虹彩の後ろに水晶体という透明な部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私たちが見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフルムに当たる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。カメラではレンズが前後に動きますが、水晶体はその厚みを変えることによってピントを合わせてくれています。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私たちは初めてものを見ることができます。
 目の奥には網膜と呼ばれる神経の膜があります。カメラのフィルムに当たりますが、カメラのフィルムと違って網膜は場所によって感度が違っています。網膜の一番底の真ん中にあたる黄斑という場所が、一番感度が高くなっています。
 
3.眼科検診
 眼科検診でよく知られているものとして、3歳児検診、学校検診、人間ドックでの眼底検診があげられます。
 3歳児検診では、斜視も見つかることはありますが、見た目から親御さんが先に気がつくことが多いものです。3歳児検診で見つけることができる病気に弱視があります。特に片眼の弱視(不同視弱視)は、他方の目の視力は良好ですので、見えにくそうにしているというそぶりがないため、3歳児検診で視力の項目が取り入れられる以前は、就学時検診で初めて見つかって治療がうまくいかないこともありました。
 学校検診では、子どもさんの視力低下を早期に見つけることができます。急に視力が落ちるわけではないので、視力が0.3を切っていても、案外子どもさんは不自由ないと答えるものです。でも0.3を切っていると黒板の字は見えにくいはずですので、眼鏡も考えてもらいたいと思います。以前、学校検診で行われていた色覚検査は必須ではなくなってしまいました。家族に色覚異常の方がいる場合は、是非眼科で検診を受けることをお勧めします。
 人間ドックでの眼底検診では、以前は高血圧の変化、動脈硬化の変化を見ることが目的でした。最近では、日本人には緑内障の患者さんが多いことが判明し、眼科医が判定する人間ドックの眼底写真の視神経の変化から見つかることが増えています。緑内障は進行するまで自覚症状の出ない病気で、逆に自覚症状が出た時には、かなり進行していることが多い病気です。
 
4.眼科で行われる検査
 眼科では、視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査を行います。
 視力検査は、裸眼視力(そのままの状態でどれくらい見えるか)、眼鏡視力(ご自分の眼鏡でどれくらい見えているか)、矯正視力(一番ピントがあった眼鏡をかけた状態でどこまで見えるか)の検査を行います。
 眼圧検査は、目の硬さを測るものです。緑内障の病気の進行には高い眼圧が影響していると考えられており、眼圧の把握が重要と考えられます。緑内障は40歳以上の17人に一人くらいの割合で発症することが明らかになりましたが、自覚症状が少ないために、その内の80~90%の方は眼科を受診していないと言われています。
 細隙灯顕微鏡検査は、診察室で行われる検査で、目の表面から目の奥まで直接観察し、必要によって色素やレンズを使って、目に病気がないかを詳しく調べる検査です。
 眼底検査は人間ドックの眼底検査より詳しく見るために、目薬を入れて瞳を広げて検査する方法があります。この目薬の検査を受ける場合は、4.5時間まぶしくなりますので、すぐには車の運転は避けていただきたいと思います。もちろん後日改めて検査を受けることもできますので、ご相談していただきたいと思います。
 
5.さいごに
 眼科で行われる検査は、どの検査も痛みを伴う検査ではありません。少しまぶしいと感じることはあるかとは思いますが、基本的には怖い検査ではありませんので、おっくうがらずにぜひ眼科検診を受けることを勧めします。


2009年グラフ旭川2月号市民の健康ガイド
「17分の1」
 
1.はじめに
 「17分の1」という確率は高いでしょうか、皆さんはどう感じられますか?
 1月24日に発表された年賀状の4等のお年玉切手シートの当たる確率は50分の1です。当たりそうで、なかなか当たりませんよね。
 40歳以上の17人に1人と言われたら、どうですか?久しぶりに集まったクラス会、クラスの中に2人か3人いるとすると多いですよね。
 実はこの40歳以上の17人に1人というのは、緑内障の患者さんの割合なのです。日本緑内障学会の調査によりますと、60歳代では13人に1人、70歳以上では8人に1人が緑内障ということがわかりました。
 
2.緑内障とは
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。ものを見る仕組みを考えながら、緑内障という病気について考えてみましょう。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。
 緑内障は視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。視神経は100万本以上の神経線維の束で、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしています。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっています。視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられています。
 
3.眼圧とは
 目には一定の硬さがあります。これは、目の中で作られている水と出ていく水が丁度つり合っていて、目の硬さをほどよい状態に保っているからです。眼圧は血圧と同じ単位(mmHg)で測定されますが、正常の眼圧は10~21mmHg です。眼圧が上がることによって、視神経乳頭の傷害が起こることは解明されており、以前は緑内障と言えば、眼圧が高いと考えられていました。しかし、日本人には眼圧が正常範囲に入っていても緑内障になる人が多いことが判明し、正常眼圧緑内障と呼ばれています。正常眼圧緑内障では、視神経の強度が関係しているとみられ、例え正常範囲内の眼圧でも、その患者さんにとっては負担になっていると考えられます。
 
4.緑内障の症状・検査
 視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けてしまいます。しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。
 緑内障は、眼圧検査、眼底検査、視野検査などから診断でき、これらは眼科で一般的に行われる検査です。緑内障は自覚症状がほとんどありませんので、眼科受診した際に偶然発見されるということが最も多いのです。どの検査も、痛くありませんので安心して検査を受けて下さい。
 
5.緑内障の治療
 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできません。治療の目的は、緑内障がそれ以上に進まないようにすることです。早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。治療は視神経乳頭に傷害を与える一番の原因である眼圧を低くコントロールするということです。
 現在では緑内障治療の点眼薬だけでも10種類以上あり、非常によく眼圧を下げる点眼薬も出ています。まずは点眼薬による治療が開始されますが、病状の進行が止められない場合にはレーザー療法、手術療法が必要になる場合もあります。
 
6.さいごに
 緑内障は、白内障とならんで壮年期以降の人々にみられる眼科の代表的な病気です。白内障の多くは、白髪や肌のシワと同じで、年齢とともに誰にでも起きる変化ですが、緑内障は皆に起きる変化ではなく、目の病気です。緑内障と白内障、名前はよく似ていますが、全く別の病気です。緑内障は早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことが出来ます。生涯にわたり目の健康を保つために、40歳を過ぎたらぜひ眼科での目の検診を受けることをお勧め致します。


2008年グラフ旭川2月号市民の健康ガイド
「私の目が黒いうちは…」
 
1.はじめに
 「私の目が黒いうちは…」っていうセリフ、テレビドラマで強面のお父さんが言っているのをたまに見かけますよね。今回はそういう話ではなく、進行すると瞳の中央が白くなってくる白内障についてのお話を。
 
2. 白内障とは
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。
 白内障とは、水晶体が白く濁ってくる状態です。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなります。
 
3. 白内障手術
 白内障になると、初期のうちには薬によってその進行を遅らせることができる場合がありますが、完全に治療することはできません。進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われています。白内障は手術により視力を取り戻すことができる良性の病気です。
 手術は、局所麻酔で行われ、痛みはありません。手術時間は白内障の程度によって様々ですが、通常10~30分程度です。国内で年間100万件以上行われておりますので、1年間で上川支庁の住民の方全員が両眼の手術を受けている計算になります。
 手術は超音波乳化吸引術という方法が一般的で、3mm以下の傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出します。白内障を取り除いたあとに、水晶体の屈折力を補正するための眼内レンズを挿入します。眼内レンズも、挿入する傷口を小さくするために折り畳んで入れるやわらかいものが主流ですので、傷口が3mm以下のままで済み、縫合の必要がありません。
 小切開無縫合超音波乳化吸引術を行うことにより、患者さんの全身状態や手術後の通院に問題がなければ、日帰り白内障手術を受けることも出来ます。日帰り手術を受ける患者さんは、通院できる方、重篤な合併症がない方、家族の協力が得られる方などが条件となります。目の手術というと怖いイメージがありますが、白内障の手術技術、器械は進歩し、材質の良い眼内レンズも開発されていますので、安心して手術を受けて下さい。
 手術により、ほぼ白内障が起きる前の見やすさを取り戻せますが、眼内レンズは水晶体のようにピントを調節する機能がないため、不便に感じることがあります。その場合は眼鏡を使用します。眼鏡は手術後1カ月ほどたって、視力が落ち着いてから作っていただいています。 
 当クリニックでは、まだ行っていませんが、昨年2月に多焦点眼内レンズと呼ばれる遠近両用の眼内レンズも認可されました。遠近両用眼内レンズにしますと、術後に眼鏡をかける時間が少なくて済むようです。遠近両用眼内レンズは保険が適応されませんので、片目の手術に35万~45万円の自己負担となります。
 
4. 当クリニックでの日帰り白内障手術の現況
 おかげ様で当クリニックで日帰り手術を受けてくださった方が
増えてきています。開院してから2004年末までに202件、2005年に215件、2006年219件、2007年219件、2008年211件の手術をさせていただきましたので、1066件執刀させていただいたことになります。両眼の手術を受けてくださった方が365人いらしたで、701人(男性336人女性365人)の方の目をあずからせていただいたことになります。
 患者さんの年齢別の人数を調べてみました。一番若い方は36歳で高齢の方は91歳でした。
 70歳代の方が一番多く44%、次いで60歳代の方が27%、80歳代の方が17%でした。
 
5. 日帰り白内障手術を考えている方へ
 白内障手術を受けている方が周りにも多いと思いますが、なかには「日帰り手術で行うものだから簡単なんでしょ」と非常に安易に考えられている方がいらっしゃることがあります。日帰りで手術を行いますが、手術の内容は入院手術と同じです。術後を病室で過ごすか、住み慣れたご自宅で過ごすかの違いだと考えてください。手術後、安静を強いることはありませんが、手術当日は眼帯をしていますので、片目ですと遠近感が分らなくなり、非常に足元手元がおぼつかなくなります。台所仕事などは、手術当日は避けるようにお話しております。
 白内障手術での一番の心配事は目にばい菌が入ることです。手術後は目を擦らないことが、最も重要です。手術後の3日間は入浴を禁止していますし、2週間は保護眼鏡をかけてもらっています。また、手術後しばらくは、ばい菌止め(抗菌剤)、炎症止め(消炎剤)の目薬を使っていただきます。
 日帰り手術が可能かどうか、一度ご相談にいらしてください。当クリニックは予約の方を優先して診療しておりますので、ご来院の前に電話かメールでご予約をお願い致します。


2007年グラフ旭川2月号市民の健康ガイド
「私の目の中の…」
 
1.はじめに
 数年前に「私の頭の中の消しゴム」という映画がヒットしましたが、今回は、眼科を受診されるきっかけとして比較的多い、「飛蚊症(ひぶんしょう)」についてのお話です。飛蚊症の正体は「私の目の中の濁り」なんです。
 飛蚊症の不快な症状を訴える患者さんのお話を伺っていますと、「嫌な気分」の訴え方にも、十人十色、色々あります。
・睫毛に何かついているみたいで、うっとおしい
・ススが飛んでいる
・カエルの卵みたいなものが動いている
・タバコの煙りの輪が飛んで見える
・フワフワした雲みたいなものが見える
・髪の毛みたいなものが動いている
・微生物みたい
・ゴマが見える
などなど・・・
皆さん、不快な症状を色んな言い方で教えて下さいます。
 
2. 飛蚊症とは
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。ものを見る仕組みを考えながら、飛蚊症という症状について考えてみましょう。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラの絞りに当たります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私たちが見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私たちは初めてものを見ることができるのです。
 カメラのボディは硬く頑丈に作られていますが、目は柔らかく、カメラのボディの中は空っぽですが、目の中には硝子体(しょうしたい)という生卵の白身のようなドロドロした透明な液体が詰まっています。
 この硝子体の中に濁りができますと、明るい所を見た時に、その濁りの影が目に底の網膜にうつり、それを飛蚊症として感じるわけです。
 飛蚊症の原因は、硝子体の濁りなのですが、この濁りの原因が、病気によるものなのか、そうでないのかを鑑別することになります。
3. 飛蚊症は心配ないって聞いたけど
 飛蚊症で受診される方のほとんどは、心配のないもの(病気ではないもの)なのですが、なかには網膜剥離や網膜剥離の原因となる網膜の穴が見つかる場合や、目の中の出血や、目の中の炎症など病的なものが原因となっている場合もあります。
飛蚊症には
心配ないもの:生理的飛蚊症
病気によるもの:病的飛蚊症
があるのです。
 
4. 精密眼底検査
 この鑑別には、瞳をひろげる必要があります。瞳をひろげる目薬を点眼し、30分くらいお待ちいただき、詳しく目の中の端っこまで、見せていただきます。
 検査自体は少しまぶしいくらいで、痛くない心配のない検査です。ただし検査後も3~4時間瞳がひろがっているため、見づらくなりますので、なるべくご自分で運転せずにお出でください。
 
5. 生理的飛蚊症と病的飛蚊症
生理的飛蚊症
精密眼底検査を受けていただき、目の中に病気が見つからなければ、その飛蚊症は心配なものではなく、生理的飛蚊症です。生理的飛蚊症の硝子体の濁りは年をとることによって生じた硝子体の変化によるものです。と、お話しますと、「年のせいですか・・・」と無意味にがっかりさせてしまう心配がありますので、「20歳を過ぎた頃から出てくるのですが・・・」と説明させていただいております。と言いますのも、20歳頃から飛蚊症を感じている自分が、「年のせい」とは思いたくないという気持ちの表れかもしれません。
病的飛蚊症
これは目に病気があって硝子体に濁りができるものです。飛蚊症が病気の初発症状になっているわけですから、見逃すことはできません。
1. 網膜裂孔・網膜剥離
 神経の膜である網膜に穴があく病気です。穴があく時に飛蚊症、光視症(暗い所で光が見える症状)を伴うことがあります。早く見つければレーザー光線で穴の周りを焼き囲み、網膜剥離になることを防ぐことができます。
 見つけるのが遅れると網膜剥離となり、手術が必要となってしまいます。
2. 硝子体出血
 出血の原因は網膜に穴があいた時、網膜の血管に病気のある時などです。糖尿病網膜症が悪化して、出血する場合もあります。
3. ぶどう膜炎
 目に炎症の起きる病気に伴って、硝子体が濁る場合があります。
病的飛蚊症の場合は、それぞれに適切な治療が必要になります。
 
6.さいごに
 飛蚊症を自覚した日時がはっきりしている時、視力低下、かすみなどの症状を伴う時は、病的飛蚊症の可能性がありますので、なるべく早く診察を受けに来て下さい。
 網膜の端っこまで診せていただいて、異常がなければ心配のない場合がほとんどですので、安心のために診察を受けていただきたいと思います。


2006年グラフ旭川2月号市民の健康ガイド
「目に入れても痛くない話」
 
1.はじめに
 私には「目に入れても痛くない」ほど可愛がっているものがあります。大学1年生の時からですので、もうかれこれ24年の付き合いになります。それは、コンタクトレンズ(CL)です。
 私は強度近視でCLなしでは人前には出たくないですし、CLの恩恵にあずかっている者の一人ですが、そのありがたいCLでトラブルを起こす方が非常に多いので、正しく使用していないために危険にさらされている方には、ついつい辛口になってしまう傾向があります。
 CLに対する私の考え方は、「CLはあくまでも目にとっては異物であり、きちんと使用しなければ目に害を及ぼす危険性のあるもの」ですが、「きちんと使用すれば安全であり、視力の悪い人にとって非常に便利でありがたいもの」というものです。
2. コンタクトレンズの始まり:豆知識
 世界で最初にCLを発明したのはレオナルド・ダ・ビンチと言われています。1508年に大きなガラスボウルに水を入れて、水面に顔をつけてボウルの中の水を通して外を見る実験をしたとされています。
 一方、日本でのCLの始まりは、日本医史学会評議員 奥沢康正先生によりますと、「史料から確認できないが、豊臣の残党狩りを逃れるために、魚のうろこを角膜上に載せて盲人を装ったのがはじめとされる」とのことです。眼鏡とは違う方法で良く見えるようにしようという発想と目の中にモノを入れて見えなくしてしまうという全く逆の発想。モノの始まりって興味深いですね。納豆を最初に食べた人って勇気がある、って話がありますが、最初にCLを入れた人も勇気ありますよね。
 
3. CL の種類とその特徴
A.ソフトコンタクトレンズ
(1)1日使い捨てレンズ
1日使ったら捨ててしまいますので、レンズに汚れがたまる心配がありません。また、洗浄・消毒などのケアが不要です。アレルギー性結膜炎にも対応しやすいという利点があります。ただし、毎日使う場合は、コスト高になってしまいます。
(2)定期交換型使い捨てレンズ
1週間、2週間、1ヵ月で交換するタイプのレンズです。このうち1週間型は1週間、目につけたままのタイプのレンズで、トラブルが多く、お勧めしていません。定期交換型は洗浄・消毒などのケアが容易で、1日使い捨てよりもコスト面で有利です。
(3)通常のSCL(コンベンショナルレンズ)
洗浄・消毒などのケアが面倒です。どうしても汚れてしまいますので、なるべく早めの交換が必要です。アレルギー性結膜炎の強い方には使えません。
B.酸素透過性ハードコンタクトレンズ(RGPCL)
安全性には、最も優れています。ただし、慣れるまでに時間がかかり、異物感のため装用できない方もいらっしゃいます。近視度数の強い方、1日の装用時間の長い方にお勧めしています。
4. 眼鏡との併用
 CLを使用する方に(既に使用している方にも)強調したいことは、「眼鏡と併用しましょう」ということです。CLは角膜に直接載せますが、角膜に必要なものは、酸素です。角膜は涙から酸素という栄養を受けていますので、正しいフィッティングで、酸素透過性の優れたレンズを、正しい使用法で装用しなければなりません。起きている時間帯に眼鏡をかけて、CLをしていない状態の時間を持つようにしましょう。お勧めは、お家に帰ったら眼鏡にすることです。
CLは 眼鏡の代わりに使えるものですが、眼鏡の替わりに使うものではありません。
 
5. 角膜内皮細胞
 不適切なCLを長期に使用した場合には、角膜障害を起こしてしまうことがわかっています。角膜内皮細胞は角膜の透明性を保つために重要な働きをしていますが、加齢とともに減少し、恐ろしいことにCLの誤った使用によっても減少し、一度減少した細胞は再生しないということがわかっています。透明な角膜を一生守るためには、正しいCLの知識が必要だと考えております。図1は72歳男性の白内障手術前の角膜内皮細胞です。72歳ですが、角膜内皮細胞数は2769で、異常ありません。一方図2は、SCLを30年間使用している56歳女性の角膜内皮細胞です。一つ一つの細胞が大きくなっており、角膜内皮細胞数も981にまで減少しています。これ以上細胞が減少してしまいますと、角膜は透明でいられなくなる怖れがあります。当クリニックでは、CLご希望の方、今までCLを使ってらした方には、角膜内皮細胞検査を行います。また、ご自身の角膜の細隙灯顕微鏡画像もお見せしますので、ご一緒にどのようなCLが目に適しているのか相談させていただきます。
 
6.さいごに
 今や多くの人がCLを装用し、その数は1400万人を超えると言われています。しかし、不適切な使用により、CL装用者の7~10%に眼障害が発生していると報告されています。大切な目です。CLは「目に入れても痛くないように」可愛がって下さい。


2005年グラフ旭川5月号市民の健康ガイド
「甘くない目の話」
 
1.はじめに
 「甘くない目の話」をさせていただきます。それは、成人の失明原因のトップになっている病気のお話です。毎年3000人以上の方が、その病気の合併症で視力を失っている「糖尿病」のお話です。糖尿病は内科の病気ですが、眼科にも大いに関係があるのです。「甘くない目の話」ですから、糖尿病の方には耳の痛い話になってしまいますが、痛い目に合わないように、お付き合い下さい。
 
2.糖尿病とは
 糖尿病はその名前から「尿に糖が出る病気」と考えられがちですが、血液に含まれる糖分(血糖値)が多い状態が続く病気です。食事に含まれる糖分は、膵臓からでるインスリンというホルモンでエネルギーに変えられますが、糖尿病では、このインスリンの量や働きが低下してしまうことによって、血糖値が高くなってしまいます。糖尿病といえば、のどが渇く、多尿になるというのが、有名な症状ですが、それらの症状は高血糖が持続した場合に出るもので、多くの糖尿病の方は無症状なのです。
 糖尿病の人は糖尿病実態調査によりますと、「糖尿病が強く疑われる人」が690万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」の680万人を合わせると、全国に1,370万人いると推定されています。その中で糖尿病で治療を受けている人が約212万人しかいない理由も、自覚症状が出にくいためと思われます。
 
3.糖尿病で目が悪くなるの?
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。ものを見る仕組みを考えながら、糖尿病の目の影響について考えてみましょう。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。糖尿病ではカメラのフィルムにあたる網膜が冒されてきます。「糖尿病網膜症」という病気で、カメラのフィルムの感度が低くなったり、フィルム自体が破損してしまうような状態です。
 網膜には細かい血管が張りめぐらされており、画像を映すという働きのためには充分な酸素が必要です。糖尿病の血液は糖分が多く含まれているため、血管に負担がかかり、血液の流れが悪くなって、網膜に充分な栄養を運ぶことができなくなってしまうのです。
 
 4.糖尿病網膜症
 自覚症状の少ない糖尿病ですが、糖尿病網膜症も、初期には自覚症状がありません。糖尿病になってから糖尿病網膜症が出てくるには数年から十年くらいかかることがわかっています。糖尿病にかかって、すぐ目に来るわけではありませんし、血糖コントロールが良好な場合は、網膜症は出てきません。初期には自覚症状がありませんので、ここで眼科の出番です。糖尿病と診断された方は、見え方が何ともなくても眼科を受診し、眼底検査を受けていただく必要があります。糖尿病網膜症は眼底出血から始まりますが、眼底写真の検査だけでは見逃されることもあります。眼底写真は目の奥の中央部分のみしか撮せないからです。眼科で瞳をひろげる目薬をつけて、精密眼底検査を受けることをお勧めします。糖尿病と言われたら、是非眼科を受診して下さい。
 
 5.糖尿病網膜症の進行と治療
 糖尿病網膜症は、単純網膜症、増殖前網膜症、増殖網膜症の三段階で進行していきます。
 単純網膜症の段階では視力には影響がなく、血糖コントロールの改善によって治すことができます。しかし、視力に影響の出てくる増殖前、増殖網膜症の前段階ですので、定期的に眼科を受診し、網膜症が悪化していないか確認することが大切です。
 増殖前網膜症でも、視力に影響の出ていないことが多いことが、この病気が失明につながる最大の要因です。この段階でレーザー光凝固術を行うことが失明に至ることをくいとめる最良の治療です。
 増殖網膜症になって、目の中にすすが飛んだり、赤いカーテンがかかるなどの自覚症状が出てきますと、相当に進んで手遅れに近い状態です。治療としては、硝子体手術が必要になってきますが、その前にレーザー光凝固術が充分に行われているかどうかが、結果を左右することが多いのです。
 
6.さいごに
 糖尿病の方は糖尿病網膜症の治療の時期を逸しないよう、自覚症状がなくても定期的な精密眼底検査を受けることが重要です。定期的に検査を受けなくてはならない点は甘くはないのですが、検査・治療を続けていれば、糖尿病が原因で失明することを防ぐことができます。糖尿病と言われたら、内科での血糖コントロールと眼科での精密眼底検査が必要です。内科では「糖尿病手帳」がありますが、眼科には「糖尿病眼手帳」があり、内科の先生と連携をとって治療していきます。


2004年グラフ旭川5月号市民の健康ガイド
「緑内障」
 
1.はじめに
 緑内障は、白内障とならんで壮年期以降の人々にみられる眼科の代表的な病気です。白内障の多くは、白髪や肌のシワと同じで、年齢とともに誰にでも起きる変化ですが、緑内障は皆に起きる変化ではなく、目の病気です。緑内障と白内障、名前はよく似ていますが、全く別の病気です。白内障につきまして、昨年の10月号で説明させていただきましたが、「もう、白内障は、こわ(は)くないしょ」ということが、おわかりいただけたかと思います。今回は緑内障についてですが、「緑内障なら失明するんでしょ、よくないしょ」とお思いの方が多くいらっしゃるようですが、近年の眼科医療の進歩で、緑内障の治療も薬物療法、レーザー療法、手術療法と選択肢が増えました。なかでも薬物点眼療法の進歩には目覚ましいものがあります。緑内障は早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。生涯にわたり目の健康を保つために、40歳を過ぎたらぜひ眼科で目の検診を受けることをお勧め致します。
 
2.緑内障とは
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。ものを見る仕組みを考えながら、緑内障という病気について考えてみましょう。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。
 緑内障は視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。視神経は100万本以上の神経線維の束で、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしています。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっています。視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられています。
 
3.眼圧とは
 目には一定の硬さがあります。これは、目の中で作られている水と出ていく水が丁度つり合っていて、目の硬さをほどよい状態に保っているからです。眼圧は血圧と同じ単位(mmHg)で測定されますが、正常の眼圧は10~21mmHg です。眼圧が上がることによって、視神経乳頭の傷害が起こることは解明されており、以前は緑内障と言えば、眼圧が高いと考えられていました。しかし、日本人には眼圧が正常範囲に入っていても緑内障になる人が多いことが判明し、正常眼圧緑内障と呼ばれています。正常眼圧緑内障では、視神経の強度が関係しているとみられ、例え正常範囲内の眼圧でも、その患者さんにとっては負担になっていると考えられます。
 
4.緑内障の症状・検査
 視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けてしまいます。しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。
 緑内障は、眼圧検査、眼底検査、視野検査などから診断でき、これらは眼科で一般的に行われる検査です。緑内障は自覚症状がほとんどありませんので、眼科受診した際に偶然発見されるということが最も多いのです。どの検査も、痛くありませんので安心して検査を受けて下さい。
 
5.緑内障の治療
 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできません。治療の目的は、緑内障がそれ以上に進まないようにすることです。早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。治療は視神経乳頭に傷害を与える一番の原因である眼圧を低くコントロールするということです。
現在では緑内障治療の点眼薬だけでも10種類以上あり、非常によく眼圧を下げる点眼薬も出ています。まずは点眼薬による治療が開始されますが、病状の進行が止められない場合にはレーザー療法、手術療法が必要になる場合もあります。
 
6.さいごに 
 日本緑内障学会の調査によりますと、40歳以上の5.78%が緑内障患者であるといわれています。およそ17人に1人が緑内障ということになります。また60歳代では13人に1人、70歳以上では8人に1人が緑内障ということがわかりました。何となく目に疲れを感じ始める年代とも一致しておりますが、単なる疲れ目と自己判断せずに、自覚症状の少ない緑内障から目を守るために、是非目の検診をお勧め致します。


2003年グラフ旭川10月号市民の健康ガイド
「白内障」
 
1.はじめに
 白内障は、壮年期以降の人々に高頻度にみられる眼科の代表的な病気の一つです。白内障の多くは、白髪や肌のシワと同じで、年齢とともに誰にでも起きる変化です。私が眼科医になった15年前には、老人性白内障とよんでいましたが、老人と呼ぶには失礼に当たる年齢の方にもみられますので、現在は加齢白内障とよんでいます。また、この15年のうちに、白内障の手術方法、手術器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 
2.白内障とは
 人はどのような仕組みでものを見ているのでしょうか。ものを見る仕組みを考えながら、白内障という病気について考えてみましょう。
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。
 白内障とは、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってくる状態です。冬の寒い日に、外から家の中に入ったときに、メガネが曇って見えなくなってしまうように、目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすんでしまう状態が白内障です。
水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなります。
3.白内障手術
 白内障になると、初期のうちには薬によってその進行を遅らせることができる場合がありますが、完全に治療することはできません。進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われています。白内障は手術により視力を取り戻すことができる良性の病気です。検査で白内障と診断されても、患者さんが苦にならなければ、急いで手術を受ける必要はありません。いつ手術を受けるかは、「ご本人が不自由を感じたとき」だと思います。それほど安全な手術です。私が眼科医になった頃は、視力が0.3以下になってから手術を考えるという方針でしたが、現在は、患者さんそれぞれの生活状況、必要性に応じて判断すれば良いものと考えています。車の運転をしている方であれば、視力が0.7をきったら手術が必要だと思います。
 手術は、局所麻酔で行われ、痛みはありません。手術時間は白内障の程度によって様々ですが、通常10~30分程度です。国内で年間70万件以上行われておりますので、1年間で旭川の住民の方全員が両眼の手術を受けている計算になります。
 最近の手術法は超音波乳化吸引術という方法が一般的で、3mmくらいの傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出します。この最新技術を支える水晶体超音波乳化吸引装置は、綿密な計算が可能なコンピュータを搭載していて、超音波によって砕いた水晶体を吸収し、できた空間に水分を流し込み、眼球の形を保ちながら手術が可能な装置です。水晶体は、昔懐かしい肝油のような大きさ、形です。肝油が薄い袋に包まれていると考えてみて下さい。上の袋を破いて、濁った中身を吸い出して、残った袋の中に水晶体の屈折力を補正するための眼内レンズを挿入します。眼内レンズも、挿入する傷口を小さくするために折り畳んで入れるやわらかいものが開発されていますので、傷口が3mmのままで済み、縫合の必要がありません。
 小切開無縫合超音波乳化吸引術を行うことにより、患者さんの全身状態や手術後の通院に問題がなければ、日帰り白内障手術を受けることも出来ます。日帰り手術を受ける患者さんは、通院できる方、重篤な合併症がない方、家族の協力が得られる方などが条件となります。目の手術というと怖いイメージがありますが、白内障の手術技術、器械は進歩し、材質の良い眼内レンズも開発されていますので、安心して手術を受けて下さい。
 なお、手術直後はふつう充血があります。またしばらくは、目がゴロゴロする、目がチクチクする、涙がでる、目やにが多い、目がかすむ、などの症状が続きますが、だいたい1~2週間でなくなります。
手術により、ほぼ白内障が起きる前の見やすさを取り戻せますが、眼内レンズは水晶体のようにピントを調節する機能がないため、不便に感じることがあります。その場合は眼鏡を使用します。眼鏡は手術後1カ月ほどたって、視力が落ち着いてから作っていただいています。
 
4.さいごに
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなる病気です。しかし、目のかすむのは白内障だからと安心していたら、緑内障など他の目の病気が見つかる場合もあります。40歳を超えましたら(私も最近超えましたが)、一度目の診察を受けることをお勧め致します。
 もう、白内障は、こわ(は)くないしょ?

 
2017年グラフ旭川8月号
コンタクトレンズQ&A
 
Q 初めてコンタクトレンズ(CL)を使用したいのですが、どんなレンズが良いですか?
 
A 目の度数や使用目的によって、お勧めのレンズは変わってきます。CLは大きく分けるとハードレンズとソフトレンズがあります。言葉通りハードは硬めでソフトは柔らかめのレンズです。レンズをつけた感じはソフトのほうが違和感は少ないのですが、ハードの方が視力が出やすい、黒目(角膜と言います)に酸素が行きやすいという利点があります。近視の度数が強い方、乱視の度数が強い方、レンズを使う時間が長い方はハードレンズをお勧めしています。ソフトレンズには「1日使い捨て」「2週間」「1か月」使用するレンズなどがあります。週に2~3回や週末のみの使用の場合には、1日使い捨てレンズをお勧めします。どんな時にどんな風に使いたいかご希望を聴かせていただきます。まずはご相談ください。
 
Q  CLは何才から使えますか?
 
A  CLは角膜に直接のせて使うものですので、角膜に傷がついたり、角膜に酸素が行きにくくなったり、場合によっては細菌などに感染する危険性があります。ですので、ご自分でしっかり清潔にレンズの手入れをする必要があります。また、長期間CLを使用することによる角膜への負担は無視できませんので、あまり小さいお子さんにはお勧めしていません。早くても中学生でしょうか。私はできれば高校生からをお勧めしています。小学生のサッカーの試合で、眼鏡では出場できないというような場合は、サッカーの時だけ、1日使い捨てレンズを使用するようにお勧めしています。
 
Q 中学生の息子が学校健診で視力低下を指摘されました。眼鏡とCL、どちらがいいですか?
 
A  CLは一日中付けたままではなく、起きている間に眼鏡をかけて、角膜に酸素を充分に送る時間がどうしても必要です。また、目にトラブルが起きた際も必ずCLを外し、眼鏡を掛けていなくてはいけません。眼鏡を作らずにCLを使用し、長時間CLを付けて目にトラブルを起こして、受診する方も時々見受けられます。そんなことにならないように、キチンと合っている眼鏡をお持ちでないとCLの処方をご遠慮いただいています。まずは眼鏡を作って、眼鏡の見え方に慣れてから、CLを考えて欲しいと思います。CLはあくまでも目にとっては異物であり、きちんと使用しなければ目に害を及ぼす危険性のあるものですが、キチンと使用すれば安全であり、視力の悪い人にとって非常に便利でありがたいものです。CLを使用する方は、ぜひ眼鏡と併用してください。CLで目に病気を起こさないためにも重要なことですので、どうぞご理解くださいませ。
 
Q 現在、50歳でソフトレンズを30年使用しています。最近、近くが見えにくくなって来ました。もうCLは無理でしょうか?
 
A 年齢から考えますと、近くが見えにくくなってきたのは、老眼ではないかと思います。遠近両用のソフトレンズもありますので、眼科を受診して、検査を受けてください。CLの装用年数の長い方は、角膜内皮細胞(二度と再生しないもの)が減っていないか検査します。この細胞が減りすぎると、角膜が白く濁り、矯正しても視力が上がらなくなります。角膜内皮細胞に異常がなければ、遠近両用CLで近くも見えやすくなり、快適に生活できる可能性があります。
 
Q  CLはインターネットで購入していますが、何か問題ありますか?
 
A  CLは処方して終わりではなく、使うご本人がしっかりとしたレンズケアをしながら、検診をうけてもらい、問題がないかを確認しながら使っていく医療機器です。せっかくの便利なCLで逆に目にトラブルを起こしてしまっては元も子もありません。調子が良いからと言って、定期検査を受けないと、目にトラブルが起きることがあります。CLの使用はあくまでも自己責任ですが、未然に防ぐことが出来るようにすることが私ども眼科医の使命だと考えます。ぜひ眼科専門医で検診を受けて下さい。


2016年グラフ旭川10月号
緑内障Q&A
 
Q 眼科を受診したら、緑内障があると言われました。自分では何の症状もないのに… 緑内障って何ですか?
 
A 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができます。
 緑内障は視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。視神経は100万本以上の神経線維の束で、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしています。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっています。視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられています。
 
Q 眼圧って何ですか?
 
A 目には一定の硬さがあります。これは、目の中で作られている水と出ていく水が丁度つり合っていて、目の硬さをほどよい状態に保っているからです。
 眼圧は血圧と同じ単位(mmHg)で測定されますが、正常の眼圧は10~21mmHg です。眼圧が上がることによって、視神経乳頭の傷害が起こることは解明されており、以前は緑内障と言えば、眼圧が高いと考えられていました。しかし、日本人には眼圧が正常範囲に入っていても緑内障になる人が多いことが判明し、正常眼圧緑内障と呼ばれています。正常眼圧緑内障では、視神経の強度が関係しているとみられ、例え正常範囲内の眼圧でも、その患者さんにとっては負担になっていると考えられます。
 
Q 白内障はよく聞きますが、緑内障って珍しいですよね?
 
A 日本緑内障学会の調査によりますと、緑内障の患者さんの割合は40歳以上の17人に1人と考えられます。60歳代では13人に1人、70歳以上では8人に1人が緑内障ということがわかりましたので、決して珍しい病気ではありません。
 
Q 緑内障は失明する病気なんですよね?
 
A 視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けてしまいます。しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。
 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできません。治療の目的は、緑内障がそれ以上に進まないようにすることです。早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。治療は視神経乳頭に傷害を与える一番の原因である眼圧を低くコントロールするということです。
 現在では緑内障治療の点眼薬だけでも10種類以上あり、非常によく眼圧を下げる点眼薬も出ています。まずは点眼薬による治療が開始されますが、病状の進行が止められない場合にはレーザー療法、手術療法が必要になる場合もあります。
 
Q 緑内障で目薬を寝る前にさすように言われました。寝る前に目薬をさしていいんですか?
 
A かなり昔のことになりますが、寝る前に点眼すると副作用が出やすい薬がありました。 その頃には、寝る前には目薬をささないほうが良いと言われていたと思いますが、現在使われているほとんどの目薬は、寝る前に使用しても問題はありません。特に緑内障の目薬の中には、寝る前にさすことが勧められているものがあります。
 
Q 緑内障の目薬をしたあとに、顔を洗うように言われたのですが?
 
A 緑内障の目薬の中には、目のまわりの皮膚の毛が生えてくる副作用を持つものがあります。その副作用を出さないために、目薬をしたあとに、顔を洗うことが勧められています。一番いいのは、目薬を入浴前にさすことだと思います。


2012年グラフ旭川8月号
白内障Q&A
 
Q 眼科を受診したら、白内障があると言われました。自分では何の症状もないのに… 白内障って何ですか?
 
A 目はカメラに例えられますが、カメラのレンズに相当するピント合わせの働きをしてくれるのが水晶体です。水晶体は嚢と呼ばれる薄い袋に包まれています。この袋の前面は「前嚢」、後面は「後嚢」と呼ばれています。水晶体の中身は、真ん中の「核」と「皮質」に分かれています。この水晶体が濁ってくることが「白内障」です。水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなり、光が乱反射して、神経の膜の網膜に鮮明な像を結べなくなってしまいます。白内障が水晶体の中央部分に進んできていない時には、自覚症状がほとんどない場合もあります。
 
Q これがでたら白内障という症状は何ですか?
 
A 水晶体の濁り方は人によって異なりますので、白内障の症状も人によって様々なことがあります。主な症状はもちろん「目がかすむ」ということですが、 「まぶしくなる」「明るい所で見えにくい」「以前より近くが見えやすくなる」「老眼鏡が要らなくなる」「眼鏡が合わなくなる」「二重、三重に見える」こともあります。水晶体の皮質部分が濁り、その濁りが外側から中央に広がってくると、「まぶしくなる」「明るいところで見えにくい」という症状が出てきます。水晶体の核が濁ってくると、水晶体の屈折度が変化し近視化してくるために「以前より近くが見えやすくなる」「老眼鏡が要らなくなる」「眼鏡が合わなくなる」ことが起きます。これがでたら白内障といえる症状はありませんね。
 
Q どうして白内障になったのですか?
 
A 白内障は病気ではありますが、加齢とともに誰にでも起きる変化ということができます。50歳を超えたくらいから少しずつ白内障は起きてきます。しかし、加齢によらずアトピー性皮膚炎や糖尿病などの合併症として白内障が起きることもありますし、目の怪我で白内障になることもあります。
 
Q 白内障と言われたら、すぐに手術をしなければいけないのでしょうか?
 
A 一般的な加齢白内障は誰にでも起きる変化ですので、白内障と診断されたからといって、すぐ治療ということにならないこともあります。白内障があっても日常生活に何ら支障がない場合は、定期的な検査をお願いするだけで、治療をせずに様子をみてもらうこともあります。また、白内障の進行を遅らせる点眼薬を処方することもありますが、現時点では白内障を治してくれる薬物は残念ながらありません。そこで白内障のために日常生活に不自由が出ている場合は手術を考えていただくことになります。手術を受ける時期はあくまでも患者さん本人が、どれだけ白内障のために生活に制限が出てしまっているかを考えて決めていただくことになります。車の運転をする方であれば、やはり免許更新に必要な0.7を切ったら手術を考えたほうが良いですし、ご自分のお部屋でテレビを見ることが好きな方は、もう少し視力が落ちていても、それほど不自由は感じていないのかもしれません。
 
Q 白内障の手術は痛いのでしょうか?
 
A 通常は局所麻酔で手術をします。手術中に意識はありますが、手術時間は10~15分くらいで終わります。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、心配ないと思います。
 
Q 白内障の手術はいくらかかるのでしょうか?
 
A 通常の白内障手術では、濁った水晶体を摘出し同時に眼内レンズを入れます。健康保険が適応され、片目の日帰り手術の場合は1割負担の方でおよそ1万5千円、3割負担ではおよそ4万5千円です。

2017年グラフ旭川9月号
「患者さんに優しい眼科クリニック」


患者さんに優しい眼科クリニック
白内障手術も1日1人に集中して取り組む
 
 本誌で『メディカル相談室 目に優しいお話』を好評連載中のこんの優眼科クリニック(旭川市曙1条6丁目2-1)の今野優院長は、平成15年の開院以来、「患者さんに優しい眼科クリニック」を目指し、確かな技術と患者さん1人ひとりに真摯に応える姿勢から、「地域のかかりつけ眼科医」として信頼されている。
 白内障日帰り手術、緑内障診療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に積極的に取り組んでいる。特に白内障日帰り手術は平日1日1人、昼休みに行い、翌日に術後の状態確認を徹底。このため休診日の前日は手術を行っていない。「白内障の手術は患者さんにとって一生に1回か2回の大きな出来事。1人ひとり1つの目を慎重に手術させてもらいたい」と1人に集中し万全を期して対応している。また患者さんに安心して手術を受けてもらうため、白内障や手術のポイントを著したリーフレットも自作して分かりやすく説明。ナースも患者さんの不安を取り除けるよう気を配っている。こうした日々の積み重ねで、年間約200例、今年8月までに2753例の実績を重ねている。このため手術の予約が立て込んで2カ月待ちになる時期もあるという。
 
情報発信も積極的に
 また診察待ち時間を減らすため、同院では開院当初から予約優先で診察。例えば緑内障は月1回定期的な検査が必要なため、待ち時間が長いと患者さんの足が遠のいて日常生活の妨げになることが懸念される。現在は予約により、ほぼ待たずに受診できる態勢が整えられている。定期的に目を守っていくことが、安心につながっている。このほか毎月、院内報「優しい眼科通信」を発行し、目の検査や病気などの情報を患者さんに提供。2年前からはスタッフにも書いてもらっている。より患者さんに近い存在であるスタッフ目線で、患者さんの疑問などを分かりやすく説明する。メール相談も開院当初から受け付けているほか、ホームページも頻繁に更新し、フェイスブックページも作り、情報発信を積極的に行っている。
 
 今野院長は「これからも常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。気になることがあれば、気軽に相談していただければ」と話している。

2013年グラフ旭川10月号
「開院10周年」

開院10周年の“こんの優眼科クリニック”
患者に優しいクリニックが評判に
予約優先で患者の待ち時間を軽減
平日は19時、土曜は15時まで診療
 弊誌の『メディカル相談室』に2006年6月号から毎月執筆頂き、読者の目に関する質問に分かりやすくお答え頂いている『こんの優眼科クリニック』(今野優院長/旭川市曙1条6丁目2-1)がこの夏、開院10周年を迎えた。
 常に患者の立場を考えた医院として定評のある同クリニックは、今野先生が“患者さんに優しいクリニック”を実現させたいという強い思いがあって開院したもの。この根底にあったのは、患者に丁寧に病状を説明し、理解して、納得してもらった上で治療に専念することが、病状の改善に繋がって行くという、医師としての長年の経験から生み出された考え。「患者さんに詳しく病状を説明すると同時に、診察券に病名を記入したり、どのような検査をしたのかをプリントしたものをお渡ししています。それを見ることで、ご自宅にお帰りになった時に、ご家族に病状を説明しやすいでしょうし、ご自分で病気を調べるのにも役立つ筈です」と語る。
 
医師とスタッフの連携で患者に検査内容や症状を説明
 開院当時から予約を優先しているのも、患者さんの待ち時間を軽減して診察の充実を図るためのもので、最初は患者側に戸惑いがあったようだが、最近ではこのシステムが浸透し、待ち時間が少なくなり患者のストレスの改善に繋がっているそうだ。また、病状をプリントして患者さんに渡す他にも、スタッフがその都度、この機器では今、何の検査をしているか、これから何の検査をするかなど、詳しい説明が行われる。「患者さんと多く接するのはスタッフですが、お蔭様でどのスタッフも患者さんに笑顔で丁寧に接してくれ、患者さんの不安を取り除く努力をしてくれます。良いスタッフに恵まれ、私自身も助けられています」と語る。現在、パートを含めて10名いるスタッフは、診療をサポートする大切な存在となっている。同クリニックは、診療時間が平日9時~13時、15時~19時。土曜日が9時~12時、13時~15時になっている。この診察時間設定は、患者さんが通院に際して、仕事の妨げにならないようにと、考慮して設定されたもの。
 
早期発見が大切!!
怖がらず定期検診を
 近年は、白内障の手術は日帰りが多くなって来た。同院でも平日、1日1件の白内障の手術が行われている。勿論、全身疾患のある人や、白内障が進行して入院が必要な患者さんは、責任を持って入院施設のある病院を紹介してもらえる。この他にも、最近では緑内障や黄斑変性症などの眼病が周知されたことにより、早期発見に繋がり検出率の高まりが治療に繋がり良い効果を果たしている。「黄斑変性症は、以前は治らない病気と言われていましたが、今は治療法があります。少しでも異常を感じた時は、怖がらずに検査を受けることが大切です」と今野先生。予約は電話または、メールで受付。電話0166-25-8341。http:www.8341ganka.com まで。

2013年グラフ旭川6月号
「創刊35周年によせて」

 昨年、矢沢永吉さんがデビュー40周年の記念ライブを行い(残念ながらDVD 鑑賞ですが)、力をもらいました。
 グラフ旭川さん35周年おめでとうございます!!グラフ旭川さんには、開業当初にお声をかけていただき、2003年10月号に『TREND・ひと・』と『市民の健康ガイド』が掲載されました。タウンページにも載っていない時でしたので認知してもらうきっかけとなり、有り難く感謝しています。その後も時々『市民の健康ガイド』を書かせていただき、2006年6月号から『目ディカル相談室』を掲載してもらっています。今回で85回目ですが、許されるのなら今後もグラフ旭川さんと共に、息長く継続していきたいと思います。
 おかげ様でクリニックも7月で10周年を迎えます。これからもやさしい眼科クリニックであり続けられるよう精進してまいります。
 自分も眼科医デビュー40周年を迎えるまでは、現役バリバリで頑張ります!

2010年グラフ旭川12月号
安心と信頼の白内障日帰り手術

安心と信頼の白内障日帰り手術
こんの優眼科クリニック
患者さんの眼の悩みに真摯に向き合い
本誌で『目ディカル相談室 目に優しいお話』を好評連載中のこんの優眼科クリニック・今野優院長。確かな技術による白内障の日帰り手術をはじめ、患者さんの眼の悩みに真摯に応える姿勢から、地域のかかりつけの眼科医として信頼されている。
 目指しているのは「患者さんに優しい眼科クリニック」。そのためスタッフのホスピタリティはもちろん、「診療時間の工夫」や「開かれた眼科診療」など10の約束を明示。常に「患者さんが自分や、自分の家族だったら」と考え、理想のクリニックを実現できるよう努めている。
一人ひとりの手術に万全を期し
 中でも白内障の日帰り手術は定評があり、開院してから現在までに約1400例の実績を持つ。1人の患者さんに集中して対応したいと、手術は平日の昼休みのみで1日1件と決めている。しかも翌日に必ず術後の様子を確認させて、もらうため、翌日が祝日などで休診日の場合は手術しないと徹底している。
 「患者さんからすれば大事な2つしかない目の手術ですから、多くの症例のうちの1つとならないよう、常に緊張感を持って丁寧に対応しています」と今野院長。
 患者さんに安心して受けてもらうため、白内障や手術のポイントを記した自作リーフレットを渡し詳しく説明。手術前後にも患者さんへ電話し体調や術後の急変がないか確認するなど、1人ひとりに気を配っている。
 白内障の手術は、白く濁った水晶体を超音波で破砕し吸引した後、折りたたみ式の眼内レンズを挿入して固定する。傷口は3ミリ程度と小さく縫合の必要もないため比較的短時間で終わる。麻酔も動員では点眼でした御、白目部分へピンポイントで麻酔薬を注入するので痛みはほとんどない。術後、院内で経過観察をして異常がなければ帰ることが出来る。
 国内で年間100万件が行われている同手術は”日帰り”の言葉から安易に考えがち。だが「当クリニックでは全ての患者さんを手術できるわけではありません」と今野院長。
 それは全身疾患がある方や、白内障が進行して小さい傷口からの手術が難しいなど入院が必要なケース、また手術室が2階なので足腰の悪い方などの場合で、そのときは旭川赤十字病院や市立旭川病院、旭川医大病院などを紹介。「もし私の親だったら、やはり入院してもらいますよと言ってご理解いただいています」と、あくまで患者さんの立場にたってベストな方法を提示している。
 
患者さんとのコミュニケーション多彩に
 目の中は自分でみることができず、他の器官よりも不安は大きい。今野院長はこれを少しでも解消しようと、眼の状態(角結膜・網膜など)の画像をモニターで店説明し、プリントした写真を渡している。診察券には視力や診察結果を記入し、患者さんの家族にも経過が分かるよう工夫。
 さらにホームページで情報公開するほか、毎月、院内報『優しい眼科通信』を発行し、眼の検査や病気などの情報を患者さん二位提供。開院して間もなくメール相談を始め、患者さんからの審問を受け付け、優しく回答している。
 「セカンドオピニオン」としても利用や、来院する前の問合せなど、面と向かうと聞きにくいことも相談してもらっています。それでも症状を見ないとはっきりとしたことは言えないので、やはり気になることがあれば気軽に来院していただければ」と話している。

2007年グラフ旭川2月号
「私にとってのヒーロー」
 
 1949年9月14日広島生まれ。1972年ロックンロールバンド「キャロル」のリーダーとしてデビュー。1977年日本人ロックアーティストとして初の武道館公演、78年には後楽園球場公演。一気に日本ロック界の頂点に上り詰めた。同78年、自らの生きざまを語り下ろした著書「成りあがり」発表。1981年には全編英語詞によるアルバムを世界発売。さらに、音楽活動以外においても、テレビCM、ドラマなど、エネルギッシュな活動を続けている。
 矢沢永吉。私のヒーロー。
 もちろん、私は唇を尖らせてシャウトすることもなく、車の後部座席にYAZAWAのタオルもかけていないし(20才前には、かけていたか)、リーゼントにしたこともマイクスタンドを回したこともなく、口癖がヨロシクでもない。
 でも、である。私のヒーローは矢沢永吉なのだ。白内障のない妻に白い目で見られても、緑内障はないが視野が狭いと言われても、好きなものは好きなのだ。どこがどう好きなのか、説明を試みたが、なかなかうまく表現できない。人は自分の成りたい姿に憧れを持つものなのか、それとも成れない姿だからこそ惹かれるのか。
 何となく疲れた、と思う時がある。「やるヤツはやるのよ。やらないヤツはやらないのよ。」矢沢はそんなこと、言ってたね。よし、もうひと踏ん張り。
 やはり、である。なにはなくても。ヒーローってそんなもんでしょ。

2003年グラフ旭川10月号
「TREND ・ひと・」
に紹介が掲載されました。他の方に、自分の事を書いて頂きましたのは、初めてですので、何となく、照れくさいような感じがしています。


街の眼科を目指し開設
 "患者に優しいクリニック"をめざし、旭川市曙1条6丁目に「こんの優眼科クリニック」を開設した今野優院長。
 昭和63年に旭川医科大学医学部医学科を卒業した院長は、同院眼科医員を経て、名寄市立総合病院眼科、市立釧路総合病院に勤務。平成5年にはハーバード大学医学部眼科に留学。帰国後は、市立根室病院眼科、旭川医大、市立士別総合病院眼科に勤務し今年の7月同クリニックを開設させた。  勤務医時代から患者さんとのコミュニケーションをと考えていた今野院長は、患者さんの病状を記入した連絡帳にもなる診察券の使用や、診察後の待ち時間を軽減する電子カルテを眼科で道内初導入している。
 「患者さんに症状を理解して頂く為、眼の状態の画像や模型を使い説明し、信頼関係が出来た上での治療を心掛けています。患者さんがこのクリニックに来て良かった、そう思える街の眼医者を目指して行きたい」と地域に根ざした医療を志す今野院長。   
 同クリニックでは、日帰りの白内障の手術や、眼に優しい高品質のコンタクトレンズの推奨。更に、診療時間を平日午後7時、土曜午後3時までにするなど、治療を受ける側に立った医療体制に力を入れた頼もしい存在。
 診療は電話(0166-25-8341)や、メール(http://www.8341ganka.com/)での予約を受け付けている。
病院ガイド2018
患者さんに優しい眼科をめざします

 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院15周年を迎えます。
 目のことに関わらず、何か症状や病気があると、気分は沈むし、日常生活やお仕事の上で、何かと不自由があったり大変ですよね。やはり、一日でも早く治すことができたら一番良いですよね。私も、眼科医として適切な治療と処置、手術や投薬などで皆さんが一日でも早く不自由な状態から抜け出せるよう、常に最大限の診療を心掛けています。ですが、症状や病気というものは、私たち医師と、患者の皆さんとで、一緒に治していくものです。皆さんの「治そう」という気持ちが弱いときと、強いときでは、症状の良くなり方が違うものなのです。日常生活の上で、どうしてもできない場合などは仕方ありませんが。できるだけ、薬の使い方を守ったり、次回通院するタイミングなど「医師がお願いしたこと」はできる限り、守っていただけると症状も、早く良くなると思います。また、説明がよくわからなかった場合や疑問などは、遠慮なくおっしゃってくださいね。私たち医師は誰もが、患者さんが困っていることを、一刻も早く取り除いて、楽にしてあげたいと日々頑張っています。皆さんも、早く治すために一緒に頑張りましょうね!
 目はいつ調子悪くなるかわかりませんので、平日は毎日診療しています。午前診療は午後1時まで行い、お仕事をお持ちの方の昼休みに対応します。午後は夜7時まで診療していますので、お仕事帰りの受診も可能です。土曜日も午3時まで診療し、平日に休めない方に対応します。当クリニックでは「お待たせしない診療」をめざしています。待ち時間を短くするために予約の方を優先に診察しています。受診ご希望の方はお電話・メールでご予約くださいませ。

今野 優 院長
略歴:1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。

病院ガイド2017
日帰り白内障手術

 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院14周年を迎えます。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、予約されると待ち時間がほとんどありません。初めての方でも予約できますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2016
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院13周年を迎えます。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2015
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院12周年を迎えます。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2014
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院11周年を迎えます。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2013
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。おかげ様で素敵なスタッフに恵まれ、今年の7月で開院10周年を迎えます。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2012
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察しています。
 今回は日帰り白内障手術についてお話させてください。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。
 当クリニックでは、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただけません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約の方を優先して診察していますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 
院長/今野 優
1963年帯広市生まれ。1988年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。1996年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、2003年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2011
日帰り白内障手術

 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただいています。
 当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックで多くの方に白内障手術を受けていただきました。4月までに1462件の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が535人いらしたので、927人(男性444人、女性483人)の方の目をあずからせていただいたことになります。
 手術は平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院8周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように、スタッフ一同日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2010
日帰り白内障手術

 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただいています。
 当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックで多くの方に白内障手術を受けていただきました。5月に1320件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が477人いらしたので、843人(男性412人、女性431人)の方の目をあずからせていただいたことになります。
 手術は平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院8周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように、スタッフ一同日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2009
日帰り白内障手術

 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただいています。
 当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックにて白内障手術を受けてくださった方が徐々に増えてきました。5月に1140件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が399人いらしたので、741人(男性362人、女性379人)の方の目をあずからせていただいたことになります。
 手術は平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院8周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように、スタッフ一同日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2008
日帰り白内障手術
 
  「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックにて白内障手術を受けてくださった方が徐々に増えてきました。5月に940件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が309人いらしたので、631人(男性301人、女性330人)の方の目をあずからせていただいたことになります。一番若い方は36才で、高齢の方は91才でした。70才代の方が一番多く、44%をしめていました。
 開院してまだ間もない当クリニックで、こんなに多くの方に手術を受けていただけるとは思いませんでした。当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院5周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2007
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックにて白内障手術を受けてくださった方が徐々に増えてきました。4月に700件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が229人いらしたので、471人(男性214人、女性257人)の方の目をあずからせていただいたことになります。一番若い方は36才で、高齢の方は91才でした。70才代の方が一番多く、43%をしめていました。  開院してまだ間もない当クリニックで、こんなに多くの方に手術を受けていただけるとは思いませんでした。当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院4周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2006
日帰り白内障手術
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。当クリニックでは、白内障手術、緑内障治療、糖尿病網膜症治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に、積極的に取り組んでいますが、その中から日帰り白内障手術についてお話させていただきます。
 通常の白内障手術(白内障超音波乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 おかげ様で当クリニックにて白内障手術を受けてくださった方が徐々に増えてきました。5月に500件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が158人いらしたので、342人(男性153人、女性189人)の方の目をあずからせていただいたことになります。一番若い方は36才で、高齢の方は91才でした。70才代の方が一番多く、40%をしめていました。
 開院してまだ間もない当クリニックで、こんなに多くの方に手術を受けていただけるとは思いませんでした。当クリニックは無床診療所ですので手術後に入院していただくことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいております。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。白内障手術の方法、器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。当クリニックでは予約診療も受け付けておりますので、ご心配の方は是非お電話でご連絡下さい。
 7月に開院3周年を迎えますが、常に開業時の初心を忘れずに、患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」と認めていただけるように日々精進しております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2005
日帰り白内障手術
 
 白内障とは、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってくる状態です。冬の寒い日に、外から家の中に入ったときに、メガネが曇って見えなくなってしまうように、目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすんでしまう状態が白内障です。白内障の多くは、白髪や肌のシワと同じで、年齢とともに誰にでも起きる変化です。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなります。白内障の手術方法、手術器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質の視力が回復できるようになりました。
 白内障になると、初期のうちには薬によってその進行を遅らせることができる場合がありますが、完全に治療することはできません。進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われています。白内障は手術により視力を取り戻すことができる良性の病気です。検査で白内障と診断されても、患者さんが苦にならなければ、急いで手術を受ける必要はありません。いつ手術を受けるかは、「ご本人が不自由を感じたとき」だと思います。それほど安全な手術です。患者さんそれぞれの生活状況、必要性に応じて判断すれば良いものと考えています。車の運転をしている方であれば、視力が0.7をきったら手術が必要だと思います。
 手術は、局所麻酔で行われ、痛みはありません。手術時間は白内障の程度によって様々ですが、通常10~30分程度です。国内で年間70万件以上行われておりますので、1年間で旭川の住民の方全員が両眼の手術を受けている計算になります。最近の手術法は超音波乳化吸引術という方法が一般的で、3mmくらいの傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出します。この最新技術を支える水晶体超音波乳化吸引装置は、綿密な計算が可能なコンピュータを搭載していて、超音波によって砕いた水晶体を吸収し、できた空間に水分を流し込み眼球の形を保ちながらの手術が可能な装置です。水晶体は、昔懐かしい肝油のような大きさ、形です。肝油が薄い袋に包まれていると考えてみて下さい。上の袋を破いて、濁った中身を吸い出して、残った袋の中に水晶体の屈折力を補正するための眼内レンズを挿入します。眼内レンズも、挿入する傷口を小さくするために折り畳んで入れるやわらかいものが開発されていますので、傷口が3mmのままで済み、縫合の必要がありません。
 この小切開無縫合超音波乳化吸引術を行うことにより、患者さんの全身状態や手術後の通院に問題がなければ、日帰り白内障手術を受けることも出来ます。日帰り手術を受ける患者さんは、通院できる方、重篤な合併症がない方、家族の協力が得られる方などが条件となります。目の手術というと怖いイメージがありますが、白内障の手術技術、器械は進歩し、材質の良い眼内レンズも開発されていますので、安心して手術を受けて下さい。
 手術により、ほぼ白内障が起きる前の見やすさを取り戻せますが、眼内レンズは水晶体のようにピントを調節する機能がないため、不便に感じることがあります。その場合は眼鏡を使用します。眼鏡は手術後1カ月ほどたって、視力が落ち着いてから作っていただいています。
 白内障は、怖い病気ではなく、誰もがなるものです。しかし、目のかすむのは白内障だからと安心していたら、緑内障など他の目の病気が見つかる場合もあります。40歳を越えましたら、一度目の診察を受けることをお勧め致します。もう、白内障は、こわ(は)くないしょ?
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。


病院ガイド2004
患者さんに優しい眼科クリニック

 
 昨年の7月に『患者さんに優しい眼科クリニック』をめざし、こんの優眼科クリニックを開設致しました。常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。開設にあたり、患者さんに優しい眼科クリニックになるために、10のお約束をしました。
1. スタッフ全員が笑顔で患者さんに対応します。
2. 明るく、元気に患者さんに挨拶します。
3. 待ち時間が短くなるように工夫します。
 北海道の眼科で初めての電子カルテの導入により、診察後の待ち時間の解消を図ります。電話・メールでの予約もお受けいたします。
4. 診療時間を工夫します。
 平日は毎日、夜7時まで診療します。午前診療は午後1時まで行い仕事をお持ちの方の昼休みに対応します。土曜日も午後3時まで診療し、平日に休めない患者さんに対応します。
5. 開かれた眼科診療を行います。
 すべての診療行為は患者さんに説明し、同意を得てから行います。白内障手術患者さんのご家族の希望があれば、立会っていただきます。手術立会室を用意しました。カルテ開示、レセプト開示の希望に応じます。明細の入った領収書を発行します。セカンド・オピニオンを希望する患者さんは、すぐに紹介します。目の状態(角結膜・網膜)の画像をお見せし、病状を説明します。
6. 目に優しい白内障手術を行います。
 折りたたみ式の眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を日帰り手術で行います。
7. 患者さんのプライバシーを守ります。
 診察室は個室です。視力検査は周囲の人に視力のわからないような器械を用います。
8. バリアフリーの建築です。
 院内へは、土足のままでお入り下さい。車椅子対応のトイレです。
9. 院内感染対策として、手洗いは自動給水、ジェットタオルです。
10. コンタクトレンズも目に優しい素材、高品質のレンズをリーズナブルな価格で提案します。
 メニコン・メルスプランを導入します。信頼できるメーカーのレンズを取り扱います。
 こんの優眼科クリニックは、『こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな』と思う眼科クリニックを実現させるために、スタッフ一同、力を合わせて、頑張っております。
 
院長/今野 優
昭和38年帯広市生まれ。昭和63年旭川医大卒業。旭川医大眼科入局。米国ハーバード大学留学。平成8年医学博士取得。士別市立病院眼科医長を退職し、平成15年7月開業。日本眼科学会専門医。

ホームドクター 2018
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。「常に患者さんが自分や自分の家族だったらと考え、自分がかかりたいと思う眼科でありたいと思っています」と話す今野優院長。温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの患者から信頼されている。
 診療では、特に低侵襲な白内障の日帰り手術に定評がある。手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みはない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し、折りたたみ式人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらい。傷が小さく縫合の必要がないため、患者の負担は少なくて済み、「こんなに楽になれるならもっと早く受ければよかった」との声も寄せられるほど。手術立会室から窓越しに手術の様子を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携。手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復をサポートする。
 さらに、患者の立場にたった丁寧で分かりやすい説明も好評だ。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡で目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し出して分かりやすく説明。問診票は大きく見安くし、検査結果なども分かりやすく記入したものを手渡しするなど、細かい配慮も欠かさない。また、診察の時間だけでは伝えきれない病気の話など、情報発信に力を入れ、開業時から毎月発行する「優しい眼科通信」は2018年3月で172号を数える。さらに、スタッフ目線から患者に伝えたい「優しい眼科情報」も発行。ホームページも随時更新するなど、「患者さんには納得して診察を受けていただき、“ここに来て良かった”と思っていただける眼科であり続けたい」と今野院長は話す。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。93年ハーバード大学に留学。2003年7月開設。日本眼科学会専門医。医学博士。


ホームドクター 2017
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2016
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2016
病気のアレコレ 専門医が答えます
 
最近、視力が落ちたような…。検査を受けた方がいいですか?
眼科で行う検査は痛みをともなうものはありません。ぜひ気軽に受診してください。
 眼科って、ちょっと馴染みがなく、なかなかかかりにくいですよね。
目の検査って痛くないのかな?って思い、ついつい億劫になっているのかもしれません。でも、どんな病気でも「早期発見・早期治療」が大切です。初めて眼科にかかる方と考えて、どのようにすればスムーズな診察が受けられるのかについてご説明します。  目は左右2つありますので、どちらの目に症状があるのか、いつ頃からなのか、教えてください。「視力が落ちた」と感じている方の場合、先に視力検査・屈折検査・眼圧検査をしたあとに診察になります。眼鏡が合っていないために視力が落ちている場合もありますので、お使いの眼鏡がありましたら、ぜひご持参ください。糖尿病や高血圧があると眼底出血を引き起こすことがありますが、かなり進行しないと自覚症状は出てきません。逆に見えにくいなどの自覚症状が出てきてからでは手遅れになってしまうこともあります。一見、目と関係ないと思われる病気(もしくは指摘されたことのある病気)があれば教えてください。
 視力検査は重要な検査の一つですが、ご本人の自覚検査です。見ようと目を細めることなく、リラックスして答えて下さい。はっきり見えなくても、輪の開いている方向がなんおtなくでも分かれば教えてください。視力検査は、裸眼視力(そのままの状態でどれくらい見えるか)、眼鏡視力(ご自分の眼鏡でどれくらい見えているか)矯正視力(一番ピントがあった眼鏡をかけた状態でどこまで見えるか)の検査を行います。さらに中年以降の方では、近くを見る力を調べる近方視力検査を行うことがあります。眼科医の考える視力の良し悪しは、矯正視力で判断することになります。屈折検査は目の度数を調べる検査です。近視があるのか、遠視があるのか、乱視があるのかを知ることができます。眼圧検査は、目の硬さを測るものです。緑内障は40歳以上の17人に1人くらいの割合で発症することが明らかになりましたが、自覚症状が少ないために、その内の80~90%の方は眼科を受診していないといわれています。
 次に診察室での検査になります。目の表面に病気がないかを顕微鏡で詳しくみせていただきます。必要によって色素やレンズを使って、目の表面から目の中まで直接観察します。そのあとに、眼底検査を受けていただいて、目の奥に病気が隠されていないか調べます。目薬を入れて瞳を広げて検査する精密眼底検査があります。この目薬の検査を受ける場合は、4.5時間まぶしくなりますので、すぐには車の運転は避けてもらいたいと思います。もちろん後日改めて検査を受けることもできますので、相談してほしいと思います。 
 眼科で行われる検査は、どの検査も痛みをともなう検査ではありません。少しまぶしいと感じることはあるかとは思いますが、基本的には怖い検査ではありませんので、億劫がらずにぜひ、お近くの眼科を受診なさってくださいね。


ホームドクター 2015
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
 1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2014
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2014
家庭医学の意外なホントQ&A
眼科で緑内障と言われました。緑内障とは、どのような病気ですか?失明しますか?
 
自覚症状がほとんどなく、視野が少しずつ狭くなる病気です。視野の欠けや狭まりは治療で元には戻せません。早期発見・治療が重要で、今ある視野を守りましょう。
 
 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができます。
 緑内障は視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。視神経は100万本以上の神経線維の束で、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしています。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっています。視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられています。
 目には一定の硬さがあります。これは、目の中で作られている水と出ていく水が丁度つり合っていて、目の硬さをほどよい状態に保っているからです。眼圧は血圧と同じ単位(mmHg)で測定されますが、正常の眼圧は10~21mmHg です。眼圧が上がることによって、視神経乳頭の傷害が起こることは解明されており、以前は緑内障と言えば、眼圧が高いと考えられていました。しかし、日本人には眼圧が正常範囲に入っていても緑内障になる人が多いことが判明し、正常眼圧緑内障と呼ばれています。正常眼圧緑内障では、視神経の強度が関係しているとみられ、例え正常範囲内の眼圧でも、その患者さんにとっては負担になっていると考えられます。
 視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けてしまいます。しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。
 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできません。治療の目的は、緑内障がそれ以上に進まないようにすることです。早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。治療は視神経乳頭に傷害を与える一番の原因である眼圧を低くコントロールするということです。自覚症状がなくても、緑内障と診断されたら、治療通院を継続することが視野を守るために重要だと思います。
 また、緑内障は年齢とともに増加し、40歳以上の20人に一人の割合でみられるといわれています。特に症状が見られなくても、緑内障を発症しやすくなるといわれる40歳を過ぎたら、一度検査を受けてみることもあわせてお勧めしたいと思います。


ホームドクター 2013
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2012
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2012
家庭医学の意外なホントQ&A
白内障の手術は怖くありませんか?日帰り手術について教えてください。
 
不安を取り除くさまざまな工夫をしています。通常の白内障手術であれば日帰り手術で問題ありません。
 
 『白内障の手術は怖いんでしょ』と考えている患者さんは多くいらっしゃると思います。
 そもそも白内障とは、目の中でピント合わせの機能をつかさどる水晶体が白く濁ってくる状態です。冬の寒い日に外から家の中に入った時に、眼鏡が曇って見えなくなってしまうように目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすむ状態が白内障です。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡をかけても視力が上がらなくなります。
 手術では目を小さく切開して器械を差し込み、超音波によって水晶体を柔らかくし、濁った中身だけを吸い出します。この最新技術を支える超音波乳化吸引装置は綿密な計算が可能なコンピュータを搭載していて、超音波によって砕いた水晶体を吸収し、できた空間に水分を流し込み眼球の形を保ちながら、手術をすることができる装置です。濁った中身を吸引した後に、水晶体の屈折力を補正するための眼内レンズを入れるという手順をとります。眼内レンズも、傷口を広げないように折り畳んで入れられる軟らかいものが開発されていますので、傷口が小さいままで済み、縫合の必要がありません。
 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。
 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は10~15分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。当院では、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。
 進行した重度の白内障や、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある患者さんに対する日帰り手術は困難ですので、入院設備や内科を併設した総合病院をご紹介することになります。
 白内障は加齢にともない誰にでも起こる病気です。目がかすんだり視力が低下して見えにくいなどの症状があれば、まずは診察を受け、その原因を確認してください。


ホームドクター 2011
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1500件にものぼる。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2010
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1360件にものぼる。
  白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は10~15分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。
 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2010
病気にならないための健康知恵袋
最近、字が見えづらく困っています。単なる老眼でしょうか?
 
きちんと合った老眼鏡をかけることで、快適な視生活を取り戻すことができます。
 
 老眼といいますと「老けた」という印象をお持ちになる方が多いのですが、40歳を過ぎたあたりから始まりますので、実はまだまだ老けていない年代から老眼はおきているのです。
 まだまだ若いと思っている方でも、こんなことはありませんか?「本を読んでいる時、以前より腕を伸ばしている」「朝は見えている新聞の字が、夕方になると読みにくい」「本を読んでいて、ヒョイと目をあげると、ぼんやりと見えていて、ジッと見ていると、段々はっきりしてくる」「縫い物をしている時、手元が見えにくい」これらの現象は、老眼の症状の可能性があります。
  カメラの場合はレンズが前後に動くことによって、 遠く、近くにピントを合わせてくれます。私たちの目は、水晶体というレンズがその厚みを変えることによって、 遠く、近くにピントを合わせるのです。遠くの物を見る時に水晶体は薄くなり、 近くの物を見る時は水晶体がその厚みを増して ピント合わせをしてくれているのです。この素晴らしい水晶体の働きのおかげで、 私たちは、遠くも近くも良く見えるオートフォーカスの世界を 享受しているわけなのです。
 老眼とは、ピント合わせの働きをしている水晶体の弾力性が、 段々となくなってくるために、近くの物にピントが合わせにくくなってくる状態です。もちろん、ある日突然、水晶体が硬くなってしまうわけではありませんので、 段々と「アレッおかしいな」と思うことが 増えてきます。
 これら手元が見えにくい状況が出て来たら、 そろそろ近用鏡(いわゆる老眼鏡)のお世話にならなければいけません。 手元が見えにくいのに無理をしていると、 目の疲れ、肩凝り、頭痛などの症状を引き起こすこともあるのです。「老眼鏡をかけると老眼が進む」という誤解や、老眼鏡と聞くと急に老けこんだように感じてしまうために、老眼鏡は敬遠されがちです。きちんと合った老眼鏡をかけることで、快適な視生活を取り戻すことができるはずです。老眼鏡にも近用専用だけでなく、累進多焦点レンズ、パソコン用の近々両用など、色々なタイプの眼鏡があります。
 また老眼が始まる時期は、緑内障、加齢黄斑変性などの目の病気が起きてくる年代とも一致しています。老眼だからと思い込んでいるうちに、症状が進行していることが多く、検査をしてみて初めて重症だと気付くのが怖いところです。40歳になりましたら、年に1回は眼科を受診して、視力検査、眼圧検査、眼底検査を受けることをお勧めします。


ホームドクター 2009
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック」。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。
 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、眼瞼手術や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1200件にものぼる。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能でもある。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。
 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。
 また、手術室は最新のクリーンルームであり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。
 患者の立場にたった治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。
 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページhttp://www.8341ganka.com(優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用してください」と情報提供にも余念がない。
 目の中は自分では見ることができず、視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年の罹患者が多いため、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けることをお勧めします」と、今野院長。また「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心がけてください」とも話してくれた。
 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約優先で診療。初めてかかる人でも電話・メールなどでも予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察している。受診の前に電話予約が好ましい。年齢を問わず、誰もが気軽に通院できるクリニックだと言える。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。2003年7月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2008
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は2008年7月に開設5周年を迎えた。
 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。
 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約5年間で980件ほどの手術実績がある。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。
 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。
 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。
 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。
 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。
 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。
 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2008
家庭医学のプチ常識
最近、物がゆがんで見えることがあります。どんな病気が考えられますか?
 
 「加齢黄斑変性」は、最近日本人に増えてきているといわれる網膜の病気です。目の一番奥には、目の中に入ってきた光が像を結び、物を見たり色を感じたり形を把握したりする網膜があり、カメラに例えますとフィルムの部分です。カメラのフィルムと違って、網膜は場所によって感度に差があるのですが、網膜の中でも、一番感度の高い中心部分が「黄斑」で、ここに出血やむくみができて見え方に異常が出るのが「加齢黄斑変性」です。原因ははっきりとはわかっていませんが、加齢による網膜の老化現象と考えられています。
  最初の症状として、ものがゆがんで見えることがあります。例えば「カレンダーの線が波打って見える」とか、「まんなかの線がちょっとうすく見える」ようになります。黄斑は非常に繊細なところなので、ちょっとの異常で症状は出てきます。ただ目の病気全般にいえることですが、両目で見ていると、良い方の目が病気の目の視力を補ってしまうため、片方の視力の異常をなかなか自覚できず、発見が遅れる原因になります。目の病気の早期発見のためには、時々片目を隠してみて、右でも左でも同じように見えているかどうかをチェックすることが大切です。
 網膜の下にあって見え方に異常を起こす新生血管の部位や大きさなどから、治療方法を決定していきます。腕の静脈に色素を注射し、その色素が心臓から眼球の網膜に送り出されてくる状態を見て、新生血管がどこにあってどのくらい広がっているのかを調べます。
 最近では、2004年に認可された「光線力学的療法(PDT)」という治療法が主流になってきました。これは、特別な色素を注射で体に入れ、黄斑の新生血管に色素が集まった時をめがけてレーザーを照射することによって、それまでは治療の難しかった、中心部にある新生血管だけを効果的に焼きつぶす治療法です。また最近欧米では、薬物療法が新しい治療法として注目を浴びています。この薬物療法は内服、点眼と違って、直接目に注射するという治療法です。日本でも近いうちに、実施されるのではないかと思います
 いずれにしましても、病気が進んでからでは、治療をしてもなかなか視力が戻らないので、早期発見、早期治療が大切な病気です。気になる症状のある方は、お早めにお近くの眼科を受診してください。


ホームドクター 2007
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設5年目を迎えた。
 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。
 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約4年間で760件ほどの手術実績がある。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。
 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。
 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。
 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。
 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。
 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。
 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2007
先生、聞いてもいいですか?
白内障の手術って簡単なんですか?
 
日帰り、短時間で受けられる手術だが医師の指示を守り術後のケアは慎重に
 
 白内障の手術は短時間で済み、安全性も高いものではありますが、安易に考えるのは禁物です。総合病院では入院による手術が行われていますし、入院でも日帰りでも手術の内容は同じなのです。
  そもそも白内障とは、目の中でピント合わせの機能を司る水晶体が濁り、目がかすんでよく見えなくなる状態をいいます。手術は3ミリメートル切開して器械を差し込み、超音波によって水晶体を柔らかくし、吸引した後に人工水晶体と呼ばれる眼内レンズを挿入するという手順を取り、約15分ほどで行うことができます。医療技術の進歩により、今後はより小さな傷口での手術が可能になると考えられます。傷が小さければ小さいほど、術後の炎症や出血は軽くすみます。
 とはいうものの、どんな手術であれ合併症は起こり得ます。白内障の場合、一番怖いのは目をこすってしまうことにより感染を引き起こすというものです。当院では、翌日まで眼帯をしていただくことや、就寝時に保護眼鏡をかけていただくこと、翌日と2日目、4日目に来院していただいて診察を受けていただくようお願いしていますが、こういった指示は必ず守っていただきたいと思います。日帰りだからと軽く考えず「過ごしなれた自宅で療養する」という気持ちで無理せずに過ごしてほしいものです。なお、遠方などで通院が難しい患者さんには、自宅近くの医院を紹介し、そちらでの診察を受けていただいています。
 なお、進行した重度の白内障や、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある患者さんに対する日帰り手術は困難ですので、入院設備や内科を併設した総合病院をご紹介することになります。
 白内障は加齢にともない誰にでも起こる病気です。目がかすんだり視力が低下して見えにくいなどの症状があれば、まずは診察を受け、その原因を確認してください。


ホームドクター 2006
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設4年目を迎えた。
 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。
 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約3年間で550件ほどの手術実績がある。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。
 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。
 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。
 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。
 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。
 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。
 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2006
病気&クスリの新常識
角膜を守るためにもコンタクトレンズとメガネの併用習慣を
 
 私には「目に入れても痛くない」ほど可愛がっているものがあります。大学1年生の時からですので、もうかれこれ25年の付き合いになります。
 それは、コンタクトレンズ(CL)です。私は強度近視でCLなしでは人前には出たくないですし、CLの恩恵にあずかっている者の一人ですが、そのありがたいCLでトラブルを起こす方が非常に多いので、正しく使用していないために危険にさらされている方には、ついつい辛口になってしまう傾向があります。
 私のCLに対する考え方は、「CLはあくまでも目にとっては異物であり、きちんと使用しなければ目に害を及ぼす危険性のあるもの」ですが、「きちんと使用すれば安全であり、視力の悪い人にとっては非常に便利でありがたいもの」というものです。
  CLを使用する方に(既に使用している方にも)強調したいことは、「眼鏡と併用しましょう」ということです。角膜に必要なのは、酸素です。角膜は涙から酸素という栄養を受けていますので、正しいフィッティングで、酸素透過性の優れたレンズを、正しい使用法で装用しなければなりません。起きている時間帯に眼鏡をかけて、CLを装用していない状態の時間を持つことが大切です。お勧めは、お家に帰ったらすぐに眼鏡にすることです。CLは 眼鏡の代わりに使えるものですが、眼鏡の替わりに使うものではありません。
 いまや多くの人がCLを装用し、その数は1400万人を超えるといわれています。しかし、不適切な使用により、CL装用者の7~10%の人に眼障害が発生していると報告されています。
 自覚症状がなくても、角膜に問題が起きていないか、自分の使い方が目の負担になっていないかを、眼科専門医の検診で確認してください。
 大切な目です。CLは「目に入れても痛くないように」可愛がってください。


ホームドクター 2005
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術が評判
丁寧な説明と親切対応が好評
 
 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設3年目を迎えた。
 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。
 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。
 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約2年間で380件ほどの手術実績がある。
 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。
 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。
 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。
 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。
 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。
 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。
 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2004
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術を実施
優しさと笑顔があふれる病院
 
 2003年7月に「患者さんに優しい眼科」を目指し開院したこんの優眼科クリニックはスタッフが笑顔で対応してくれると評判だ。
 建物はトイレを含めて全館バリアフリーとなっており、車椅子の方も安心して受診できる。
 今野優院長は患者の立場に立ち、様々な工夫をする。そのひとつが電子カルテで診察後の待ち時間を解消した。またホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(優しい眼科通信・月刊)を積極的に作成し、情報を届けている。
 納得して治療を受けてもらうよう心掛け、カルテ開示やレセプト開示の希望にも応じている。
 今野院長は勤務医時代には、白内障の手術を中心として、眼瞼手術、流涙症治療(涙道チューブ留置術)、ドライアイ治療(涙点プラグ)、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視など)、コンタクトレンズ診療などに携わった。
 特に低侵襲な白内障の治療に定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施している。2階にある手術室は最新のクリーンルームとなっている。隣接する立会い室からは家族が患者を見守ることもできるため安心して待機できる。
 手術は3ミリの切り口から濁ったレンズを取り除き、直径6ミリの眼内レンズを折りたたんで目の中に入れ広げる。傷口が小さいため患者の負担が小さい。もちろん入院手術と同様、手術前後のケアにも細心の注意を払う。
 目の手術は怖いと感じていた患者から「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けておけばよかった」と感謝されている。手術数も増え、待ち期間を少なくするため、休診日前日を除き毎日手術に対応している。
 白内障手術は「見えにくくなったときが受け時」で繰り返すことはない。ただ、まれに後発白内障が発症することがある。同クリニックの手術患者にはいないが、これはヤグレーザーを使い治療が可能である。
 コンタクトレンズの診療にも積極的で、眼科専門医での作成を勧める。便利なコンタクトレンズは正しく使用しないと目に負担がかかり、角膜内皮細胞が減少してしまうことがある。そのためにも酸素透過性の優れたレンズの着用と眼鏡との併用が大切だ。
 同クリニックでは目の健康を損ねていないか、注意を払って診察する。またステレオマイクロスコープ(顕微鏡)を使いコンタクトレンズの汚れや傷の確認もできる。今野院長自らコンタクト着用20年、眼鏡着用30年のベテランであるため、そのアドバイスは患者の立場を理解した上でのものだ。
 さて、春はアレルギーの季節、毎年目のかゆみで悩む人も多いはず。今年は夏が暑かったため、来年はアレルギー反応が高くなると予想されている。「毎年症状のある人は症状の出る1ヵ月前から抗アレルギー剤の点眼が有効です」と今野院長。
 さらに40歳以上の人には緑内障が多くなるため、自覚症状がなくても定期検診を勧める。
 同クリニック、平日は午後7時、土曜も午後3時まで診療しているので通院にも便利だ。
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2004
HEALTH&LIFE
白内障は良性の病気。緑内障は早期検査・発見が大切
 
 白内障とは、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってくる状態をいう。冬の寒い日に、外から家の中に入った時メガネが曇って見えなくなってしまうように、目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすんでしまう状態を白内障という。
 水晶体が濁り始めると、モノがかすんだり、二重に見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなる。
   これに対して緑内障は、視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気だ。
 視神経は100万本以上の神経線維の束で構成され、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしている。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっている。
 視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられている。視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けていく。
 「しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。緑内障は眼圧検査、眼底検査、視野検査などから診断でき、これらは眼科で一般的に行われる検査です。緑内障は自覚症状がほとんどありませんので、眼科を受診した際に偶然発見されることが最も多いのです」とこんの優眼科クリニックの今野優院長は早期発見を呼びかける。
 
白内障は全身疾患がなければ日帰り手術も可能
 進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われる。白内障は手術により視力を取り戻すことができる良性の病気である。
 「検査で白内障と診断されても、患者さんが苦にならなければ急いで手術を受ける必要はありません。いつ手術を受けるかは“ご本人が不自由を感じた時”だと思います。それほど安全な手術です。車を運転している方であれば、視力が0.7をきったら手術が必要です」(今野院長)
 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。進行程度にもよるが、通常10~30分程で終わる。最近の手術法は超音波乳化吸引術という方法が一般的で、3ミリくらいの傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出し、屈折力を補正するための眼内レンズを挿入する。縫合の必要もない。
 「小切開無縫合超音波乳化吸引術を行うことにより、日帰り白内障手術を受けることもできます。日帰り手術を受ける患者さんは、通院できる方、重篤な合併症のない方、家族の協力が得られる方などが条件となります。材質の良い眼内レンズも開発されていますので、安心して手術を受けてください」(今野院長)
 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできない。進行を止めることが治療の目的となる。眼圧を下げる点眼薬による治療を開始し、それでも病状の進行が止められない場合には、レーザー療法や手術療法が必要となる。日本緑内障学会の調査によると、40歳以上の5.78%が緑内障患者、およそ17人に1人、60歳代では13人に1人、70歳以上では8人に1人が緑内障であることがわかった。
 単なる目の疲れと自己判断せず、自覚症状の少ない緑内障から目を守るためには、40歳を越えたら目の検診を受けることが大切だ。


ホームドクター 2003
こんの優眼科クリニック
白内障の日帰り手術を実施
優しい眼科クリニックを目指す
 
 「患者さんに優しい眼科クリニックを目指したい」という思いから、クリニック名にはあえて本名の「優(すぐる)」を使用し、フルネームとした。2003年7月26日に開院したばかりの最新クリニックである。
 明るく入りやすいクリニックにしたかったと話す通り、正面には大きなガラス窓を全面にあしらい、待合室には明るい陽射しが差し込んでくる。ウッドデッキにはエゾマツが飾られ、車椅子対応のスロープが設置されている。高齢者の中には靴を履き替えるのが大変な人もいるとの配慮から、院内へは土足とし、トイレを含めて全面バリアフリーとなっている。また、院内感染対策として、手洗いは自動給水、ジェットタオルを使用している。
 今野優院長は日本眼科学会眼科専門医であり、「糖尿病患者における網膜血流変化:長期追跡研究」という論文で医学博士を取得した。旭川医大助手時代にはハーバード大学医学部スケペンス眼研究所に2年間留学し、糖尿病患者の網膜血管の血流、緑内障患者の視神経乳頭の血流、点眼薬の視神経乳頭循環に与える影響などの研鑽を積んだ。
 また勤務医時代には、白内障の手術を中心として、眼瞼手術、流涙症治療(涙道チューブ留置術)、ドライアイ治療(涙点プラグ)、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視など)、コンタクトレンズ診療などに携わった。
 現在、同クリニックで特に力を入れているのが白内障の日帰り手術である。2階にある手術室は最新のクリーンルームとなっており、最新式の白内障超音波乳化吸引装置を設置し、日帰り手術を実施している。手術室には家族や関係者が見守れる立会い室も設けられている。
 「白内障の手術の進歩には目を見張るものがあります。以前と違い、およそ3ミリの切開のみで白内障を完全に取り除くことができます。また折りたたみ式の眼内レンズの登場で、手術時間も10~20分ですむことが可能となりました」(今野院長)
 すべての診療にあたっては眼球模型を使いながら目の状態(角結膜・網膜)の画像を見せ病状を説明し、同意を得た上で治療を開始する。全身疾患(糖尿病や心臓病など)がある患者には内科のかかりつけ医との診診連携をとり、さらに高度な手術が必要な場合には病診連携を行っている。また、セカンド・オピニオンに対しても積極的で、希望者にはカルテの開示やレセプトの開示に応じている。
 同クリニックでは、平日は午後7時、土曜日も午後3時まで診療し、電子カルテの導入により診察後の待ち時間を解消した。電話・メールでの予約も受け付けている。「白内障がメインですが、糖尿病網膜症や緑内障にも対応しています。緑内障は40歳以上の17人中1人いるといわれており、老眼のせいだと思っていたら眼疾患だったというケースもあります。自覚症状が出てからでは遅いので、年に1回眼科検診をお勧めします。何か心配なことがあれば気楽にご来院いただければ幸いです」(今野院長)
 
院長/今野 優
1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、2003年7月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。

ライナーネットワークの「ライナー健康相談」に回答しました。

ライナーネットワークのホームページによりますと、
ライナーネットワークは、1984年6月旭川市内では初の広告中心の無料情報紙(フリーペーパー)として登場しました。
 
19年間、市民の間では「ライナー」の名で親しまれ、市民情報や不動産、求人、各種お店の情報、さまざまなイベント情報などをふんだんに盛り込み、週に2回、火曜日と金曜日に配布しています。ライナー紙はブランケット版(普通の新聞サイズ)で6~8面、モノクロまたはカラー印刷。広告中心とした市民総合情報紙となっております。旭川市内全世帯の約85%にあたる14万2000世帯に無料配布しております。とのことです。
 
「ライナー」は、大学生時代に、アパートの郵便受けに入っていました。私の記憶では、最初は表・裏の2面構成だったと思いますが・・・、最初の頃は、テレビ欄もあったような気がしますが・・・、記憶違いでしょうか?まだ、フリーペーパーという概念が浸透していない時代に、旭川市の情報が無料で手に入り、大変重宝しておりました。今回、そのライナーの「ライナー健康相談」のコーナーに、読者の方からの健康相談に回答する医師が不足しており、回答に時間がかかっているため、ボランティア医師募集という告知を見ました。ライナーネットワーク編集部にメールを送りましたところ、早速、ご相談の依頼を受けましたので、回答させていただきました。
 
<「ライナー健康相談」は、からだ・こころなどでお悩みの症状を読者の皆さまよりハガキ等で受け、ライナーのスタッフが代わりに適切な病院・医院のお医者さんにお聞きしてアドバイスをいただくコーナーです。>
 

2003年11月18日 カルテ43「めがねのかけはずし」
 
Q:先日小学4年の娘にメガネを買いました。ひんぱんにメガネをかけたりはずしたりすると、視力がさらに低下すると聞いたことがあります。かけっぱなしにするか、極力かけないようにするか、迷っているのですが・・・。
(34歳 パート/フラメンコママ)
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:購入したメガネは、眼科でもらった「眼鏡処方箋」で作りましたか?メガネ屋さんに直接行って買いましたか?
 小学校の中学年から中学・高校と、視力の下がる人が増えています。この場合近視だと思われがちですが、中には逆に遠視であったり、かくされた目の病気のために視力が下がる場合もあります。
 特にお子さんの場合は、ピントを合わせる調節力が強いので、いわゆる仮性近視になっている場合もあります。
 お子さんの視力低下の原因を調べる検査として、調節麻痺剤の点眼薬を使う検査があります。この目薬をさして検査を行うと、近視・遠視・乱視の正確な度数を知ることができ、また同時に精密眼底検査も行うことができますので、目に病気がかくされていないかも調べられます。
 目の病気がなく、近視・遠視・乱視などの屈折異常だけとわかれば、よく見えて使いやすい無理のないメガネのデータが「眼鏡処方箋」としてできるわけです。購入したメガネが適切なデータに基づいて作られたものであれば、軽い近視の場合には、遠くを見る時にかけ、近くの物を見る時は、はずした方が楽にみえて良い場合があります。
 ある程度の近視では、近くを見る時にもメガネがあったほうが便利なので、お子さんの必要に任せてください。そのような場合のかけはずしでは、近視の度が進むようなことはありません。遠視や乱視のメガネは常時かけていたほうが、疲れがなく楽だと思います。
 一度、眼鏡処方箋をもらった眼科でご相談してみて下さい。
 


2003年12月12日 カルテ48「視界の不良」
 
Q:以前から視界の中心が暗く見えるようなことがあったのですが、しばらくするとよくなりました。仕事が忙しいときはひどくなるようですが、休みを取るとよくなっていたのでそれほど気にしていませんでした。最近は、物が小さく見えたり、少しゆがんで見えるようになり、仕事にも支障をきたすようになってきたのですが、このまま放置していてもよいものでしょうか?
(25歳・男・会社員/XYZ)
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:ご相談の内容からは、目の奥にある神経の膜の中心部、網膜(もうまく)の黄斑部(おうはんぶ)という場所に病気が起きている可能性がありますので、ぜひ眼科を受診することをお勧めします。
 私たちの目は、瞳から入った光が目の奥で像を結び、その像が神経を通って脳に伝えられることによって物が見える仕組みになっています。目の奥の一番内側にある神経の膜、すなわち網膜は、目をカメラに例えますとフィルムの役割を果たしています。
 網膜はその場所によって感度が異なり、網膜の中心部分は感度が高く、もっとも重要な部分で黄斑部と呼ばれています。黄斑部は視力に関わりが深く、物が見えたり色を識別する細胞が集まっています。
 ご相談にあります視界の中心が暗く見える「中心暗点」、物が小さく見える「小視症」、物がゆがんで見える「変視症」は、網膜の黄斑部に変化が生じたときに起こる症状です。眼科では視力検査を行い、網膜の状態を詳しく調べるために精密眼底検査を行います。
 検査では目薬をさして瞳を開きます。そのためまぶしくなり、近くが見えにくい状態が3時間くらい続きますので、車の運転をせずに眼科を受診していただいた方がよろしいと思います。
 


2004年1月20日 カルテ51「まぶたのけいれん」
 
Q:時おり、下まぶたがぴくぴくとけいれんしてしまいます。最近では目が乾きやすくなったような気もするのですが、眼科で診てもらったほうがよいのでしょうか?
(31歳・女。きょうこ)
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:まぶたがぴくぴくとけいれんするとのことですが、目を閉じる筋肉である眼輪筋が収縮するもので、片側の下まぶたに起こることが多いようです。
 軽い眼瞼けいれんは、健康な人でもパソコンの長時間操作などがもたらす眼精疲労や、寝不足の際に一時的に感じられることがあります。さざなみ状のけいれんが、片方の眼のまぶたの一部に限局して起こる状態であれば、特に心配なく、治療を要しません。
 目の病気で眼瞼けいれんが生じることもあり、結膜炎や角膜炎、異物の侵入、ドライアイが主な原因として考えられます。目が乾きやすくなったような気がするとのことですので、ドライアイの検査を受けることをお勧めします。
 ドライアイとは、涙の量が減ったり、涙の成分が変わってしまうことで、目が乾き、角膜や結膜に障害がおこる病気です。ドライアイは目の充血、異物感、疲れ易い、重い感じなどの症状の原因であることも多く、パソコンや乾燥した室内環境の影響もあり、最近増加してきています。
 眼科では、涙の量や質がどのような状態にあるかを検査しながら、ドライアイであるか、他の病気であるかを調べますが、怖い検査ではありませんので、安心して受診して下さい。
 


2004年3月23日 カルテ67「眼科でのアレルギー治療」
 
Q:子どものころから、アレルギー鼻炎と目のかゆみ、充血があります。アレルゲンは家ダニ、ほこりが主です。長年、耳鼻科の処方を受け、鼻の症状は良くなっていますが目の症状は点眼で紛らわしてきました。目のかゆみに最新の処方などはあるのでしょうか?個人的には飲食によって体質改善を狙って奮闘中です。漢方も気になっています。
59歳 男性/匿名希望
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:ハウスダストによる通年性アレルギーとのことですが、鼻の症状が治まっているとのことですので、治療は点眼薬が主になると思います。
 通年性アレルギーに用いる点眼薬として、1)抗アレルギー薬、2)抗ヒスタミン薬、3)ステロイド薬、4)人工涙液があります。
(1) 抗アレルギー薬:
近年、いくつかの抗アレルギー薬が新しく点眼薬として開発されており、現在では6種類の抗アレルギー点眼薬から選択することができるようになりました。抗アレルギー薬は、副作用も少なく、適切な使用方法によりかなりの効果が期待できますが、症状が悪化してから使ってもあまり効きません。通年性アレルギーの場合は症状軽快時にも点眼回数をやや減らして、点眼継続するなどの工夫が必要です。
(2) 抗ヒスタミン薬:
アレルギー反応が始まると、ヒスタミンという物質が放出されてかゆみや充血を引き起こします。抗ヒスタミン薬はこれを抑えます。2種類の点眼薬があり、比較的かゆみや充血を抑える力が強いようです。
(3) ステロイド薬:
アレルギー性炎症が慢性化したり重症化した後では、ステロイド薬が必要になることが多いものです。軽症では、症状のひどい時に短期間、低濃度のステロイド点眼薬を併用すればかなりの効果があります。重症になると高濃度のステロイド点眼薬が必要になります。ステロイドには白内障や緑内障をひき起す危険がありますので、眼科専門医の定期検査が必要です。
(4) 人工涙液:
ドライアイはアレルギーを起こしやすくするだけでなく、悪化させることもあることが分かっています。通年性アレルギーにドライアイを併発していることも多いので、検査をお勧めします。人工涙液は防腐剤が入っていませんので、頻繁に使ってアレルゲンを目の中から洗い流すのはとても有効です。
 最近数年の間にも、新しい点眼薬が出て来ていますので、お近くの眼科でご相談下さい。
 


2004年6月25日 カルテ75「流涙症」
 
Q:毎晩ベッドに入ると、何もしていないのに涙が出ます。流れるほどの量です。何年も前からなのですが、なぜでしょうか?
26歳 女性/匿名希望
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:涙があふれるというご質問ですので、まずは、涙の通り道について説明させて下さい。涙は上まぶたの外側にある涙腺という場所で作られます。分泌された涙は目の表面を濡らした後、目頭の上下にある小さな穴(涙点)に吸い込まれ、細い管(涙小管)を通って涙嚢と呼ばれる涙のふくろに溜まり、さらに鼻涙管を通って、鼻の奥に抜けて行きます。
 日常診療において涙があふれるという訴え(流涙症~りゅうるいしょう~といいます)の場合は、涙がたくさん作られすぎているか、涙の通り道に異常があり、うまく流れていないかの判断をします。涙の分泌が増加する原因としまして、目の表面の異物、逆まつ毛、角膜・結膜の感染症・アレルギー反応、疲れ目、外気、感情などの他、ドライアイが原因となる場合もあります。
 次に、涙の通り道に異常のある場合としまして、まぶたや涙点の位置異常、まばたきの異常、涙嚢・涙小管の感染症、外傷によるものもありますが、多くの場合は鼻涙管閉塞もしくは鼻涙管狭窄か、涙点の吸引力の減弱が原因となっています。
 流涙症の原因の診断には、検査が必要となります。涙の分泌が増加するような目の病気がない場合、涙点から食塩水を通して涙の通り道に問題がないか調べる通水試験を行います。
 さて、ご質問の方の場合は、毎晩ベッドに入ると、何もしないのに涙が出るとのことですので、上に説明させていただいた流涙症とは、異なっているようです。普段涙でお困りでなければ、もちろん心配な病気ではないと思いますので、様子を見ていてもよいと思いますが、横になると涙が出る原因につきましては検査を受けていただきませんと断言できません。涙のふくろの涙嚢から鼻涙管への涙の流れは重力が関係しております。また、あくびなどの顔の筋肉(顔面筋)の収縮により、涙嚢にたまっていた涙が逆流してくることもあります。流涙症に関する検査は痛くありませんので、一度眼科でご相談下さい。
 


2004年8月13日 カルテ80「眼の痛み」
 
Q:片方の眼が時々痛みます。煙にいぶされた時のように痛く、涙が出ます。コンタクトレンズをしたいのですがこんな状態で装着していいのか心配です。
(28歳男性/匿名希望)
 
この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長にお聞きしました。
 
A:涙は上まぶたの外側にある「涙腺」という場所で作られます。涙の分泌を刺激する神経は、角膜の知覚を司る「三叉神経」と、自律神経である「副交感神経」と「交感神経」の3種です。目に異物が入った時やタマネギをきざんだときなどの反射的分泌は三叉神経、悲しいときなど感情的な涙の分泌は副交換神経、常時分泌は交感神経が作用しています。
 御質問の方の場合の涙は、痛みを伴うとのことですので、三叉神経が刺激されて分泌されている涙だと思います。角膜は、身体の中でも最も知覚が鋭敏な部位です。小さなゴミが入った場合でも、非常にゴロゴロし、涙がたくさん出ることによって、異物を洗い流そうという働きが生じます。初めてコンタクトレンズを装用した際にも、涙がたくさん出たことと思います。コンタクトレンズに慣れてきますと、涙の分泌がおさまってきます。これは、角膜の知覚が鈍くなってくることが、その理由の一つとして挙げられます。
 痛みを伴う涙は、角膜に傷があることが疑われます。角膜に傷がつく原因として、涙の量・成分に問題のあるドライアイ、逆まつげ、ばい菌による角膜炎、アレルギー性結膜炎、結膜結石、マイボーム腺機能不全、上輪部角結膜炎、そしてコンタクトレンズによる酸素不足があります。角膜の傷は早期に治療しないと、角膜が白濁し、視力低下の原因にもなり得ます。ソフトコンタクトレンズの装用者に見受けられますが、「レンズをはずすと痛いのでレンズをつけっぱなしにしている」という誤った使用により、視力低下してしまったケースも報告されています。ソフトコンタクトレンズはバンデージ効果により、痛みをマスクし、角膜の傷を重症化させる危険性があります。眼に痛みのある時は、コンタクトレンズを装用せず、眼科専門医の診察をお受けください。


2007年9月18日 健康のはなし
 
パソコンやテレビに囲まれ、目を酷使しがちな現在社会。日ごろから目の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか?10月10日は「目の愛護デー」。あなたの目は健康ですか?
 
専門医にお聞きしました
目の病気は、早期治療が大切なものが多いにも関わらず、なかなか自覚症状を感じにくいため、「おかしい」と思って専門医にかかった時には、かなり病状が進んでいるケースも少なくありません。早期発見のためには、時々目の健康状態をチェックすることが大切です。目の専門医、こんの優眼科クリニック(曙1条6丁目2-1、電話25-8341)院長の今野優先生にお話をお伺いします。
 
Q:最近日本人に増えているといわれる「加齢黄斑変性」とはどんな病気なのでしょうか?
A:目の一番奥には、目の中に入ってきた光が像を結び、物を見たり色を感じたり形を把握したりする網膜があります。物を見るためにもっとも重要な部分であり、カメラでいうとフィルムの部分です。網膜の中でも、一番感度の高い中心部分が「黄斑」で、ここに出血やむくみができて見え方に異常が出るのが「加齢黄斑変性」です。原因ははっきりとはわかっていませんが、加齢による網膜の老化現象と考えられています。
 
Q:どんな症状が出るのでしょうか?
A:最初の症状は、ものがゆがんで見えます。例えば「カレンダーの線が波打って見える」とか、「まんなかの線がちょっとうすく見える」ようになります。黄斑は非常に繊細なところなので、ちょっとの異常で症状は出てきます、ただ目の病気全般に言えることですが、両目で見ていると、良い方の目が病気の目の視力を補ってしまうため、片方の視力の異常をなかなか自覚できず、発見が遅れる原因になります。目の病気の早期発見のためには、時々片目をつぶってみて、右でも左でもおなじように見えているかどうかをチェックすることが大切です。
 
Q:治療はどのように行われるのですか?
A:網膜の下にあって見え方に異常を起こす新生血管の部位や大きさなどから、治療方法を決定していきます。腕の静脈に色素を注射し、その色素が心臓から眼球の網膜に送り出されてくる状態を見て、新生血管がどこにあって、どのくらい広がっているのかを調べます。治療の対象になる血管が網膜の中心以外にある場合には、レーザー治療で焼きつぶします。
 最近では、平成16年に認可された「光線力学的療法(PDT)」という治療法が主流になってきました。これは、健康な組織を破壊しないように、特別な色素を注射で体に入れ、黄斑に色素がきたときに色素に感度のあるレーザーを照射することによって、それまでは治療の難しかった、中心部にある新生血管だけを効果的に焼きつぶす治療法です。
 病気が進んでからでは、治療をしてもなかなか視力が戻らないので、早期発見、早期治療が大切な病気です。
 
Q:「緑内障」は日本人の失明原因の1位といわれていますが?
A:緑内障は、視神経が侵されて視野が狭くなる病気です。以前は「眼圧が高い」というのが原因とされてきましたが、最近では、眼圧は正常なのに緑内障になる「正常眼圧緑内障」も多くなっています。
 緑内障はよほど進まないと自覚症状がない方が多く、人間ドックや、何らかのほかの病気で眼下にかかって眼底検査を受けて発見されることが多い病気で、40歳以上の日本人の17人に1人が緑内障といわれています。
 最初は見えない場所が一部分だけで、両方の目で見ていると気付きにくく、進んでくると視野が狭くなり、特にまんなかのすぐ近くが見えにくくなります。遠近感がいかしくなるため、お茶を入れるときにこぼしてしまうといったことがあります。
 緑内障の怖いところは、自覚症状がほとんどなく、知らないうちに病気が進行している点です。放置すると失明の危険があるので、やはり早期発見、早期治療が大切です。
 
Q:治療法は?
A:基本的には、眼圧を下げる目薬による点眼治療です。現段階では、いったん障害された視神経は、治療をしても元には戻らないので、視野狭窄が広がらなければ、一応治療は成功とされています。まれに目薬で眼圧が下がらない場合は、手術療法もあります。
 
Q:高齢者に多い「白内障」とは?
A:目の中で、ピントあわせの役割をする「水晶体」がだんだん濁ってくるのが白内障です。糖尿病などが原因のものもありますが、一般的には加齢が原因で、髪の毛が白くなるように、誰でもなる病気です。目の中に濁ったレンズがある状態なので、常時目がかすんだ状態になります。
 
Q:治療法は?
A:白内障になっても、本人が生活に不自由を感じなければ、すぐに治療が必要というわけではありません。患者さんのライフスタイルによって、「その人が困ったら」というのを基本に考えていきます。ひとつの目安として、車の運転をする方は視力が0.7を切ったら手術を検討するようにお勧めしています。白内障の場合、手術が根本的な治療法になります。角膜の縁を3ミリほど切開し、濁った水晶体を超音波で砕いて取り除き、代わりに眼内レンズ(人工水晶体)を埋め込むことによって視力を取り戻すことができます。局所麻酔で行われ、安全性が高く、片目15分ほどでできるため、手術は日帰りでもできますが、感染症が一番怖いので、自宅療養の場合には、目をこすったりぶつけたりといったことのないように、アフターケアに十分気をつけましょう。
 
Q:子どもの「近視」も増えているようですが?
A:お子さんの近視は、少しずつ進むため、本人には視力が下がったという自覚がなく、学校の検診結果を見て気付くことが多いようです。近視だけが原因ではなく、仮性近視、遠視、乱視などが原因の場合もあるので、学校からのお知らせがあったら、一度専門医の検査を受けることをおすすめします。
 
疲れを感じたら休息を
 私たちの目をとりまく環境は過酷です。病気による視力の低下ばかりではなく、「眼精疲労」から、目がしょぼしょぼしたり、赤くなったりする以外にも、頭痛や肩こりに悩む方も増えています。目が疲れたなと感じたら、適度に休息をとったり、眼鏡の度があっているかどうか、確認してみることも大切です。
 市販の目薬は刺激の強い成分が入っていたり、充血をとるために、血管を収縮させる成分が入っているものが多く、逆に目が赤くなったり、防腐剤によるアレルギーが起こることもあり、使い過ぎはよくありません。
 視力は日常生活を送るときにとても重要なもの。異常を感じたら、早めに眼科医の元で、病気が隠れていないかの検査を受け、大切な目を守りましょう。

銀海 第241号
医療前線 わが診療所
患者さんに優しいクリニックでありたい
大事なことは永ちゃんから学んで

はじめに
 『2003年7月26日北海道旭川市に無床クリニックを開設致しました。医療過疎地といわれる北海道ですが、旭川は医大もあり、所謂激戦区です。眼科医になって15年、大学病院で10年(うち2年間留学)、関連病院で5年の勤務医生活を満喫しました』と2005年 3月 銀海189 号「開業して思うこと」を掲載してもらいました。私の眼科医生活には、つねに矢沢永吉さんと千寿製薬さんがいました。
 

勤務医時代
 1989年旭川医大眼科学教室に入局し、研修医生活を始めた直後、1989年10月 銀海122号教室紹介に研修医として掲載されたのが、私の眼科医生活のスタートでした。研修医時代「20代頑張ってない奴は、パスポートもらえないんだよ。パスポートに“判"押してもらわないと30代入れないから。だから、オレ“泣くなよ"っていうわけ。泣かないためにはやっぱりパスポートもらえるように申請出せるようにしないといけないし」(1980年映画RUN&RUN)永ちゃんにそう言われて、頑張っていた気がします。
 何となく疲れた、と思う時がありますよね。「いつの時代だってやる奴はやるのよ。やらない奴はやらない。(中略)やる奴のほうの部類にあなたも入ったら、ってこと言いたいんだよね、そいつが決めることなんだからさあ、思わない?」(1983年NHK総合 特集YOU矢沢永吉からのメッセージ)永ちゃんは、そう言ってたよね、やるしかないでしょ。そんな気持ちでした。
 吉田教授にご推挙いただき、1993年11月から1995年10月までの二年間、Schepens Eye Research InstituteのLaser Doppler Laboratory に留学し、その間の生活について、1996年7月銀海149号リレー随想 from USA(PART2) に掲載してもらいました。
 1999年10月銀海162号教室紹介に、助手として紹介され、『職場でも家庭でも「無駄な時間を過ごさない」をモットーにテキパキ頑張り、余った時間を無駄に過ごす』が掲載されました。
 大学病院での眼科医生活は良き先輩と楽しい後輩に恵まれ、充実していましたが、連日のアブラギッシュな生活からか胆石発作にさいなまれました。ずっと患者サービスと家族サービスを隠しテーマにやって来ましたが、そろそろ本腰を入れてこれらのテーマを完成させようと、単身赴任にピリオドを打ち、改行(開業)となった次第です。

開業して
 開業するにあたっての経営理念は「患者さんに優しい眼科クリニック」です。常に患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子どもだったらと考え診察し、自分がかかりたいと思う眼科を実現することでした。
 通勤の車(といっても永ちゃんがタバコを買いに行くために持ったキャディラックではなく、75年オンボロビートルですが)の中では、永ちゃんのカセットテープ(!)をガンガン流し、クリニックに着いたら、まずは永ちゃんのDVDをかけてモチベーションを上げます。そんな毎日の中でも、開業医の仕事は孤独で、煮詰まることも多々ありますよね。
 振り返ってみると、開業で大事なことは永ちゃんから学んでいました。
 開業医の生活って(もちろん僕だけかもしれませんが)大学にいた時の生活と違って、もの凄く単調に感じるんですよ。「人は、一瞬のハッピーがあったらまた走れる。毎日、毎日ハッピーが来るわけないんだよね。今日もコレか・・・昨日もコレか・・・明日もコレっていう時に、土曜日あたり、いいことが一発ポーンってあったら、来週1週間また頑張れるみたいな、人間ってそんなもんじゃない。そんなもんよ」(2009年NHK総合 SONGS)永ちゃんでもそうなんだもの、継続することに意味を見いだしたいと思います。
 「矢沢が、手を抜いたら、うしろを向いたら、グッド・フレンドが去っていく。ファンも離れていく。オレは怖さを知ってる。安心が欲しい。安心してるためには、行動して裏付けをとること」(1978年成りあがり)グッド・フレンドはスタッフに、ファンは患者さんに読み替えて受け止めています。
 永ちゃんは100回目の武道館公演の時(2007年12月16日)に「ずっと矢沢を応援してくれているファン、矢沢のファミリー、バックミュージッシャン、メンバー、クルー、そして矢沢のこの筋肉、サンキュー!」と雄叫びをあげましたが、今、開業して何とか14周年を迎えることができ「ずっと受診してくれている患者さん、自分のファミリー、スタッフ、器械屋さん、薬屋さん、眼鏡屋さん、会計士さん、そして同門会の諸先生、サンキュー!」と雄叫びをあげたい気分です。

患者さんへのメッセージ
 2006年 3月 MMS 発行の「Medi-Net Vol.21」に当クリニックの特集記事が掲載されました。開業して2年半までの取り組みを紹介してもらいました。2003年12月から毎月初めに発行している「優しい眼科通信」は今まで欠かさず発行し、164号を数えました。診察の時間だけでは、どうしても伝えきれない病気や検査や、時には当クリニックの待ち時間対策、白内障手術患者さんのアンケートの結果などを報告する場としています。
 「優しい眼科通信」の内容などもホームページにアップしていますが、当クリニックでは受診してくださった患者さんに直に伝えるアナログの情報発信を重視しています。問診票はA3サイズの大判とし、主訴・既往歴などの記入欄のしたに、なぜこれらの質問が必要なのかの意味を解説しています。ご記入いただいた後、検査スタッフが直に話を聞いて、漏れがないように留意しています。初診の患者さんには視力値などを記載した「検査結果」、検査の意味を説明した「検査情報」、受付スタッフが作成した「受診の流れ」を説明したプリントを渡しています。
 またネットでの購入に移行しがちなコンタクトレンズ検診の患者さんにも、眼科で検診を受けてもらうことの利点を感じてもらえるように「コンタクトレンズ検診情報」を3カ月ごとに更新し、診察室で渡しています。

 スタッフ目線から、患者さんに伝えたい情報をお渡しする試みを2015年1月から始めました。それぞれの内容に関して患者さんに知ってもらいたいと思った時にスタッフから手渡すようにしていました。これが患者さんから大変好評を得ましたので、2015年4月から毎月新しいものを作ってもらって中待合室の柱に掲示すると同時に、一月分ごとに綴じて待合室にパンフレット棚を用意し、皆さんに持ち帰って読んでもらえるようにしました。
 
おわりに
 開業で大事なことは、永ちゃんのように一つのことにとことん根性入れて頑張ることではないかと実感しています。振り返ってみますと、ここまで永ちゃん、千寿製薬さんだけでなく、多くの方のおかげで何とか開業生活を続けて来られました。すべての方に恩返しするべきですが、患者さんに真摯に対することで、患者さんの未来が明るくなるように恩送りできればと考えています。
 1996年7月銀海149号リレー随想 from USAの最後に「日本で頑張ってくれた妻の理恵、長女の杏美、そして留学中に生まれた長男の駿に感謝しております」と書きましたが、杏美は今年旭川医大眼科に入局し、駿も大学5年になりました。次に銀海に掲載していただくときは『親子継承』について書かせてもらえることを目標に、これからも患者さんに優しい眼科クリニックであり続けられるよう、捲まず撓まず精進してまいります。
「やっちゃえ、OSSAN」

2012年 9月 MMS 発行「Medi-Net Vol.40」
小さな工夫が掲載されました。

Medi-Net の「小さな工夫」のコーナーでは、毎号、眼科医院の現場のアイデアを写真で紹介しています。色々なアイデアが紹介されており、当クリニックを開設する際にも参考にさせてもらいました。福谷さんが、受付の案内を紹介してくれました。

小さな工夫
予約のご案内
院長の直筆で
こんの優眼科クリニック
北海道旭川市
03.7.26開業
 
予約診療に関する患者さんへの案内ですが、先生直筆のメッセージにすることで、心のこもった温かいものになります。受付や会計時に患者さんの目にとまり、とても“優”しい案内になっています。(F)

2006年 3月 MMS 発行「Medi-Net Vol.21」
特集記事が掲載されました。

特集 患者さんへのメッセージ
HPや院内報で優しく温かく
--「10のお約束」の励行に様々な工夫--
開院以来、ホームページや院内報で地域の患者さんに優しく温かいメッセージを送り続けているのが、北海道旭川市の「こんの優眼科クリニック」だ。診療・手術にあたって患者さんに「10のお約束」を誓約されており、その励行に様々な工夫も。以下にその模様と「院長インタビュー」を--。

『優しい眼科通信』
正面玄関アプローチ部分の柔らかな感じのウッドデッキ。バリアフリーの設計を凝らした院内。なかでも待合室はアットホームな雰囲気を醸し出し、とびきり明るい。道北の拠点都市、旭川市で「こんの優眼科クリニック」が開業したのは、2003年7月のことだった。この年の12月、同医院の院内報『優しい眼科通信』が創刊された。
 
<<「患者さんに優しい眼科クリニックをめざし、常に「患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら」と考え、診察させていただきます。「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思う眼科クリニックを実現させるために、スタッフ一同、力を合わせてがんばります。(創刊号)>>
 
すでに開院と同時に、地域の患者さんにぜひ知らせたい情報をと、インターネットでホームページを立ち上げていた。『優しい眼科通信』は、このホームページに掲載した情報を抜粋して院内報(ペーパー)用に再編集したものだ。A4サイズ、2ページ分のささやかな体裁の患者さん向けお知らせペーパーではあるが、かわら版風の手づくり感にあふれ、ちょっとした記事にも伝え手の優しいメッセージと温もりのようなものが、切々とこもっている。
 
<<旭川の季節は駆け足で進んでいきますよね。そしてもう初雪。雪かきが始まるかと考えただけで、腰が痛くなりそうですが、雪に負けないように体調を整えて、冬を迎えましょう。今月号は「ドライアイ」についてのお話です。(第12号)>>

目の病気を平易に
毎月、月初に発行(約500部)し、受付まわりに置いて患者さんに配っている。昨年12月時点ですでに25号を数えたが、創刊号からのバックナンバーも、待合室の片隅に。昨年末に出した12月号では、自医院の日帰り白内障手術の実績をまとめ、紹介した。
 
<<開院から2005年10月末までに、396件執刀させていただいたことになります。手術患者さんは「家族・知人から紹介された」が、19%→37%→48%と年々増加してきております。患者さんに紹介していただける眼科をめざしておりますので、有難いかぎりです。(第25号)>>
 
バックナンバーを繰ると、各号に一貫しているのは目の病気の易しい説明だ。白内障や緑内障、糖尿病網膜症は言うに及ばず、視力(近視)、結膜炎、飛蚊症、涙目、花粉症、目薬の正しい使い方、コンタクトレンズ診療--と、患者さんが日常的に出くわす目に関する事柄を広く取り上げ、平易な表現で綴っている。また、院内での検査や診察についても具体的に触れ、「診察の時にはテレビモニターに映された画像を一緒に見ながら説明させていただいておりますが、何か気になることや疑問な点がありましたら、ご遠慮なく質問してください。質問していただきますと、さらに気合が入りますので…」などと、患者さんに優しく呼びかけている。
 
スタッフの笑顔
電子カルテの導入をはじめ、電話・メールでの予約診療の受けつけなど、待ち時間短縮の工夫と試みは、開院当初にホームページや『優しい眼科通信』で地域の人々に表明した同医院の「10のお約束」のひとつだ。その10項目の約束の第一に掲げたのが「スタッフ全員が笑顔で患者さんに対応します」である。眼科通信には随時、スタッフの声も出しているが、彼女たちの明るさや真心は次のようにそれらの記事からも浮かび上がってくる。
 
<<今年の目標は「痩せたい!」とかいろいろありますが、気をつけたいことは言葉づかいです。きれいな言葉で話している人って憧れですね。仕事中ももう少ししっかりとした話し方が出来れば…。(第14号)>>

インタビュー 院長にお聞きしました
--開業に踏み切られたいきさつを。
「勤務医として旭川医大病院で10年(うち2年間米国留学)、関連病院で5年を経ての開業でした。開業前には旭川よりさらに北にある士別というところの市立病院に勤めていました。外来の患者さんを多い日には200人近く抱えることがありましたが、患者さん一人一人、本当に満足されているのだろうか(?)という思いが、いつもありましたね。診察にあたっては時間的にある程度のゆとりが持て、患者さんに説明をていねいにして納得して帰っていただけるような医療でありたい--とそんな気持ちが次第につのり、開業へと心が傾いていきました。」
 
--医院名は「こんの優眼科クリニック」と、先生のお名前をフルネームで。
「一開業医として『患者さんに優しい眼科』をモットーとして地道に実践していきたい。私のファーストネームも優しいの『優』。自分のこの名前、実は『すぐる』なんですが、どう読んでもらおうと、看板に『優』を使わない手はないとこだわったわけです。開業ポリシーの思いを込めて…」
 
--現実は北海道第二の都市である旭川のこと。眼科の開業も『激選区』であると聞きます。
「その通りです。しかし、患者さんの立場に立って患者さんが望む医療とサービスのあり方を深く掘り下げていけば、活路はいろいろ見つかるはずです。とにかく自分のこれまでのキャリアでやってきたことを信じ、精一杯取り組んでいこうと、スタートから2年余りずっとやってきました。」
 
--「患者さんに優しい眼科」ということで、いきなり開業段階で地域の患者さんに向けて「10のお約束」を掲げられましたね。
「約束として診療時間や診療日そのものについて、かなり工夫を凝らしました。それに患者さんの待ち時間を短くしようと、電話・メールでの予約を受けつけることにし、また、思いきって電子カルテを導入して診察後の待ち時間の解消に役立てています。もっとも患者さんが全然お見えにならなければ、待ち時間なんていってもはじまりません…(笑)。いまのところおかげさまで1日40人程度のペースで患者さんを迎えてやっております。」
 
--網膜などの目の状態の画像をモニターに映して症状を説明され、また、プリントアウトして写真を患者さんにお渡しされているそうですね。ていねいに説明される診察シーンが目に浮かびますが、いまより格段に患者さんが増えてきたらどうなるのでしょうか。
「私なりのやり方でも1時間に患者さん10人は見れます。ですから1日(8時間診療)で80人ぐらいまでなら可能です。ただ、これはあくまで計算上のこと。1時間に10人というペースで診るときがたまにありますが、これが8時間もずっと続くと、かなりきびしいですね。とくにカルテの作業が追いつかなくなる。補助にシュライバーを置くとか、音声入力を導入するとかしないと…。ホームページも院内報もできる限りこまめに編集して出しているのは、診療中に必ずしも十分に行きとどかない検査や病気の説明をカバーするためです。」
 
--患者さんに動いてもらわなくても済むように、診察室の眼底カメラは台にコマを付けて移動式にされるなど、いろいろ工夫を凝らされているご様子。それに二つ折りの診察券には、患者さんの視力はじめ検査結果を診療日付順に記入されてお渡しされている。言いかえれば、細やかな気配りの「患者さんに優しい眼科」ということでしょうか。
「ホームページも院内報もできる限りこまめに編集して出しているのは、診療中に必ずしも十分に行きとどかない検査や病気の説明をカバーする視力値は口頭で伝えてはおりますが、患者さんの側からすると、それを覚えておくのは大変なのではないかと思い、それで診察券にも記入することにしているわけです。設備面で言えば、身の丈分の投資というか、当院はそんなに重装備ではないんです。それよりも地域の『かかりつけ医』としてどう向き合っていくかなんですね。無論、手術の場合は難度によって地元の基幹病院にご依頼しています。」
 
--白内障の日帰り手術が主体の手術の部は、休診日の前日を除いて毎日実施されているとお伺いしております。
「月~金の午後1時から3時の時間帯を手術に当ててやっており、1日に2件は無理なく対応できます。いまのところ月間20例ぐらいのペースです。手術の日まである程度はお待ちいただくにしろ、1ヵ月以内には何とかやってあげたいという思いでやりくりしております。また、手術患者さんのご家族の希望があれば、立会い室から手術を見守っていただきます。カルテ開示やレセプト開示まで含め、『開かれた眼科診療』を進めることこそ、患者さんの信頼を得る大事なカギになるというのが、私のポリシーです。」
 
--ホームページや院内報による情報発信も、その「開かれた眼科診療」を実践するうえでの不可欠な手段(メディア)と言えますね。 
「ホームページを見て受診される方は、実際にはまだまだ少ない。しかし、そうした患者さんはホームページ上であらかじめ私の顔もご覧になっているせいか、初対面でも何か親近感を持っていただいているような印象を受けます。その半面、『10のお約束』などを掲げていますから、けっして期待を裏切らないようにと、こちらはすごくプレッシャーを覚えますね。いずれにせよ、今年7月には開院3周年を迎えますが、いつ、どんな時も開業時の初心を忘れずに地道にやっていこうと思います。」

2005年 3月 銀海189 号
「開業して思うこと」が掲載されました。
 
患者さんが自分だったらと自問して
 2003年7月26日北海道旭川市に無床クリニックを開設致しました。医療過疎地といわれる北海道ですが、旭川は医大もあり、所謂激戦区です。
 眼科医になって15年、大学病院で10年(うち2年間留学)と関連病院で5年の勤務医生活を満喫しました。大学病院での生活は良き先輩と楽しい後輩に恵まれ、充実していましたが、連日のアブラギッシュな生活からか胆石発作にさいなまれました。
 ずっと患者サービスと家族サービスを隠しテーマにやって来ましたが、そろそろ本腰を入れてこれらのテーマを完成させようと、単身赴任にピリオドを打ち、改行(開業)となった次第です。
 開業するにあたっての経営理念は「患者さんに優しい眼科クリニック」です。常に患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子どもだったら、と考えて診察させていただく、自分がかかりたいと思う眼科を実現することです。
 もちろんこの夢の実現には、お金という制約があります。親が医者ではない場合の開業は「ゼロからの出発」と言われますが、私の場合、留学していたこともあって自己資金もままならず、「マイナスからの出発」と皆から期待されておりました。
 私は自ら銀行との融資交渉を行い、MMSに作製していただいた診療圏調査の結果も持っていきました。
 MMSの福谷さんには本当にお世話になりました。いつも笑顔で、最初にお会いした時にはバブルヘッド人形かと思いましたが、こちらの疑問にはいつも適切な返答をいただき、感謝しております。
 銀行では「自分で資料を用意した医者はみたことがない」と感心されましたが、その割には貸し渋られました。
 設計には、眼科クリニックを手掛けたことがない建築家と偶然に出会い、待合い・受付には医療従事者ではない妻の意見を積極的に取り入れました。おかげでクリニックらしくない、明るく優しい建物になったと自負しております。
 開業して1年半が経ち、患者さんの少ない生活にも慣れてきました。ただ、電子カルテで診察後の待ち時間解消を目指しましたが、診察前の待ち時間も解消されているのは誤算でしょうか。
 そして、以前は網膜のブラッドフローが気になっていましたが、今はキャッシュフローの方が気になりますし、黄斑部の厚みが減ることを祈っていましたが、今はレセプトの厚みが増すことも祈っています。 
 診療圏も拡げたいとは思いますが、心了見を狭めないよう謙虚に精進し「こんなに優しい眼科クリニック」と呼ばれたいと思います。

2003年 11月 MMS 発行「Medi-Net Vol.14
待合室の紹介が掲載されました。

Medi-Net の「小さな工夫」のコーナーでは、毎号、眼科医院の現場のアイデアを写真で紹介しています。色々なアイデアが紹介されており、当クリニックを開設する際にも参考にさせてもらいました。
今回のMedi-Net は、小さな工夫集 カラー刷り総集版です。デザイン(院内設計)というコーナーに福谷さんが、当クリニックを紹介してくれました。

待合室 アットホーム
こんの優眼科クリニック
北海道旭川市
2003.7.26 開業
 
待合室は家庭のリビングのようなアットホームな空間にと、さり気なく演出されている。壁を飾っているのは、エルメスの新作スカーフ。(F)

1999年10月 銀海162号 
教室だより に旭川医科大学眼科学教室が紹介されました。
1989年10月 銀海122号以来の10年ぶり、2回目の掲載です。1回目の掲載の時は、研修医として、全員写真に紹介されましたが、2回目の教室だよりでは、教室員一人ひとりの顔写真と共にプロフィールが掲載されました。
 
そのプロフィールは、
1. 出身地
2. 出身大学
3. 趣味
4. 研究・テーマ
5. コメント
の5点についてで、字数制限がありました。
 
1. 出身地
2. 出身大学  
の2点については、そのまま書くしかありませんので、残りの
3. 趣味
4. 研究・テーマ
5. コメント  の3点で、いかに上手いことを書くかが、問題でした。もちろん、そんな風に考えていたのは、私だけだったようですが、、、、
 
ちなみに、A先生のプロフィールは
3. 読書(海外ミステリー)、海水魚の飼育
4. 網膜疾患における硝子体の役割、黄斑疾患
5. 誠意を持った診療と夢のある研究をするよう心がけています。
B先生は、
3. 英語、NFL、Mac
4. 網膜循環
5. 理論に裏付けされた臨床を実践すること。
C先生は、
3. 酒、読書、ガーデニング
4. 眼循環、緑内障
5. 患者さんに信頼される眼科医を目指しています。
といった感じで、立派なプロフィールがズラっと並んでいる中で
 
今野 優(助手)
1. 北海道
2. 旭川医科大学 1988年卒
3. お洒落<駄洒落、眼科医≦司会、家族サービス
4. 眼循環、    網膜厚解析、 患者サービス
5. 職場でも家庭でも「無駄な時間を過ごさない」をモットーにテキパキ頑張り、余った時間を無駄に過ごす。
 
という、プロフィールが掲載されました。これは、どこかでウケているかな?と期待していましたが、これを読んだ息子に「余った時間を無駄に過ごしちゃあ、ダメじゃない」と、つっこまれました。


1996年 7月 銀海149号 
リレー随想 from USA(PART2)
に今となっては、随分と懐かしい留学生活についての話が掲載されました。

はじめに
 1993年11月から昨年(1995年です)10月までの二年間、Schepens Eye Research Institute(SERI)のLaser Doppler Laboratoryに留学しておりました。この研究室では Laser Doppler Velocimetry の開発者のひとりである Gilbert T. Feke 博士の指導の下、網膜血流および視神経乳頭毛細血管血流速度の測定を行っています。1980年に吉田晃敏先生が最初に留学して以来、私が六代目の日本人フェローです。
 ボストンと言われても、ボストンバッグやロックバンドしか頭に浮かばなかった私でしたから、アメリカに着いた時は、まさに右も左もわからない状況でした。しかし幸いなことに、医局の先輩がたくさんおられ面倒を見てくださいましたお陰で、比較的順調にアメリカの生活に慣れることができました。
 私の前任者である藤尾直樹先生、SERI で硝子体の研究をされていた引地泰一先生、Massachussetts Eye and Ear Infirmary で水晶体の研究をされていた五十嵐弘昌先生、Simmons & Smith Eye Associates で緑内障の研究をされていた五十嵐幸子先生には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
 また。このような素晴らしい機会をお与え下さいました吉田晃敏教授に心から感謝いたしております。

留学実感
 留学中の生活ぶりについて書くようにとのお話でしたが、私の場合は家族を日本に残した単身赴任でしたので、日常生活のことは皆さまの参考にはならないのではないかと思い、職場のことについて書かせていただきたいと思います。
 職場には、陽気なアメリカ人がたくさんいて、わかりにくいボストンなまりの早口の英語で話しかけてきます。私が単身赴任であることを知り、「アメリカ生活で気をつけなければならないことは脂肪の取り過ぎだ、女性にも気をつけたほうが良い。しかし、最も気をつけなければならないのは脂肪を取り過ぎた女性だぞ」などと忠告してくれました。
 非常に話好きでありながら英語が不自由な私は、伝えたいことが、うまく表現できず、ストレスを感じておりました。
 この状況で得られたこととしては、聞き上手になったことと、伝える内容を一度、頭の中で整理してから話すようになったことではないかと思います。
 
臨床
毎週月曜日は、Schepens Retina Associates で J.Wallace McMeel 先生の指導の下、網膜硝子体疾患の患者さんの外来診察をしていました。外来診療でもRight とLight の言い分けが上手にできず、まさに右も光も分からない状況でした。
 日本での外来との違いとして、完全に眼科分野が専門化されていること、患者さん一人に対する時間が充分あること、強膜圧迫子を用いて、双眼倒像鏡で全例の最周辺部まで検査することなどがあげられます。
 診察、ムンテラにも余裕があり、一時間以内に完成する蛍光造影写真を前に、AMD の患者さんに"No ooze is good news." と励ます光景が印象に残っています。また、Frans Van de Velde 先生に SLO の臨床応用について指導を受けておりました。

研究
 月曜日以外は、ほとんど研究室におり、Laser Doppler Velocimetry を用いて、眼循環の研究をしておりました。
 Laser Doppler 法の利点として、散瞳を要すること以外は全く無侵襲な検査であること、他覚的に血流速度を定量できること、測定時間が短いこと、反復測定が可能であること、そして生理的状態で血流動態の評価がおこなえることなどのがあげられます。
 網膜血流の測定は、インスリン依存型糖尿病の患者さんを中心に行いました。糖尿病で網膜症を認めない患者さんの網膜においても、既に血流量の低下が観察されました。また経年変化を追うことで、罹病歴が長くなり網膜症が悪化するのに伴って、低下していた血流量が若干増加の方向に向かうことが観察されました。これらの結果は、毛細血管の無灌流やシャントなどの細小血管レベルでの微細な変化を反映しているものと考えられます。
 視神経乳頭毛細血管血流速度の測定は、緑内障の専門家であるBernard Schwartz 先生とPeter A. Netland 先生との共同研究として、高眼圧症での血流速度と網膜神経線維層の厚さの関係についての研究、眼圧降下剤の視神経乳頭血流速度に対する影響についての研究などを行いました。
 留学中にも患者さんと接することができ、また臨床と密接に関連した領域での研究ができましたので、今後の眼科医としての生活に役立てたいと考えております。
 
おわりに 
 最後になりましたが(きっとアメリカ人でしたら書くと思いますが)、日本で頑張ってくれた妻の理恵、長女の杏美、そして留学中に生まれた長男の駿に感謝しております。
2008.2.14
北海道新聞 ドクター訪問
 
北海道新聞の上川版の「ドクター訪問」で当クリニックが紹介されました。2月14日のバレンタインデーの朝刊に掲載され、素敵なプレゼントをいただいた気持ちでした。患者さんからも「見ましたよ」「載ってましたね」とお声をかけていただき、さすが道新、精読率が高いことを再認識させていただきました。おおしま内科の大島先生がご紹介下さったとのことで、北海道新聞の記者 五十嵐知彦さんが12日にいらっしゃって、取材を受けました。そして14日に掲載されていますので、さすが道新、仕事が速いですね。新聞に載せていただけるなんて、小学生の時に学校で描いた母の日の、母の似顔絵以来の快挙ですので、紹介させてください…
 
白内障 一度受診を
目の水晶体が白く濁り視力が落ちる「白内障」の手術を年間約二百二十件手がける。超音波装置での手術は、目の上部をわずか三ミリ切るだけ。目への負担が従来より少ないといい、手術は日帰りが多い。「日常のリズムを崩さす手術を受けられるのが魅力です」白内障は老化現象の一つで、多くの患者は六十歳代以上。「車を運転する方の場合、視力が0・七以下になったら、一度受診を」とすすめる。
 帯広市出身で旭川医大卒。士別市立病院などを経て、二〇〇三年七月に同クリニックを開設した。待ち時間をなくすため、電子メールや電話での診療予約のほか、電子カルテも導入している。(五十嵐 知彦)

2007年3月20日 北海道新聞社の北海道百科 Vol.12 
当クリニックが掲載されました

日帰り手術徐々に増加
 
 「こんな優しい眼科クリニックがあったらいいな」と思いを実現させるため、2003年7月、旭川市曙にクリニックを開きました。常に「患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子どもだったら」と考え、診察するようにと心がけています。そのスタンスは医師を目指した時から、「自分はどんな医者になりたいのか。自分はどんな医者にかかりたいのか」を自問して、たどりついた答えだと思います。
 旭川医大を卒業後、眼科を専攻し、大学病院、総合病院で研修、診療し、その後ハーバード大学スケペンス眼研究所に留学。網膜疾患の臨床研究にも従事する機会を得ました。
 もともと眼科を専攻した理由として、自分で検査し診断ができ、顕微鏡手術という精緻な方法で患者さんの視覚を守ることができるという自己完結性と、開眼した時の患者さんの喜んだ顔が見られることの二つがありました。
 大学病院、総合病院での15年の勤務医生活では、白内障手術を中心に、眼瞼手術、流涙症、ドライアイ、眼感染症、緑内障、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズ診療などに携わり、眼科専門医としての腕を磨いてきたつもりです。勤務医生活で体得した医学技術を、時間的にある程度ゆとりのある中で、わかりやすく優しく患者さんに提案し、納得して帰っていただけるような医療をしたい、という気持ちがつのり、開業へと心が傾きました。開業地は眼科医としての私を育ててくれた旭川です。患者さんの立場にたって患者さんが望む医療とサービスのあり方を深く掘り下げ、自分のこれまでやってきたことを信じながら、精一杯取り組んでいこうと考えました。
 開業にあたり、積極的に取り組もうと考えたのが「日帰り白内障手術」です。開業当時、旭川では2つの眼科クリニックで取り入れられているだけでした。日常生活のリズムをくずさず、日帰り手術は早期に職場復帰したいという人に向いています。
 当クリニックにて白内障手術を受ける患者さんは徐々に増え、開業3年半を迎えた今年1月には650件目の執刀をさせていただきました。両眼の手術を受けてくださった方が210人いらしたので440人の目をあずからせていただいたことになります。先日は大学病院の研修医だった時に白内障手術を執刀させていただいた方の息子さんが、私のことを憶えていてくれ、白内障手術を希望してくれ、大変感激しました。
 当クリニックは無床診療所なので手術後に入院してもらうことができません。全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合には、入院して手術が受けられる施設に紹介させてもらっています。
 白内障にかぎらず、当クリニックは「目のかかりつけ医」になることを目指しています。目に関して何か心配なことがあれば、まず受診していただき、当クリニックで対処できないようなら、速やかに大学病院、総合病院に紹介。そして、その後のフォローはまた当クリニックで行う、という体制を整えております。昨年1年間で他院での診療を依頼して、紹介状を書いた患者さんは101人いました。このうち、入院白内障手術の依頼が26名、網膜硝子体疾患25人などでした。
 患者さんから気軽に相談してもらえる医者を目指し、開院と同時に情報発信をしています。患者さんにぜひ知らせたい情報を載せたホームページを作り、平日は毎日更新しています。メール相談も受け付けています。また毎月初めには「優しい眼科通信」を発行しており、受診してくださった患者さんに配っています。
 開業時の初心を忘れずに、どの患者さんも常に初診と考え、「優しい眼科」とみなさんに認めてもらえるよう、日々精進しています。

2006年3月10日 日本医療企画発行「ホスピタウン」
に紹介が掲載されました。

こんの優眼科クリニック
待ち時間短縮や遅い時間の診療にも対応
 
 白内障日帰り手術、緑内障治療、ドライアイ治療、コンタクトレンズ診療に積極的に取り組んでいる、こんの優眼科クリニック。「患者さんに優しい眼科」をモットーに、常に「患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子どもだったら」という想いをスタッフ全員が持ちながら、笑顔で対応することを心がけている。
 電子カルテを導入し、待ち時間短縮に努めるほか、平日は19時、土曜日も15時まで診療する心配りも嬉しい。

2004年 9月24日 北海道医療新聞「診療所拝見」
に紹介が掲載されました。

低侵襲の白内障手術
 
 「患者に優しいクリニック」をモットーとする。電子カルテと画像ファイリングシステムの最新装備も、インフォームド・コンセントに活用。「手術適応など不安から生じる精神的ケアに十分配慮しています」と今野院長。
 無床ながら日帰りの白内障手術を実施。超音波吸引装置、折りたたみ式眼内レンズを用い、クラス10000のクリーンルームで、切開部約3ミリと小切開無縫合の施術は極めて低侵襲。術後の乱視など副作用も少なく、「安心して受けられる」と好評だ。
 手術室に隣接し立会室を用意、患者家族の『安心』を通じて開かれた医療提供の試みも。平日は午後7時まで夜間診療を受け付けており、休診日前日を除き毎日手術に対応。
 手術適応は視力測定や検体検査、感染症有無、角膜細胞チェック等の医学的検査とともに、患者の生活環境と障害度に応じ見極める。
 心臓疾患、糖尿病といった全身症状を合併するケースもあり、治療方針は「内科かかりつけ医との密な協議が欠かせない」とも。リスクが高いと判断した場合は、旭医大や旭川赤十字病院に依頼、円滑な連携づくりに取り組んでいる。
今野優院長
旭医大昭和63年卒。同大眼科同門
 
所在地=旭川市曙1条6丁目
平成15年7月オープン
診療科・病床=眼。無床

歯科衛生士
2013 Vol.37 1月号
クインテッセンス出版
 
気になるからだのハテナ
ハテナその2
暗いところでの読書は目が悪くなる?
 
 「暗いところで本を読むと目が悪くなるわよ」とお母さんから言われたことがある方も多いでしょう。最近の研究結果によると、「暗い場所での読書は近視が進む」という経験則は正しいようです。
 端の方の網膜に映る像(網膜像)にボケが生じる環境下(暗い部屋で本だけに照明が当たる環境がこれに相当します)で成長させるという動物実験で、眼軸長(眼の角膜から網膜までの距離)が伸び近視になるとの報告もあります。また暗い場所で照明なしで本を読むと、網膜像が劣化し近視化が進むという説もあります。どちらも暗い場所での読書は近視化を促すという仮説です。すべての人が暗いところでの読書で近視化するわけではなさそうですが、どういった人が近視化するのかは解明されていません。近視には環境因子と遺伝因子の両者が関連していると考えられていますので、特にご自分が近視である方は、お子さんに「暗いところでマンガを読むと目が悪くなるわよ」と教えてあげることは正しいことです。


北眼医報 Vol.36/No.1
新春随想

もうクリニックはなくても医院ではないか 
こんの優眼科クリニック
今野 優 
 新年あけましておめでとうございます。本年もご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。 
 「こんの優眼科クリニック」を開業し、7年半経ちました。今年は48歳の年男で、北海道医師会でも新年の挨拶文を載せていただき、そこでは旭川の診療所の名前のトレンドを調べてみました。
 旭川の診療所は、現在214機関。診療所の名前は、開設者の名字、診療所のある地域名、診療科目などの組み合わせに、「医院・クリニック・診療所・なし」のコンビネーションから成っています。「名字+診療科目+医院」が平成9年95機関、21年69機関で一番多く見られた組み合わせでした。 
 この12年間に旭川の眼科診療所は13から17機関に増えました。4つの総合病院に元々眼科があり、新たに4病院に眼科が開設され、他に3つのコンタクトレンズ診療所がありますので、激戦区だと思います。旭川の眼科診療所の名前は「池田眼科医院」のように「名字+眼科+医院」が大半でした。この間に新設された5つの眼科のうち、私の診療所以外の4機関は、「東光眼科」「環状通り眼科」「あさひ眼科」「やまぐち眼科」ですので、「医院・クリニック・診療所」のどれもつけないのがトレンドのようです。 
 今回、全道の眼科診療所の名前も調べてみました。眼科診療所166機関のうち、名前に「クリニック」がついているところは35機関、「医院」が43機関、「医院・クリニック・診療所」のどれもついていないのが88機関で最多でした。88機関の内訳は「名字+眼科」が38、「地域名+眼科」が29、「名字+地域名+眼科」が15、「分類不能+眼科」が6機関でした。全体の中で、名字・地域名を漢字表記しているのは110、平仮名表記が41、片仮名表記が3、漢字仮名混じりが12機関でした。過去のデータと比較していないので、断言はできませんが、比較的新しい眼科は仮名表記が多い印象があります。
 眼科の数が増えてきますと、開設者の名字がかぶることもあり、また同じ地域に既存の眼科があると地域名をつけることもできず、よりユニークな名前を考えなければならないと思います。これからは、どんな名前の眼科ができるのか楽しみではあるのですが、これ以上増えると楽しんでいられないというのが本音ですよね。何はともあれ、今年が佳い年でありますことを、心よりお祈り申し上げます。

北海道医報 第1108号
北海道医師会

新春随想
君の名は
旭川市医師会
こんの優眼科クリニック
今野 優
 
 新年あけましておめでとうございます。本年もご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。申し遅れました。私、旭川で開業しております今野優でございます。私のことを知らないほとんどの方は「フーン」という感じで、左目から右目に受け流していたことと思います(古いかっ)。旭川市医師会、眼科医会の方は「へエー、48歳になるんだね」といった感じでしょうか。しかし、「エッ」と違和感をお持ちになった方もいらっしゃると思います。 
 『今野優』という名前の先生が北海道医師会にもう一人いらっしゃるのです。同姓同名とは、「姓名が同じ読みでかつ同じ表記であること」と定義されているようですから、厳密には同姓同名ではないのですが、書面上では区別がつきません。私の名の読みは「すぐる」で、もう一人の先生は「まさる」です。 
 手元にある平成21年発行の北海道医師会の会員名簿をひもといてみますと、会員数8412名中、「今野」姓は12名、「優」名はたった3名です。確率の計算ができる話ではないので、あくまでも何となくではありますが、もの凄い偶然だなと考えます。ちなみに会員名簿で書面上の同姓同名の方々を39ペア見つけました。スリーカードも1組見つけました…。 
 ちなみに、昨今のネット世界では、自分と同じ名前の医師が他にいるか調べることができます。厚生労働省の医師等資格確認検索というページで、自分の名前を入れますと、医籍登録年が表示されるというシステムです。『今野優』という名前の医師は、我々2名のみでした。このシステムは、もちろん同姓同名検索なんていう脳天気な理由のために作られた訳ではなく、患者さんが我々を偽医者ではないか、行政処分により医業停止中ではないかと疑った時に、サックリ調べるために作られているという点が悲しくなりますが。 
 私の名の(すぐる)という読み方は、なかなか読んでもらえず、(まさる)と読まれるほうが多いようです。子供の頃は(すぐる)という名前自体があまり多くなかったのではないかとも思います。1973年春の甲子園大会に作新学院の江川卓さんが出場し、大活躍をしてくれたおかげで、漢字は違いながらも(すぐる)という名の市民権が確立されたのではないかと感謝したものです。 
 私が大学に入学した1982年に早見優さんがデビューしてから、「優」の名に異変が生じてきました。いつの間にか、女性の名前になってきたようです。以前は元日銀総裁の速水優(まさる)さん、元外交官の佐藤優(まさる)さんなど男性の名前だったと思いますが、最近の芸能人では、山田優(ゆう)さん、蒼井優(ゆう)さん、あびる優(ゆう)さんと女性の名前になり、かろうじて城田優(ゆう)さんが男性です。名前にもその時代のトレンドがあるようです。 
 私の診療所には「こんの優眼科クリニック」と名付けました。人の名前にもトレンドがあるように、診療所の名前にもトレンドがあるはずです。そこで旭川の診療所の名前のトレンドを調べてみました。ネタ本は平成21年発行の旭川市医師会の会員名簿と、ひとまわり昔の平成9年の名簿です。 
 旭川の診療所は、この12年間で200機関から214機関に増えました。診療所の名前に「医院」がついているところは、132から90へと減少し、「クリニック」のついているところが、54から104へと倍増していました。診療所の名前に「診療所」がついているところは2機関で変わらず、「医院・クリニック・診療所」のどれもついていない機関が12から18に増えていました。診療所の名前は、開設者の名字、診療所のある地域名、診療科目などの組み合わせに、上記の「医院・クリニック・診療所・なし」のコンビネーションから成っています。「開設者の名字+診療科目+医院」が平成9年95機関、平成21年69機関で一番多く見られた組み合わせで、トップの座を守っていました。 
 この12年間に旭川の眼科診療所は13から17機関に増加しました。総合病院4機関に元々眼科があり、この間に新たに4病院に眼科が開設され、他に3つのコンタクトレンズ眼科診療所がありますので、激戦区になっていると思います。話がそれてしまいましたが、旭川の眼科診療所の名前は「池田眼科医院」のように「開設者の名字+診療科目+医院」が大半でした。この12年間に新設された5つの眼科のうち、私の診療所以外の4機関は、「東光眼科」「環状通り眼科」「あさひ眼科」「やまぐち眼科」ですので、眼科の中ではどうやら「医院・クリニック・診療所」のどれもつけないのがトレンドのようです。
 診療所の数が増えてきますと、開設者の名前がかぶることもあり、また同じ地域に既存の診療所があると地域名をつけることもできず、よりユニークな名前を考えなければならないと思います。これからは、どんな名前の診療所ができるのか楽しみではあるのですが、これ以上増えると楽しんでいられないというのが本音です。何はともあれ、今年が佳い年でありますことを、心よりお祈り申し上げます。

眼科ケア 2009 Vol.11 No.11

2009年 旭川医大祭

 
2009年医大祭 
 6月13日(土)14日(日)の二日間、旭川医科大学の35回目の大学祭が開催されました。学生時代はもちろん毎年参加していましたが、大学病院勤務時代はいきそびれていました。ここ数年は毎年ではないのですが、足を運んでいます。狙いは、もちろんお笑いライブです。今年は TKO、我が家、弾丸ジャッキーが来るということで楽しみに出かけて来ました。 
公開講座で 
 今、緩和医療について考える~『風のガーデン』で伝えたかったこと~という興味深いタイトルで麻酔・蘇生学講座の岩崎寛教授のお話を聴講させていただきました。『風のガーデン』のドラマシーンを通して、麻酔科の仕事についてお話されました。撮影の裏話なども交えて、わかりやすくお話して下さいましたので楽しく聴くことが出来ました。残念ながら、私が行った14日は雨が降っていましたので、屋上テラスの模擬店は見ずに、校舎内の模擬店を見たり、久しぶりに医大病院の外来棟に行ってみました。改築され、すっかり綺麗になっており、私が勤務していた頃と比べると別の病院かと思うほどでした。ロビーも立派で、浦島太郎気分を味わったついでにスターバックスコーヒーも味わって来ました。
当たった~
 私の医大祭のメインイベントはお笑いライブです。こう見えて(どう見えているかは不明ですが)お笑い好きで「エンタの神様」「レッドカーペット」「イロモネア」「レッドシアター」などの番組はよく大笑いで見ています。今年のライブは TKO、我が家、弾丸ジャッキーの3組で楽しませていただきました。3組の出番のあとに会場からの質問コーナーがあり、最後に恒例の抽選会がありました。入場券の半券の入った箱から出演者がくじ引きをして、今回はサインがもらえて写真を撮ってくれるということでした。何と何と TKOの木下さんが私の番号を引いてくれて800人中の5人に当たることが出来ました。

ARCHITECTURE ASAHIKAWA 03 Vol.14

 2003年 11月 旭川まちなみデザイン推進委員会(通称:ALM 委員会)編集の「旭川建築作品発表会作品集 vol.14 」に、こんの優眼科クリニックが掲載されました。
 旭川建築作品発表会は、旭川市の特定行政庁設置20周年記念事業の一環として、1990年11月に旭川市内近郊に建設された建築作品16点を集めて開催されたのが始まりとのことです。1991年からは、旭川市内の建築関係団体の有志により結成された「旭川まちなみデザイン推進委員会(通称 ALM 委員会)」がこの運営母体となり、毎年恒例の事業として継続的に活動を行い、今回で14回目を迎えたそうです。
 この発表会の開催と併せて、旭川を中心に道北圏を対象とした建築作品を収録した作品集も刊行してきたとのこと。作品の収録は ALM 委員会のワーキンググループが中心となり、自薦他薦による公募に加え、自らまちを歩いて発見するという地道な作業を毎年繰り返しているそうです。
 こんの優眼科クリニックもALM 委員会のワーキンググループの方々の目に留まり、設計士の東野雅司先生に収録の連絡がありました。
 今回の旭川建築作品発表会作品集には26作品が収載されています。22ページ・23ページの見開きに東野先生がこんの優眼科クリニックを紹介して下さいました。
こんの優眼科クリニック
KONNO SUGURU EYE CLINIC
所在地 旭川市曙1条6丁目
設 計 東野雅司/ヒガシノデザイン
施 主 今野 優 
設計期間 2002年9月~2003年2月
工事期間 2003年3月~2003年6月
主な用途 眼科診療所
用途地域 準住居地域
建築面積 178.2 m2
延床面積 298.2 m2
構造階数 S造一部RC造2階建
施  工 (株)田中組 旭川支店
「優しい病院を作りたい。」院長の、この一言から建物の計画は始まりました。
 街と医療の接点の待合室は、交通量の多い交差点に面して全面開口としました。横断歩道分の角を後退する事で、優しく町並みと対話します。この部分のフレームは病院部分と切り離して、道路に面したコンクリート壁との間に、屋根を架け渡した構造になっています。動線計画では患者さんの、受付から検査、診察、治療までの動きに対して、前室を中心に、分り易い空間構成を心掛けました。眼科の性質上、外光を取り入れたくない室にも患者さんの心理的な安心感や、殺菌効果を考慮して窓を設置しました。手術室にも自然光を取り入れています。手術への立会の希望に対して、ガラス越しの手術立会室や、手術専用の待合室を設置しました。
 ウッドデッキのエゾマツの成長と共に、この街の風景の一部として、院長の一言が皆さんに届くように願っています。




こうほうしべつ

2001年 6月 士別市の広報 こうほう しべつ6月号 No.541 病院・福祉のページの新任の医師紹介に掲載されました。
市立病院
最新の医療で市民を守る
新任の医師を紹介します。
 市立士別総合病院は、内科・外科など十一科を有する総合病院です。その十一科には二十九人の医師が診療に当たり、私たちの健康を守ってくれています。
 今回は、今年の四~五月に赴任した十一人の医師を紹介します。1.名前 2.出身校 3.免許所得年 4.診療科

e-communication
息子の駿の通っていた幼稚園(北海道教育大学附属旭川幼稚園)でPTA 広報部から「こうさぎ通信」という名の文集が年に何度か発行されていました。1年目は、妻が書きました。2年目に引き続き3年目も、私が書きました。タイトルは『e-communication』です。
 
konchans@**.****.ne.jp(今は使えないので、伏せ字にしました)
 これが、我が家の e-mail address です。
ここ数年で、年賀状の住所の下や名刺にも、よく見かけるようになりました。そして、新聞にもIT 革命、e-commerce、e-trade・・・といった横文字が毎日のように氾濫しています。鞄の中では携帯電話が音楽を奏でています。まさに、情報化社会が21世紀を前に既に私たちのまわりを取り巻いてくれています。そして益々毎日の生活が便利になって、快適に、楽しく暮らしていける・・・。子供の頃に読んでいた手塚治虫の鉄腕アトムや、星新一のショートストーリーの世界の様に。
 E-mail はとっても便利な道具です。もちろん、相手が読んでくれているということを前提としていますが、書き手側も読み手側も、自分の時間に余裕のある時に、相手を煩らわせることなしにコミュニケーションを図ることを可能にしています。その点では、電話と違って、非常に相手を思い遣ったコミュニケーションの方法なのではないでしょうか。この道具が、日本中に行き渡るためには、24時間の連続接続が低料金で行われなければならないと、思いますが。しかし、郵送に時間がかからないという点以外では、手紙(元祖mail)と同様であり、FAX もまた、同じように使えるものかもしれません。それでは、一体どれ位便利になったのでしょうか?いつの間にか、mail box は、junk mails で一杯になっており、本当に必要な情報を探すのに手間取るという本末転倒が生じて・・・・。子供の頃に夢見ていた便利な未来は、永遠に未来のものなのでしょうか。
 去年の夏から駿とキャッチボールができるようになりました。自分が子供の頃の、親父との楽しい想い出の一つが、キャッチボールです。きっと、30年位前の男の子の共通の想い出なのではないでしょうか。最初の頃は、ゴムボールで、小学校に入ると C 球で、という感じで。近くから思いきり投げても、親父に難なく受けられて、遠く離れて投げても、親父ほどには届かなくて・・・。なんていうことを毎年のように繰り返し、それでもなかなか親父を越えられないというのが、ちょっと悔しくて、すごく嬉しくて、また夏が来て、親父とキャッチボールをしていたということを思い出します。
 あの頃は、今のようにゲームボーイも、テレビゲームもありませんでしたから、友達と鬼ごっこやかくれんぼをして、暗くなるまで遊んでいました。テレビゲームは正に「子供の頃に夢見ていた便利な」ゲームなのかもしれません。それを、手に入れている駿たちは、幸せなのでしょうか。
 例え文化が進歩して便利になったとしても、便利な道具ができたとしても、それに使われることなく、しかし、使いこなせる人になっていかなければなりません。情報に背を向けては、生きていけません。氾濫する情報から、善悪を判断する能力が必要な時代です。
 キャッチボールをすることによって、親父としての私の駿への思いが伝わるとは、勿論思っていませんが、子供と同じ時間を過ごすことによって、コミュニケーションを図りたいと考えています。私が親父に感じていたように、簡単には越えられない息子の目標と成れるように、子供を育てることを通して、自分も成長していきたいと考えています。


うらない・かわない?
息子の駿の通っていた幼稚園(北海道教育大学附属旭川幼稚園)でPTA 広報部から「こうさぎ通信」という名の文集が年に何度か発行されていました。1年目は、妻が書きましたが、2年目は私が書くことになりました。そのころ流行っていた「動物占い」のお話にしました。タイトルは『うらない・かわない?』です。
 
 先日、先輩に「誕生日いつ?」と尋かれ、「昭和38年9月11日ですが、何か?」。先輩は、インターネットに日付けを入力すると、「へー、こんちゃんはトラか、ふーん」とおっしゃる。
 流行ものに敏感でいたいと思っているミーハーな私ですが、何時の間にやら歳を重ね、アゴの下にもう一つのアゴを重ね、少しずつ世の中の流行に乗り遅れているようです。皆さんはご存知のこととは思いますが、巷で大流行(だそうです)の「動物占い」のことでした。「動物占い」とは、ほとんどの東洋占いの起源となっている「陰陽五行説」をベースにしたもので、人間のタイプを12匹の動物に分類し、自分やまわりの人の性格を占うことができるというものらしいです。そして、友達、家族、先生、職場の上司や部下、恋人などの動物キャラを把握すれば、相手の性格から行動パターンが手にとるようにわかるようになるというのです。「あなたのまわりの人間関係は、驚くほどうまくいくはずです」と。
 自分のまわりの人間関係がうまくいけば・・・・それは確かに素晴らしいことです。夫婦間、親子間、職場で、常に自分を軸とした人間関係のなかで生活していくわけですから、自分の思うようにならない、相手は自分をどうみているのだろうなどなど、色々なことがストレスになりかねません。そこで、対人関係の達人になれれば、ストレスのない気楽な生活を手に入れることができるのですから。
 「自分はトラか、どれどれ。」「悠然とした虎のように慌てず、騒がず、落ち着いた雰囲気を持つあなた。面倒見が良く、社交的で、みんなから頼りにされます。ただ、思い込みが強く、自分の考えを曲げなくて迷惑がられるなんてことも。」と書いてあります。「落ち着いた雰囲気じゃあないよなあ、面倒見?あんまり良くないんじゃない?うん、そう社交的だね、頼りにされているかどうかは、別にしてね。思い込みが強い?そうそう、これ当たってるわ。やっぱ、動物占い、当たってるね。いいとこ突いてくるもん。」
 はたしてそうでしょうか。4つの特徴が挙げられていて、当たっていると思うことは、その中の2つ。勝率5割です。阪神タイガースの勝率を上回ってはいますが、それで達人になれるのでしょうか。また、これらのことは、多かれ少なかれ誰にでも当てはまりやすい事柄なのではないでしょうか。そもそも、自分の性格というのは、その人にとって正確には把握しにくい性格のものだと思います。いわんや、まわりの人の性格なんて・・・・。
 もちろん対人関係に苦労しているという、達人になれない人々によって社会が構成されているからこそ、「動物占い」がブームになるのでしょう。極端な場合は、対人関係に負けない強い自分に変えたいと願って、ある種のセミナーに入り、グルグルパーになってしまうのかもしれません。
 駿も幼稚園にお世話になるようになり、自己と他の葛藤を経験していると思います。成長していくことにより、また新たな悩みにも直面するでしょう。それらのストレスを受け止めて、消化していける子に育って欲しいと願っています。そのためには、駿がそうなりたいと思う大人でいることが、駿の一番身近にいる大人の私の責任であると思っています。
 「動物占い」ちょっと気になりますよね。流行りものだし・・・。どれどれ、うちの奥さんは・・・「ライオン」、げ、強そー。杏美おねえちゃんはっと、「ペガサス」、へえー、ひらめきの人なの。駿くんは、「こじか」、え?内ベンケイなの??
 ちなみに「動物占い」のホームページアドレスは、http://www.animarhythm.com/ です。

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