第2回緑内障無料検診
院長 今野 優 医学博士
昭和38年9月11日 生
平成元年 5月医師免許(第321523号)
平成 8年 9月旭川医科大学学位記(第240号)
平成 8年10月日本眼科学会眼科専門医(第8303号)
目とメガネの旬間

10月1日から10月10日までの10日間は
「目とメガネの旬間」です。ご存知でしたか?
10月1日の「メガネの日」から10月10日の
「目の愛護デー」までの10日間です。

北海道眼科医会は、公衆衛生活動の一環として、
道民の目の健康に関して、より積極的な貢献を
目指すために、この「目とメガネの旬間」にあわせて
「緑内障無料検診」を企画しました。
北海道新聞9月17日・20日に記事が掲載されましたので、
その記事のダイジェストを紹介させていただきます。


緑内障無料検診

自覚症状なく、気付かず進行
早期発見・治療が重要な「緑内障」

視神経が障害を受け、少しずつ視野が欠けていく緑内障。
「目の成人病」とも呼ばれ、国内では40歳以上の
20人に1人が発症し、中途失明の最大の原因となっています。
患者は全国で400万人に上るとみられますが、
自覚症状が現れにくく気付かずに進行していることも多く、
早期発見・治療が重要とされます。

緑内障の治療は、眼圧を下げて視神経への障害を抑え、
現状より悪化させないことが一番の目的になります。
基本となるのは点眼薬による治療です。
眼圧を下げる点眼薬はさまざまな種類があり、
必要に応じて数種類を組み合わせて使うこともあります。
近年、2種類の薬が混ざったタイプの点眼薬も登場し、
複数種類の薬を何回かに分けてさす手間が省け、
緑内障患者への朗報となりました。
点眼薬だけでは効果が不十分な場合、レーザー治療や
観血手術を行います。

現在、緑内障は中途失明の最大の原因となっていますが、
医療の進歩に伴ってかなりの確率で病気の進行を
防ぐことが可能になっています。
そのためには、いかに早く病気を見つけて、
早く治療するかが大切です。
40歳を超えたら、自覚症状がなくても、少なくとも
年に一度は、眼科検診を受けることが最も確実な
対処法といえます。

北海道眼科医会では、道民の目の健康を守るために
日々の眼科診療だけでなく、さまざまな公衆衛生活動を
行っています。今回、未受診の緑内障を見つけるために、
10月6日(日)に北海道眼科医会の有志によって
全道66カ所の診療施設で緑内障の無料検診を行います。
40歳以上の道民で、これまで緑内障の治療を受けていない方を
対象として、眼圧検査や簡易視野検査まどを行います。
2009年に実施した無料検診では、5081人の受診者の
約5%が緑内障、緑内障の疑いにて再検査が必要と判定されました。
現在、道内には15万人以上の緑内障の潜在患者がいると
推定されています。緑内障は早期発見・治療が何よりも
重要です。これを機会に、たくさんの方に検診を
受けていただきたいと考えております。


【日時】平成25年10月6日(日)
【検診施設】北海道新聞全道版に掲載されました
【対象者】40歳以上の道民の方で、これまで
     緑内障の検査を受けていない方。
     なお、緑内障の治療を受けている方、
     これまでに緑内障の診断を受けたことのある方には
     今回の簡易検査を行いません。
【検査項目】非接触眼圧測定、簡易視野検査、
      細隙灯顕微鏡検査、無散瞳眼底検査の簡易検査


今回の緑内障無料検診は
事前予約制(先着順)です。
緑内障無料検診コールセンターにお電話いただき、
予約を取った方のみが検診を受けられる方法になりました。
予約は北海道新聞に掲載された9月17日〜24日までの8日間でした。
予約の際にご希望の時間、ご希望の無料検診実施医療機関、
お名前を伝えていただき、各医療機関の受け入れ人数を
超えた場合など、ご希望に添えないこともありました。
後日、予約票がご自宅に郵送され、検診時に持参していただく
システムです。

今回の緑内障無料検診に参加する旭川の眼科は
旭川医科大学病院眼科
稲積眼科歯科医院
環状通り眼科
こんの優眼科クリニック
寺西眼科
東光眼科
やまぐち眼科
の7施設です。

4年前の緑内障無料検診は、予約制ではなかったために、
当日の朝にたくさんの方が来たために、すべての方の
検診を行うことができないという事態が、
多くの無料検診実施医療機関で生じました。
そこで今回はコールセンターを設置しての事前予約制に
なりました。
当クリニックの予約枠は一杯になったと連絡がありました。
結果については、またご報告しますね。

2013.10.1発行 優しい眼科クリニック第119号 に掲載するために執筆