ライナー健康相談(3)
院長 今野 優 医学博士
昭和38年9月11日 生
平成元年 5月医師免許(第321523号)
平成 8年 9月旭川医科大学学位記(第240号)
平成 8年10月日本眼科学会眼科専門医(第8303号)
2004年1月20日 カルテ51「まぶたのけいれん」

Q:時おり、下まぶたがぴくぴくとけいれんしてしまいます。
最近では目が乾きやすくなったような気もするのですが、
眼科で診てもらったほうがよいのでしょうか?
(31歳・女。きょうこ)

この相談を、ライナースタッフがこんの優眼科クリニックの今野優院長に
お聞きしました。

A:まぶたがぴくぴくとけいれんするとのことですが、目を閉じる
筋肉である眼輪筋が収縮するもので、片側の下まぶたに起こることが
多いようです。

 軽い眼瞼けいれんは、健康な人でもパソコンの長時間操作などが
もたらす眼精疲労や、寝不足の際に一時的に感じられることがあります。
さざなみ状のけいれんが、片方の眼のまぶたの一部に限局して起こる
状態であれば、特に心配なく、治療を要しません。

 目の病気で眼瞼けいれんが生じることもあり、結膜炎や角膜炎、
異物の侵入、ドライアイが主な原因として考えられます。
目が乾きやすくなったような気がするとのことですので、
ドライアイの検査を受けることをお勧めします。

 ドライアイとは、涙の量が減ったり、涙の成分が変わってしまう
ことで、目が乾き、角膜や結膜に障害がおこる病気です。
ドライアイは目の充血、異物感、疲れ易い、重い感じなどの症状の
原因であることも多く、パソコンや乾燥した室内環境の影響もあり、
最近増加してきています。

 眼科では、涙の量や質がどのような状態にあるかを検査しながら、
ドライアイであるか、他の病気であるかを調べますが、怖い検査では
ありませんので、安心して受診して下さい。

2004.1.20 記