SERVICE

あなたの目のかかりつけ医になります

こんの優眼科クリニックは、あなたの目のかかりつけ医になります。
当クリニックでは、特に
 日帰り白内障手術
 コンタクトレンズ診療
 緑内障治療
 糖尿病網膜症治療
 ドライアイ治療
に、積極的に取り組んでいます。

治療の流れ

ウッドデッキがお出迎え
検査室
視力検査
中待合室
診察室
細隙灯顕微鏡検査
眼底検査
しっかり説明します
ウッドデッキでお迎えしています。

受付スタッフが笑顔で応対します。
クリニックはバリアフリーの建築です。車椅子のままお入りいただけます。
 当クリニックでは、はじめに患者さんに受付票を記入していただきます。 A3サイズの大きい見やすい受付票です。それぞれの質問の下に、質問をお伺いする理由も記載しています。分かりにくかったり、見えにくいなどがございましたら、遠慮なく受付スタッフにお申し付け下さい。
 
受付票のご記入が終わりましたら、受付スタッフにお渡しください。この後、検査スタッフから呼ばれます。検査スタッフから受付票の内容について、もう一度確認しながらお話をお伺いします。ご心配なこと、困っていることなど、ご遠慮なくスタッフにお伝えください。
患者さんにとって優しい眼科クリニックであるために一人ひとり、スタッフが検査・処置など患者さんをご案内いたします。お体の不自由な方などは、お気軽にお申し付け下さい。
 

車椅子のまま検査室まで移動できますが、眼科検査用の車椅子も2台用意しています。眼科検査用の車椅子は上下に動きますので、車椅子のまま検査を受けることができます。スタッフにお申し付けいただけますと、検査用の車椅子を準備できますので、ご遠慮なくお伝えください。
 
患者さんの気持ちになり、安心して検査を受けていただけるように、検査の内容を説明します。それぞれの検査機器について詳しく説明した検査情報をお渡しします。
患者さんの見え方を把握し、安心して視力検査を受けられるように努めます。

視力検査は眼科の検査の中で最も重要な検査ですが、検査を受けてくださる方の協力が必要です。上下左右の丸の切れ目をお答えください。はっきりスッキリ見えなくても、なんとなくでもよろしいですので、切れている方向をお答えください。目を細めてしまいますと、視力検査の結果の信頼性が下がってしまいますので、目を細めずにリラックスしてお答えくださいね。メガネ・コンタクト等の見え方に疑問や心配な点などございましたら、お気軽にスタッフにご相談下さい。
 
 当クリニックでは、ミラクルチャートという検査器械を使用しております。この器械の中にランドルト環が表示されます。この器械の中で、5メートル先に視標が表示されているのと同じ状態が作られていますので、患者さんは器械の 1.1メートル前に座っていただいたままで、視力測定することができます。そして、 0.03という低視力視標も表示することが可能であり、また、周囲の患者さんからは、測定されている患者さんの見ている視標は見えませんので、低視力というプライバシーも守られると考えています。
検査が終わりましたら、診察室の前の中待合でお待ちいただきます。スタッフが、検査室で行った検査結果について、用紙に記入してお渡しします。

検査結果には、視力検査の結果として、裸眼視力(メガネをかけていない視力)、眼鏡視力(お持ちの眼鏡で測った視力)、矯正視力(一番視力の出る眼鏡をかけて測った視力)、眼圧(目の硬さの数値で、緑内障の検査の一つです)、さらに角膜内皮細胞を検査した場合は、その検査結果も記入しています。検査結果の用紙をお渡ししながら、スタッフから検査結果の説明がございます。
 
診察に呼ばれるまで少しのお時間ですが、「本日のクイズ」「本日の雑学」「優しい眼科情報」「先週の優しい眼科」などの掲示をお楽しみ下さいませ。
診察室からお呼びします。お待たせ様です。
  
診察室には黄色の導線を描いています。ドアを開けましたら、まっすぐお入りください。
左手に黄色の椅子がございます。どうぞお座りください。

お荷物がございましたら、右手のウッドの籠にお入れください。
付添いの方は右手に白い椅子がありますので、ご一緒に入って、お話を聞いて欲しいと思います。

眼鏡をかけている方は、左側にある器械に眼鏡置きがありますので、眼鏡をたたんでおいてくださいませ。

左側から機械がスライドして出てきますので、前のめりにならないようにお座りになってお待ちください。
左側から機械がスライドして出てきますと、このようになります。顎台に顎をのせて、額を前の額当てにつけてください。診察室の電気が消えて、診察になります。診察した目の画像は、コンピュータに保存します。診察の後、左手にあるモニターでお見せしながら、病状の説明をします。涙の状態や、角膜・結膜などに病気がないかチェックします。目の症状など、お気軽にご質問下さい。

眼底検査が必要と判断しましたら、瞳を広げる目薬を入れます。目薬が効くまでに 30分ほどかかりますので、いったん入口の方の広い待合室でお待ちいただきます。瞳を広げる目薬は、 45時間作用しています。お天気の良い日には外に出ますとかなりまぶしく感じますので、診察終了後すぐの自動車の運転は危険です。しばらく運転はひかえていただきたいと思います。可能であれば、どなたかに運転して連れてきていただくのがよろしいかと思います。運転した場合には、後日に精密眼底検査を受けていただくのがよろしいかと思います。
目薬が効いてきましたら精密眼底検査になります。

眼底検査では、目の中の端の方まで詳しく診せていただきます。そのためには、お顔を動かさずに、目だけを動かして手伝ってもらいます。当クリニックでは、上 右の上 右の下 左の下 左の上の順番に目を動かしてもらいます。ついついお顔も動いてしまいますが、頑張って目だけを動かして手伝ってください。目をつぶってしまうと、目は上にいってしまいます。どうぞ片目をつぶらずに両方の目を一緒に動かすように頑張ってください。真直ぐ見るとき以外は、ほとんどまぶしくないと思います。ご自分の目の中の血管(網膜血管)の影が見えるように感じると思います。その後、黄色い椅子を左側に回してもらって、眼底写真を撮影します。眼底写真もすぐに左手のモニターに映りますのでしっかり説明させてください。
診察の結果は診察券の中にも記載しています。詳しく診せていただいて、問題なければどうぞご安心ください。何か病気が見つかった場合は、投薬、処置、手術など、その方に最適な治療法を説明します。わからないこと、心配なこと、今後のこと、ぜひ聞いてください。安心して、笑顔でお帰りいただけるよう、自分の家族だったらどうしたらいいか、を常に心において、説明させていただきます。


眼科の病気の中には、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、ドライアイなど慢性的で定期通院が必要な場合が多々あります。白内障もすぐに手術が必要でない場合は、定期的な通院が必要になります。通院治療に前向きに取り組んでもらえるように、一緒に頑張っていきましょう。その時には、次回の受診の時にもお待たせしないように、次回診察の予約を入れてください。予約の方を優先に診療していますので、予約の方は、ほとんどお待たせしない体制が整っていると思います。早期発見・早期治療で生活に困らない視機能を保てるように、患者さん、ご家族の方と一緒に明るい生活ができるようにお手伝いしたいと思います。

予約優先

予約のお願い
待ち時間対策

<2005.10.1発行 優しい眼科通信第23号から>
 
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
 
初心忘れるべからず
この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えております。その中から特に今回は、待ち時間についてお話させていただこうと思います。
 
行列のできる眼科
「行列のできる法律相談所」という人気テレビ番組がありますが、「行列ができる…」という形容詞は、その業種の最大の褒め言葉だと思います。そこで私も開業する時には「行列のできる眼科」を目指して…というのは冗談です。
「行列のできる眼科」に患者さんとして並ぶのは、自分なら勘弁してもらいたいし、行列ができるほど患者さんがいらっしゃいますと、必然的に診察時間や説明する時間を削らなければなりません。スタッフは、受付、検査、会計に追われ、患者さんは待ちくたびれて不満が…と決して良いことばかりではないと思います。私が目指したのは「優しい眼科」ですから、納得して安心してお帰りいただけますように、説明したいと思っております。眼科では、診察してすぐに治る病気はあまりありません。例えば、目にゴミが入ったという場合を考えてみましょう。目にゴミが入ったことでゴロゴロ感じるわけですが、おおかたの場合、すでに黒目(角膜)か白目(結膜)に傷が付いていることが多いのです。ゴミが入っている状態をテレビモニターでお見せし、ゴミを取った後の状態も、またモニターでお見せし、納得していただいたとしましても患者さんが一番取って欲しかったのは、ゴミではなく、痛みなのです。そこで、「ゴミが入っていたために、○目に傷が付いてしまっていますので、2.3日お薬を使ってください」と説明し、傷が治るまで残ってしまう痛みを受け入れていただかなければなりません。診察する時間とお話する時間が必要なのです。
 
行列から脱線してしまいましたが…
待ち時間対策として考えたことは、予約制です。予約制で思い出すのは、歯科・美容室ですね。美容室の場合、通常は緊急の飛び込みがありませんので、有効に機能していると思います。当クリニックでは、なるべく待ち時間を短くできるように眼科にはあまりなじみのない予約制を取り入れました。開院当初はもちろん、どの時間帯に来ていただいても待ち時間はほぼゼロでしたので、予約をお願いするこちら側も気がひけましたが、段々と予約の効果が出てきていると思います。初めてクリニックを受診される方でも電話・メールで予約することも可能ですが、予約なしでいらっしゃる方のほうが多いので、予約の多い時間帯に予約なしの初めての方がいらした時は、さすがにお待ちいただくことになってしまいます。待ち時間が長くなってしまいますと、待たされている患者さんも、またお待たせしているこちら側も、どちらも精神衛生上よろしくありませんので、皆様の御協力をお願い申し上げます。
 
予約のお願い
当クリニックの診察順番は、基本的には(急患でない場合は)予約されている方が優先されます。そこで是非お待たせしないための予約を入れてください。次回の受診予定が1ヵ月後の場合は診察終了時、または会計の時に予約を入れてお帰りください。次回の受診予定が3ヵ月後、半年後などの場合、先の予定はおわかりにならないと思いますが、仮にでも予約を入れていただけますか?ご都合が悪ければ、予約日近くなってから電話で予約変更をお願い致します。待ち時間の短いクリニックを維持するために、皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。

<2017.9.1発行 優しい眼科通信第166号から>
 
今までの通信でも何度か予約優先についてのお話をさせていただきました。
自分が待つのがあまり好きではないので、折角来ていただいた方々にも、何とか待たないで診察が受けられる眼科を作りたいと考えて採用したのが予約優先の方針です。
予約して下さった方を優先して診療することによって、待たないで診療できるようにと考えていますが、最近は前日、二日前では、ご希望の時間の予約が取りにくいことが増えてきてしまいました。特に午前中の予約は取りにくくなっています。そこでお願いですが、診察終了時、会計の時に、次回の予約をとっていただけますでしょうか。

また、急に調子が悪い時なども、いらっしゃる前に電話で予約を入れていただけますでしょうか。「待たない眼科」を目指しています。皆さまのご協力をお願い申し上げます。

 
予約の効果
待ち時間を短くするために導入している予約優先ですが、予約を入れている方、入れていない方で、待ち時間にどれくらいの差があるのかを調べて、通信9月号で過去9年間報告しました。
 
どの年も平日に休みのない6月をサンプルにとりました。平均予約率は61→66→66→68→71→73→72→74→73%でした。予約の方の割合は5人に3人から3人に2人までに上昇していました。皆様の予約のご協力に感謝申し上げます。
さて、今年の予約率はどうだったでしょうか?
今年の6月の予約率は
 
2017 月  火  水  木  金  土
             71.6 71.4 70.1
  74.0 82.4 84.4 77.1 82.0 70.3
  66.3 73.2 77.1 81.0 77.6 64.0
  65.2 71.8 81.9 79.8 68.4 61.2
  73.8 76.9 73.6 75.9 72.3
 
今年の平均予約率は74.0%で昨年とほぼ同じで高い値でした。
 
曜日による予約率の平均値を求めました。
 
6月   月  火  水  木  金  土
2008:58.5 60.0 63.6 66.3 59.7 56.9
2009:61.7 67.5 67.5 72.7 70.2 59.5
2010:67.2 66.3 68.3 63.1 71.6 61.6
2011:68.1 69.2 69.8 68.4 66.8 65.4
2012:69.3 70.9 72.7 69.5 73.0 69.4
2013:73.2 72.0 71.5 73.5 72.9 73.0
2014:65.6 73.1 76.6 74.1 75.8 70.7
2015:68.3 74.3 74.6 76.4 84.2 69.4
2016:70.3 68.0 71.6 77.2 76.0 75.6
今年   69.8 76.1 79.2 77.1 74.3 66.4
 
今年も例年とおり、月曜日と土曜日以外70%代となりました。
 
今年の6月は9日の金曜日に一番多くの皆様に来ていただけましたので、その日を100%として、他の日の混み具合を調べてみることにします。
ご存知のように平日は毎日夜7時までの8時間の診療時間ですが、土曜日は午後3時までの診療となっていますので、診療時間は5時間です。
そこで土曜日は1時間当たりの混み具合に換算して、平日と比較しやすいように数字を求めてみました。
 
6月   月  火  水  木  金  土
               88%  70% 123%
   77% 91% 96% 83% 100%  118%
   89% 82% 83% 63%  98% 120%
   81% 71% 72% 89%  76% 101%
   84% 65% 72% 79%  65%
 
となりました。曜日による混み具合の平均値を求めました。
 
6月   月  火  水  木  金  土
   83% 77% 81% 80% 82% 116%
 
今年は土曜日の受診数が多かったために、予約なしの受診の方の待ち時間が長くなってしまいました。ほかの曜日の待ち時間は改善しています。皆さんのご協力のお陰です。有難うございます。
 
待ち時間の結果
(診察までの待ち時間は出すことが出来ませんでしたので、クリニックの滞在時間として算出することにしました。)
6月の中で予約率、混み具合とも平均的な1日を抽出し、予約の有無、検査の有無で滞在時間を計算しました。散瞳検査をした方の瞳が開くまでの30分は除いて計算しました。まずは、過去の待ち時間の結果からお示しし、今年のそれと比較検討してみます。
 
2008年6月某日 平均滞在時間
予約あり 診察のみ 6分
     検査あり 20分
予約なし 診察のみ 16分
     検査あり 59分
 
予約なしの方の院内滞在時間は、予約ありの方と比べて、診察のみ、検査ありともに約3倍の長さになっていることが判りました。
予約なしで検査ありの方、例えば目がかすむという初診の方の場合には、平均滞在時間が59分ですから、散瞳の時間も加えますと、いらしてから帰るまで1時間半もかかっていることになります。
 
2016年6月某日 平均滞在時間
予約あり 診察のみ 5分
     検査あり 18分
予約なし 診察のみ 12分
     検査あり 39分
 
今年は2008年に比べて予約なしの方の滞在時間が改善しています。これは2009年から徐々に短縮してきている結果と同じ改善傾向を示していました。これも予約通りに来て下さる患者さんが多いので、その合間に予約なしの方の検査、診察がスムーズに出来ているということだと思います。
 
待ち時間改善のために
多くの方が予約を入れて下っていますので、予約の方々をお待たせしないように当方も努力しています。その一つ目の対策として、検査で時間がかかってしまう視力検査台を2012年3月に2台から3台に増やしました。視能訓練士も今年の四月に一名増員して5人勤務しています。可能であれば、お待たせせずに診察することによってお互いにストレスを少なくできたらいいなと考えています。
 
予約優先で診療していますので、予約がない方は、日によって、またその時間帯によって待ち時間がかなり長くなってしまいます。特に午前中に予約なしで受診された方の待ち時間は、長くなる傾向にあります。
 
また、予約を入れて下さっていたにもかかわらず、予約に遅れていらした方の待ち時間も長くなってしまいます。予約時間より先に来てお待ちの患者さんや、予約なしでいらした患者さんがいる場合、予約に遅れている方を待つことにも限界がありますので、その場合は遅れている方を飛ばして、次の患者さんの検査にかかることがあります。その場合に
「10分しか遅れていないのに、どうして30分も待たされるの?」
と不満を持たれることもあります。予約通りに来た方を,待たさないためには、仕方ないことと考えています。どうぞ、予約時間には遅れませんように、お出で下さい。
 
当クリニックでは初診の方の予約も承っております。お知り合いの方をご紹介いただける時も、「前もって電話で予約してから行くと、あまり待ち時間は長くないよ」と教えていただけますと、有難いです。今後とも予約優先の方針にご理解ご協力をお願い申し上げます。

診察室から

診察室ではこのようなことを行なっています
診察室のテレビモニター
開かれた眼科診療
眼科診療の特色
診療報酬明細書
診察室
診察室眼底検査
病診連携
細かすぎてわからない…

まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
 
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。

 
<2004.9.1発行 優しい眼科通信第3号から>
 
当クリニックでは、診察の時に患者さんの目の状態をコンピュータに記録しています。
診察の時に、テレビモニターに映された画像が患者さんの目の状態です。


このような画像をお見せしていると思いますが、これは細隙灯顕微鏡で写した右目の画像です。瞳を大きくする目薬を入れた後の検査ですので瞳(瞳孔)が大きく広がっています。細隙灯という細い光を左側から照らしていますので、C のような光のすじとなっているのが、透明な角膜からの反射です。瞳の中にピント合わせの働きをしてくれているレンズ(水晶体)が見えます。この水晶体が白く濁ってくるのが白内障という病気です。この細隙灯顕微鏡検査では、まぶた(眼瞼)、まつ毛(睫毛)、黒目(角膜・前房・水晶体)、茶目(虹彩)、白目(結膜・強膜)だけでなく、レンズを使って目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査することができます。
また、眼底写真もお見せすることができます。

これは、眼底カメラで写した右目の眼底です。丸くお月様のように見えるのが、視神経乳頭と言って、目の神経が脳へと伝わっていく出口です。その中を通って、心臓から目に血液を送る動脈(細いほうの血管)と、帰り道の静脈(太いほうの血管)という血管が走っています。中央の少し暗く見える部分が、黄斑と言って視力にかかわる最も重要なところです。診察の時には、テレビモニターに映された画像を一緒に見ながら、説明させていただいておりますが、何か気になること、疑問な点がありましたら、いつでもご遠慮なく質問して下さい。質問していただきますと、説明にもさらに気合が入りますので、大歓迎です。
 
 
<2005.11.1発行 優しい眼科通信第24号から>
 
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
 
開かれた眼科診療
10のお約束のうちの5番目の「開かれた眼科診療」についてお話させていただきます。この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えています。
 
5番目の「開かれた眼科診療」ですが…
5.  開かれた眼科診療を行います。

すべての診療行為は患者さんに説明し、同意を得てから行います。
白内障手術患者さんのご家族の希望があれば、立会って頂きます。手術立会い室を用意しました。
カルテ開示、レセプト開示の希望に応じます。
明細の入った領収書を発行します。
セカンド・オピニオンを希望する患者さんは、すぐに紹介します。
目の状態(角結膜・網膜)の画像をお見せし、病状を説明します。
というように「開かれた眼科診療」を行うために、6つのことを励行します。
 
診察券
皆さんが受診してくださった時に、診察券をお渡ししています。

もちろんご存知のこととは思いますが、2つ折になっており、中には、その日の視力・所見を記入する欄があります。

これも開かれた眼科診療を行うための工夫の一つです。視力を測った時には、口頭で視力値をお伝えしてはいますが、なかなか覚えているのは大変なものです。帰ってから、家の人に聞かれたときにも、診察券を見れば分るようにと考えて作りました。緑内障の患者さんには、その日の眼圧の値も記入してお渡ししています。また他院にかかる時にも、眼科でどのようなことでかかっているか、ご理解いただけると思います。

 
<2007.6.1発行 優しい眼科通信第43号から>
 
眼科診療の特色って何でしょうか。皆さんの考える特色と、私の考える特色に違いがあるかもしれませんが…
私の考える眼科診療の特色は、
検査が多い。
診察室が暗くなる。
診察がまぶしい。
ということでしょうか。
 
通信第41号で『北海道百科』に原稿を載せてもらったお話を紹介しました。その中に私が眼科医を志した理由を書きました。
それは:
「もともと眼科を専攻した理由として、自分で検査や診断ができ、顕微鏡手術という精緻な方法で患者さんの視覚を守ることができる自己完結性と、開眼した時の患者さんの喜んだ顔が見られることの二つがありました。」ということです。
 
もう随分前のことになってしまいましたが、医大の六年生の卒業前に内科、外科など、どの科を専攻するのかを決めなければならないという時期がありました。また、その時期は臨床実習といって、1週間か2週間単位でそれぞれの診療科の外来や病棟での実習でした。当時の臨床実習は内科、外科、産婦人科、小児科などのいわゆるメジャーが2週間、マイナーと呼ばれる眼科、耳鼻科、皮膚科などは1週間というのが実習期間でした。旭川医大には第1から第3まで内科が3科、外科が2科ありますので、内科6週間、外科4週間という長丁場です。その一方眼科は1週間だけでアッという間に終わってしまいました。その他に、市立病院、赤十字病院、道北病院でも臨床実習をさせていただきました。
 
実習時間の中には検査実習もあり、道北病院では気管支鏡を飲んでみました。実際に患者さんが検査でどれ位辛いのかを知りたいと思ったからです。もちろん、病気があるかどうかという不安を抱えて受ける訳ではないので、気分は楽ですが、検査自体の辛さを知ることができました。もちろん侵襲のある検査は体験していませんが、眼科、耳鼻科などの検査は臨床実習の学生同士で検査をしたり、先生に検査してもらったりという経験をしました。
 
そこでの眼科診療の印象が、最初にお話しした、検査が多い、診察室が暗い、診察がまぶしいということでした。学生同士でする眼底検査はまぶしかったのですが、先生に眼底検査をしてもらいますと、あまりまぶしくありませんでした。
 
これは、眼科医になってからわかったのですが黄斑部に光を当てなければさほどまぶしくない訳です。患者さんに苦痛を与えない検査、診察に興味を持ち、眼科を専攻したいと思うようになりました。また、臨床実習の中でいわゆるマイナーと呼ばれる科では、検査、診断から治療までを一貫して行えるということも魅力に感じました。
 
例えば腹痛で内科を受診した場合に超音波検査で胆石が見つかったとします。その場合、内科から外科に紹介し、手術してもらうことになります。というように診断した内科医が治療までできないことが、歯がゆく感じるのではないか、と青臭く考えたりもしていました。それが、検査、診断から手術まで行って患者さんの視覚を守る自己完結性として眼科に魅力を感じた理由の一つです。もちろん、今になって考えてみますと、全てを診ることはできない訳で、自分ができる最良の医療を患者さんに提供し、できないことはその道の専門家に任せるということが重要であり、その点で歯がゆさを感じることはないという事がわかります。
 
自己完結性で専攻した眼科においても、専門性の細分化が進んでおり、私が全てを診られる訳ではありません。例えば、角膜の病気で角膜移植が必要だと思う場合には、旭川医大の角膜外来にお願いし、通信40号でお話しした加齢黄斑変性も医大の黄斑外来に紹介しています。目のかかりつけ医として、患者さんにとって何が最善かを最前線で考えていきたいと思っています。眼科を専攻したもう一つの理由である「開眼した時の患者さんの喜んだ顔が見られること」は、本当に眼科を専攻して良かったと、日々感じられることです。
 
診察の前に検査が多い
眼科診療の特色として、診察の前に視力検査、眼圧検査などの検査があり、時間を要してしまうという特色があると思います。他の診療科でも受付表(問診表)を書くのは同じでも、まずは先生の診察を受けてそれから血液検査、尿検査、レントゲン検査等を受けて、再び診察へという流れかと思いますが、眼科の場合は、まずは検査を受けていただいています。もちろん検査をせずに、すぐに診察に入っていただく場合もあります。当クリニックでは、目やにが出る、目が赤い、目が痛い、瞼が腫れたという患者さんの場合は、検査をせずに、診察に入ってもらっています。
 
診察の流れ
       受付
       ↓
   受付表(問診表)の記載
 ↓             ↓
診察         視力検査・眼圧検査
 ↓             ↓
説明            診察
 ↓          ↓        ↓
会計          説明      散瞳
            ↓       ↓
           会計     眼底検査
                    ↓
                   説明
                    ↓
                   会計
 
 
大雑把に分類しますと、上の図にお示ししますように、3つの流れが考えられます。
1)一番左の流れが、先にお話しした目やにが出る、目が赤い、目が痛い、瞼が腫れたという患者さんの場合で、検査をせずに診察に入っていただきます。「はやり目」というウイルス性の結膜炎が疑われる場合には、すぐに中待合の椅子に座っていただき、診察後も中待合の椅子でお会計まで済ませていただいていますので、ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
 
2)まず視力検査・眼圧検査を受けていただいてから、診察室に入っていただく通常の診察の流れです。視力検査の前には、他覚的屈折検査、角膜曲率半径測定も行いますし、コンタクトレンズ使用の方には角膜内皮細胞検査も行っています。視力検査は、通常の視力検査に加えて、近方視力検査を行うこともあります。また、眼位検査、立体視検査を先に行ってもらうこともあります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 
<2010.6.1発行 優しい眼科通信第79号から>
 
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
 
初心忘れるべからず
この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えております。来月で開院7周年を迎えますので、当時の10のお約束も時代にそぐわない点も少し出ています。
 
5.  開かれた眼科診療の中に「明細の入った領収書を発行します。」ということを掲げ、実行しました。7年前には明細入りの領収書の発行は、珍しかったと思いますが、現在では義務化されているのです。

時代を先取りしていたかなと考えますと、少し誇らしげではありますが、時代は更に先に進み、今年の4月からは個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行を必要とするようになりました。

これが、当クリニックで発行している個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書になります。この明細書を発行するに当たって、皆さんにお伝えすることがあります。
 
『個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行』について
当クリニックでは、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することに致しました。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、窓口にてその旨お申し出下さい。
厚生労働省の方針で個別の診療報酬の算定項目ぼ分かる明細書を発行するようになりましたのは、4月1日からですので、まずは全ての皆さんに発行することにしています。定期的に通院していただいている方々には、特別にいつもと違った検査をしていない限りは、毎回同じ明細書が発行されることになります。そこで受付ではお会計の時に、今後も明細書の発行を希望されるか、お尋ねさせていただくことにしています。確定申告の際の医療費控除には、今まで通りの領収書で問題ございませんので、他の場面で明細書が必要になることはないと思われます。
次回から領収書の発行は必要ないと考えられる方は、会計の際に一言教えていただけますでしょうか。こちらでもカルテにその旨記録し、資源の無駄遣いにならないようにしたいと考えております。今までも通信で何度か検査項目についての説明をさせていただいたことがありますが、明細書を見て、何か分からないことがございましたら、遠慮なくお尋ね下さいます様、お願い申し上げます。
 
 <2015.3.2発行 優しい眼科通信第136号から>
 
今さらですが…
診察室ではこのようなことを行っています:
まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。
 
診察室に入ったら診察室では、黄色の椅子に座っていただきます。

この黄色の診察椅子はスグレモノなんです。私の足元にあるスイッチで上下に動かすことができますので、お子さんの時は高く上げることができます。また座面が少し前に動きます。細隙灯顕微鏡検査の時に、顔を固定しやすくなっているんです。診察椅子に座っていただきますと、こんな感じでお話を聞かせていただきます。

椅子を動かして、近づいてくださる方もおられますが、このあと左側から細隙灯顕微鏡が出て来ますので、椅子は動かさずにお座り下さい。

この器械が出て来ましたら、顎を顎台に載せ、額を固定します。多少まぶしい感じはありますが、額を離さないよう軽く前のめりになる感じで、まっすぐ見ていただきます。その後、診たい方向に目を動かすように指示が出ますので、指示に従って目だけを動かして下さい。それほど長い時間はかからないと思います。
 
細隙灯顕微鏡検査では、観察倍率や焦点を合わせる部位を変えることによって
まぶた(眼瞼・マイボーム腺・涙点)
まつげ(睫毛)
黒目(角膜・前房・水晶体)
茶目(虹彩)
白目(結膜・強膜)
だけでなく、検査レンスを使うと目の奥(硝子体・網膜・視神経)までを立体的に診察することができます。細隙灯顕微鏡検査は眼科の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診療の都度行われます。内科医にとっての聴診器のように細隙灯顕微鏡は眼科医には大切な検査器械です。
 
<2016.3.1発行 優しい眼科通信第148号から>
 
中待合でお待ちになっていただいている間に、少しでも目に興味を持っていただきたい、待ち時間がきにならないようにしたいと考え、色々工夫しています。
 
前回の通信で紹介したスタッフからの「優しい眼科情報」は毎月初めに新しいものが発行されますので、毎月新しいものに取り替えて中待合の柱に貼っていますので、どうぞご覧になってください。どれもスタッフの力作ぞろいで目についての知識を楽しみながら得ることが出来ると思います。
また、バックナンバーも月ごとに綴じて待合室のパンフレット棚に置いています。中待合で読んでみて「面白い」「ためになる」と感じていただけましたらどうぞご自宅にお持ち帰りください。「優しい眼科情報」はそれぞれ書いたスタッフの似顔絵が載っています。ためになる情報でしたら、ぜひぜひ書いたスタッフにお褒めの言葉をかけてあげてくださいね。
 
「本日のクイズ」「本日の雑学」は、待ち時間を長く感じないように、毎日受付スタッフが書き替えてくれています。私も時々、クイズに挑戦していますが、なかなか難しいですね。診察に呼ばれるまでの間に考えてみてください。
 
「あさっぴーに会う日まで」は、あさっぴーに会うことが出来た日までの話を書きました。暇つぶしに読んでみてください。

そして、診察室の前には 診察室ではこのようなことを行っています:を掲示しています。
 
まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
 
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。
 
上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。
 
中待合で順番をお待ちいただき呼ばれましたら、診察室にお入りいただきます。
診察室に入ったら、診察室では、黄色の椅子に座っていただきます。

この黄色の診察椅子はスグレモノなんです。私の足元にあるスイッチで上下に動かすことができますので、お子さんの時は高く上げることができます。また座面が少し前に動きます。細隙灯顕微鏡検査の時に、顔を固定しやすくなっているんです。椅子を動かして、近づいてくださる方もおられますが、このあと左側から細隙灯顕微鏡が出て来ますので、椅子は動かさずにお座り下さい。この器械が出て来ましたら、顎を顎台に載せ、額を固定します。多少まぶしい感じはありますが、額を離さないよう軽く前のめりになる感じで、まっすぐ見ていただきます。その後、診たい方向に目を動かすように指示が出ますので、指示に従って目だけを動かして下さい。それほど長い時間はかからないと思います。
 
 
細隙灯顕微鏡検査では、観察倍率や焦点を合わせる部位を変えることによって
まぶた(眼瞼・マイボーム腺・涙点)
まつげ(睫毛)
黒目(角膜・前房・水晶体)
茶目(虹彩)
白目(結膜・強膜)
だけでなく、検査レンスを使うと
目の奥(硝子体・網膜・視神経)
までを立体的に診察することができます。細隙灯顕微鏡検査は眼科の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診療の都度行われます。内科医にとっての聴診器のように細隙灯顕微鏡は眼科医には大切な検査器械です。

その後眼底検査になります。眼底検査では水色の椅子に座ったまま、『顔を動かさずに目だけ』動かしてもらいます。ついつい顔が一緒に動いてしまいがちですが、意識して目だけ動かすようにしてください。コツは両方の目をしっかり開けて目を動かすことです。片方の目を閉じてしまいますと、なかなかうまく目は動いてくれません。瞼を閉じると目は自然に上にあがってしまいます。眼底検査で目を動かしていただく順番は、私の場合、いつも同じです。
 
真直ぐ上

右の上



右の下

真直ぐ下

左の下



左の上
 
の順番で、目を動かしてもらっています。『顔を動かさずに目だけ』動かして下さい。よろしくお願いいたします。

 
<2016.11.1発行 優しい眼科通信第156号から>
 
白内障手術の病診連携
当クリニックでは積極的に「日帰り白内障手術」に取り組んでいます。
開業当時、旭川では2つの眼科クリニックで取り入れられているだけでしたが、その後多くのクリニックでも行われるようになってきています。
当クリニックは無床診療所なので、手術後に入院してもらうことができません。そこで、全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合、手術を受けないほうの目の視力が極端に低い場合(手術後一晩は眼帯をして片目で過ごしていただきますので)、車椅子の方(申し訳ございませんが、手術室が2階なんです)、また緊張しやすい方には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。具体的には、
旭川赤十字病院
市立旭川病院
旭川医大
に紹介しています。2005年から、当クリニックの病診連携の実態を調査してみました。
 
入院白内障手術をお願いした患者さんの数は
2005年7名
2006年26名
2007年41名
2008年35名
2009年40名
2010年59名
2011年73名
2012年53名
2013年58名
2014年55名
2015名72名
今年は10月末までに31名を数えています。
 
当クリニックでの日帰り白内障手術の件数は、
2003年36件
2004年166件
2005年215件
2006年219件
2007年219件
2008年211件
2009年197件
2010年154件
2011年187件
2012年209件
2013年192件
2014年212件
2015年200件
今年は10月末までに175件と推移してきていますが、白内障手術を希望されて受診してくださる患者さんが増えてきています。「是非当クリニックで手術を受けたい」と仰っていただけることは有難いことなのですが、身の丈以上のことはできないと考えています。その時は常に「患者さんが自分だったら、自分の親だったら、どうするか」を考えて、患者さんにとって最善の策をお勧めしたいと考えています。
 
白内障手術以外の病診連携
白内障にかぎらず当クリニックは「目のかかりつけ医」になることを目指しています。目に関して何か心配なことがあれば、まず受診していただき、当クリニックで対処できなければ、速やかに大学病院や総合病院に紹介。そして、その後のフォローはまたここで、という体制を整えています。
入院白内障手術以外で他院での診療を依頼して、紹介状を書いた患者さんは
2005年39名
2006年75名
2007名123名
2008年133名
2009年162名
2010年123名
2011年119名
2012年158名
2013年158名
2014年91名
2015年140名
今年は10月末までに105名でした。昨年の140名の内訳を調べてみますと、
1.網膜硝子体疾患で紹介:81名
2.形成外科に紹介:10名
3.脳神経外科、神経内科に紹介:20名
4.斜視弱視の治療で紹介:7名
5.旭川医大角膜外来に紹介:3名
6.その他:19名
でした。
 
1.網膜硝子体疾患で紹介させていただいた患者さんが81名で半分以上を占めていました。
81名の患者さんは
加齢黄斑変性:28名
中心性網脈絡膜症:12名
糖尿病網膜症・黄斑症:10名
裂孔原性網膜剥離:13名
網膜前膜:4名
網膜血管閉塞症:10名
黄斑円孔:4名
でした。
何度か通信でもお話しさせていただいておりますが、加齢黄斑変性は最近増えてきている「中心がみえにくくなる、歪んで見える」病気です。
かつては治療の主流はレーザー光凝固でしたが、病気の本態である脈絡膜新生血管をつぶす時に同時に、正常網膜にもダメージを与えてしまうために、黄斑の中央近くに新生血管がある場合は治療ができませんでした。
平成16年に光線力学的療法(PDT)が認可されました。光線過敏物質を注射によって体内に入れて絡膜新生血管に集まった時をめがけてレーザーを照射し、新生血管だけをつぶすという方法です。
平成21年には血管新生を止める薬物が認可され、4~6週おきに眼球に直接注射することで、視力回復も望めるようになりました。24年11月には2ヵ月毎に注射する新薬も承認されました。加齢黄斑変性の治療には腕の血管から注射して脈絡膜新生血管の状態を把握する蛍光眼底造影検査が必須です。当クリニックでは行っていませんので、赤十字病院、医大病院に紹介しています。
糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫も加齢黄斑変性と同じ薬の眼球注射で改善することが判明し、現在では治療の主流となり、視力回復が得られる可能性が高くなって来ていることは患者さんにとって福音です。
 
また、増殖糖尿病網膜症、裂孔原性網膜剥離は手術を受けていただかなければ失明につながる怖い病気です。これらの手術は全身麻酔で行われることが多く、手術後の厳重な安静も必要です。裂孔原性網膜剥離は見つけたらなるべく早期の手術が望ましいので、すぐに紹介状を書いて、医大病院に行ってもらうことになります。
 
次に、2.形成外科に紹介した方が10名いらっしゃいました。
局所麻酔では辛いと思いますので、お子さんの下眼瞼内反症、眼瞼下垂の手術をお願いしています。
瞼の出来物、いわゆる「ものもらい」は霰粒腫といいまして、外来診察中に診察室の隣りの処置室で摘出術を行いますが、霰粒腫以外の出来物は形成外科にお願いしています。
過去に紹介した患者さんの中には一見「ものまらい」のように見える出来物が悪性腫瘍であったこともありますので、心配な症例は必ず病理診断が必要と考えて、紹介しています。
 
3.脳神経外科、神経内科に紹介となった方が20名いらっしゃいました。
両方の目で物が二つに見える複視(目を動かす筋肉を支配している脳神経の麻痺が心配です)、
顔面痙攣(顔面神経を刺激している病気がないか調べてもらいます)、
一過性の視力低下(目に病気が見つからない時は内頸動脈狭窄症の検査が必要です)、
頭痛
などの時は脳神経外科、神経内科で詳しく調べていただく必要があると考えています。
 
旭川市には医大もあり、その他にも
赤十字病院
市立病院
厚生病院
旭川医療センター
など大きい病院があり、医療が充実しています。「目のかかりつけ医」として、確実に診断し、大きい病院で検査、治療が必要と考えた時には、時期を逸しないように、また最良と思われる病院を紹介させていただきたいと思います。
また、他の眼科の先生の意見も聞いてみたいというセカンドオピニオンを希望される場合には、しっかりと紹介状を書きますので、遠慮なくお知らせ下さい。

 
<2017.3.1発行 優しい眼科通信第160号から>
 
平成15年に開業しましたので、昨年7月で13周年を迎えました。13年も経ちますと、色んな所に問題が起きてきます。
腰が痛くて…という私の話ではなく、器械や建物など色んな問題が起きてきます。
 
今回の通信は最近一年間で変化したクリニックに関して『細かすぎてわからない』と思われるものについて説明してみますね。
▽2016年2月:
(1)検査室の器械が新しく!!
検査室に入って右手二つ目にある器械ですが、それまではノンコンタクト・トノメータという眼圧を測定するものでしたが今回はオートレフラクト・トノ・パキメータで4つの腫瘍測定機能が1つの装置で可能な、ニデックTONOREF IIIを導入しました。患者さんの移動を減らすことが出来、より安全、より優しい眼科になれたと思います。
 
(2)待合室のマットを増やす
冬の間、特に雪の季節は、靴の裏についた雪がどうしても待合室に入ってしまいます。靴の裏に雪があると滑りますよね。滑って転ぶと危険ですので、風徐室と、入り口にマットを敷いていましたが、それでもカウンターの前に雪が落ちていることもあり、更なる安全のために冬の間はカウンターの前にもマットを敷くことにしました。
 
(3)診察室に眼圧計
検査室にニデックTONOREF IIIを設置しましたので、ノンコンタクト・トノメータが浮きました。診察室に置くことによって、白内障術後1日目の患者さんに部屋を移動してもらうことなく眼圧を測定することが出来るようになりました。
 
▽2016年3月:
(4)ライナーさんに広告を掲載
以前から色々な記事を掲載してくれていましたライナーさんから広告掲載の依頼がありました。いつもお世話になってきましたので、毎週火曜日のライナーに広告掲載を始めてみました。旭川に数ある眼科の中で一番遅い時間まで診察していますということを書いてもらっています。
 
▽2016年5月:
(5)第2駐車場が完成!!
スタッフの人数も増えてきて、自家用車通勤のため駐車場が手狭になってきました。予約優先ですので、同じ時間に混むこともあまりないのですが、土曜日など駐車場に停められないこともたまにではありますが、起きるようになり、スタッフ用に第2駐車場を用意しました。
 
(6)ウッドデッキを塗装
冬になる前に塗装したのですが、いつも通りの塗装のはずが、なぜか滑るようになってしまい、冬の間すべり止めの緑色のマットを敷いて対処していました。ゴールデンウイークのお休みの間に滑らないように新たに塗装してもらいました。結果今年の冬は滑りにくくなっています。
 
(7)床のワックス
年に2回、ゴールデンウイークと年末年始のお休みの間にワックスをお願いしています。何とかキレイを保つために。
 
▽2016年7月:
(8)ウッドデッキに花
爽やかにみなさんをお迎えできるように、看板の横にお花を飾ってみることにしました。評判は上々だったと思います。今年も飾ろうと思っていますのでお楽しみに。
 
(9)診察室の患者さん用椅子を張替え
診察室の電動椅子ですが水色だったのを憶えていらっしゃいますでしょうか。座面に亀裂が入ってしまいましたので張替えてもらいました。色はクリニックの壁の色に合わせて黄色にしてみました。
 
▽2016年8月
(10)検査室のコンタクトレンズ用の椅子交換
検査室の入り口正面左側にコンタクトレンズをはめはずしする場所があり、そこの椅子が劣化しましたので、新しい椅子と交換しました。
 
▽2016年10月
(11)コピー機更新
開業からずっと使っていたコピー機が壊れてしまいました。毎日酷使しているわけですから、長持ちしたほうではないでしょうか。お疲れさまでした。
 
(12)スライディングテーブル更新
診察室の私と患者さんの間にある、横から出てくるテーブルです。これも毎日毎日横の動き、縦の動きで酷使していますので、今までも何度も修理してきましたが、今回遂に更新です。新しいテーブルは左右上下の動きに加え、患者さん側に前にも動くスグレモノです。色も黄色で椅子の色に合わせてみました。
 
▽2016年11月
(13)ウッドデッキに手すり
ウッドデッキに手すりをつけてもらいました。正面お階段に2カ所、横のスロープにも手すりをつけました。これで冬場の安全もアップしたのではないかと思います。
 
(14)診察室の足元にシール
診察室に入ってくる時に真直ぐ入って椅子に腰かけていただきたいので(コードに引っかからないように)床にシールで導線を描いてもらいました。やっぱり黄色で統一しました。
 
(15)トイレの案内板
トイレの案内板は壁に貼っていますが、分かりにくいとのご指摘がありました。壁に飛び出しの案内板を追加でつけました。
 
(16)塀の改修
クリニックの西側にある黄色いブロック塀ですが、色が剥げてきたところが目立つようになりましたので、一度剥いで塗り直しました。
 
(17)「先週の優しい眼科」
中待ちの柱にスタッフ作製の「優しい眼科情報」を毎月貼り替えていますが、一番下に「先週の優しい眼科」を貼りました。Facebook に毎週書いているものをプリントアウトして貼るようにしました。
 
(18)カレンダー解説、しまじろう更新
待合本棚の上に貼っている参天製薬のカレンダーを利用した病気の解説ですが、色あせてきましたので更新しました。窓ガラスにしまじろうのポスターを貼りました。
 
(19)加湿器
待合のカウンターと手術待合室に加湿器を置きました。
 
▽2016年12月:
(20)ソファの張替え
待合のカンディハウスのソファですが、汚れも気になりましたので張替えてもらいました。色を黄色からウグイス色に変えてもらいました。
 
以上、ザッと振り返ってみましたが、意外と色々と変わっていました。皆さん、いくつ気づいていましたか?

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休診日 日曜日・祝日
午前 09:00~13:00
昼休み 日帰り白内障手術
午後 15:00~19:00