開かれた眼科診療
院長 今野 優 医学博士
昭和38年9月11日 生
平成元年 5月医師免許(第321523号)
平成 8年 9月旭川医科大学学位記(第240号)
平成 8年10月日本眼科学会眼科専門医(第8303号)
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、
皆さんに10のお約束をしました。

10のお約束は こちら


開かれた眼科診療
10のお約束のうちの5番目の「開かれた眼科診療」について
お話させていただきます。

この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、
こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。

患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、
いつも心に留め、真摯に対応したいと考えております。


5番目の「開かれた眼科診療」ですが…

5.  開かれた眼科診療を行います。

 すべての診療行為は患者さんに説明し、同意を得てから行います。
 白内障手術患者さんのご家族の希望があれば、立会って頂きます。
     手術立会い室を用意しました。
 カルテ開示、レセプト開示の希望に応じます。
 明細の入った領収書を発行します。
 セカンド・オピニオンを希望する患者さんは、すぐに紹介します。
 目の状態(角結膜・網膜)の画像をお見せし、病状を説明します。

というように「開かれた眼科診療」を行うために、6つのことを
励行いたします。


診察券
皆さんが受診してくださった時に、診察券をお渡ししております。
もちろんご存知のこととは思いますが、2つ折になっており、
中には、その日の視力・所見を記入する欄があります。
これも開かれた眼科診療を行うための工夫の一つです。
視力を測った時には、口頭で視力値をお伝えしてはおりますが、
なかなか覚えているのは大変なものです。

帰ってから、家の人に聞かれたときにも、診察券を見れば
分るようにと考えて作りました。

緑内障の患者さんには、その日の眼圧の値も記入して
お渡ししています。

また他院にかかる時にも、眼科でどのようなことでかかっているか、
ご理解いただけると思います。


プリントアウト
目の状態(角結膜・網膜)の画像をお見せし、病状を説明します。」
このことにつきましては、以前の通信第3号で診察室のテレビモニター
として、一度説明させていただきましたが、
もう一度繰り返しになりますが…

当クリニックでは、診察の時に患者さんの目の状態をコンピュータに
記録しています。診察の時にテレビモニターに映された画像が
患者さんの目の状態です。

細隙灯顕微鏡検査では、まぶた(眼瞼)、まつ毛(睫毛)、
黒目(角膜・前房・水晶体)、茶目(虹彩)、白目(結膜・強膜)
だけでなく、レンズを使って目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで
検査することが出来ます。

上の4分割写真のうちの上段が細隙灯顕微鏡で写した目の写真です。
左側が右目、右側が左目です。

上の4分割写真のうちの下段が眼底カメラで写した眼底写真です。
やはり左側が右目、右側が左目です。
丸くお月様のように見えるのが、視神経乳頭と言って、
目の神経が脳へと伝わっていく出口です。
その中を通って、心臓から目に血液を送る動脈(細いほうの血管)と、
帰り道の静脈(太いほうの血管)という血管が走っています。
中央の少し暗く見える部分が、黄斑と言って視力にかかわる
最も重要なところです。

診察の時にはテレビモニターに映された画像を一緒に見ながら
説明させていただいておりますが、より開かれた眼科診療を目指して、
上の4分割写真のプリントアウトをお渡ししております。

今年の3月にプリンターを導入しましたので、3月以降に初めて
眼底検査を行った方にはお渡しするようにしています。

ご自分の目のプリントアウトをご希望の方は、
どうぞ遠慮なく言ってください。

今まで、お渡ししてきた時の感想としては、

「へえー、こんなになっているんだ」

「うえ、気持ち悪い、要らない」(子どもさん)

「僕も欲しい」(一緒に来た弟くん)

「アルバムに貼っておこう」(お母さん)、「何で」(お子さん)

などなど…でした。

2005.11.1発行 優しい眼科クリニック第24号 に掲載するために執筆