SERVICE
あなたの目のかかりつけ医になります
こんの優眼科クリニックは、あなたの目のかかりつけ医になります。
当クリニックでは、特に
日帰り白内障手術
コンタクトレンズ診療
緑内障治療
糖尿病網膜症治療
ドライアイ治療
に、積極的に取り組んでいます。
治療の流れ
ウッドデッキがお出迎え |
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検査室 |
視力検査 |
中待合室 |
診察室 |
細隙灯顕微鏡検査 |
眼底検査 |
しっかり説明します |
受付スタッフが笑顔で応対します。
クリニックはバリアフリーの建築です。車椅子のままお入りいただけます。
当クリニックでは、はじめに患者さんに受付票を記入していただきます。 A3サイズの大きい見やすい受付票です。それぞれの質問の下に、質問をお伺いする理由も記載しています。分かりにくかったり、見えにくいなどがございましたら、遠慮なく受付スタッフにお申し付け下さい。
受付票のご記入が終わりましたら、受付スタッフにお渡しください。この後、検査スタッフから呼ばれます。検査スタッフから受付票の内容について、もう一度確認しながらお話をお伺いします。ご心配なこと、困っていることなど、ご遠慮なくスタッフにお伝えください。
車椅子のまま検査室まで移動できますが、眼科検査用の車椅子も2台用意しています。眼科検査用の車椅子は上下に動きますので、車椅子のまま検査を受けることができます。スタッフにお申し付けいただけますと、検査用の車椅子を準備できますので、ご遠慮なくお伝えください。
患者さんの気持ちになり、安心して検査を受けていただけるように、検査の内容を説明します。それぞれの検査機器について詳しく説明した検査情報をお渡しします。
視力検査は眼科の検査の中で最も重要な検査ですが、検査を受けてくださる方の協力が必要です。上下左右の丸の切れ目をお答えください。はっきりスッキリ見えなくても、なんとなくでもよろしいですので、切れている方向をお答えください。目を細めてしまいますと、視力検査の結果の信頼性が下がってしまいますので、目を細めずにリラックスしてお答えくださいね。メガネ・コンタクト等の見え方に疑問や心配な点などございましたら、お気軽にスタッフにご相談下さい。
当クリニックでは、ミラクルチャートという検査器械を使用しております。この器械の中にランドルト環が表示されます。この器械の中で、5メートル先に視標が表示されているのと同じ状態が作られていますので、患者さんは器械の 1.1メートル前に座っていただいたままで、視力測定することができます。そして、 0.03という低視力視標も表示することが可能であり、また、周囲の患者さんからは、測定されている患者さんの見ている視標は見えませんので、低視力というプライバシーも守られると考えています。
検査結果には、視力検査の結果として、裸眼視力(メガネをかけていない視力)、眼鏡視力(お持ちの眼鏡で測った視力)、矯正視力(一番視力の出る眼鏡をかけて測った視力)、眼圧(目の硬さの数値で、緑内障の検査の一つです)、さらに角膜内皮細胞を検査した場合は、その検査結果も記入しています。検査結果の用紙をお渡ししながら、スタッフから検査結果の説明がございます。
診察に呼ばれるまで少しのお時間ですが、「本日のクイズ」「本日の雑学」「優しい眼科情報」「先週の優しい眼科」などの掲示をお楽しみ下さいませ。
診察室には黄色の導線を描いています。ドアを開けましたら、まっすぐお入りください。
左手に黄色の椅子がございます。どうぞお座りください。
お荷物がございましたら、右手のウッドの籠にお入れください。
付添いの方は右手に白い椅子がありますので、ご一緒に入って、お話を聞いて欲しいと思います。
眼鏡をかけている方は、左側にある器械に眼鏡置きがありますので、眼鏡をたたんでおいてくださいませ。
左側から機械がスライドして出てきますので、前のめりにならないようにお座りになってお待ちください。
眼底検査が必要と判断しましたら、瞳を広げる目薬を入れます。目薬が効くまでに 30分ほどかかりますので、いったん入口の方の広い待合室でお待ちいただきます。瞳を広げる目薬は、 4~ 5時間作用しています。お天気の良い日には外に出ますとかなりまぶしく感じますので、診察終了後すぐの自動車の運転は危険です。しばらく運転はひかえていただきたいと思います。可能であれば、どなたかに運転して連れてきていただくのがよろしいかと思います。運転した場合には、後日に精密眼底検査を受けていただくのがよろしいかと思います。
眼底検査では、目の中の端の方まで詳しく診せていただきます。そのためには、お顔を動かさずに、目だけを動かして手伝ってもらいます。当クリニックでは、上 →右の上 →右 →右の下 →下 →左の下 →左 →左の上の順番に目を動かしてもらいます。ついついお顔も動いてしまいますが、頑張って目だけを動かして手伝ってください。目をつぶってしまうと、目は上にいってしまいます。どうぞ片目をつぶらずに両方の目を一緒に動かすように頑張ってください。真直ぐ見るとき以外は、ほとんどまぶしくないと思います。ご自分の目の中の血管(網膜血管)の影が見えるように感じると思います。その後、黄色い椅子を左側に回してもらって、眼底写真を撮影します。眼底写真もすぐに左手のモニターに映りますのでしっかり説明させてください。
眼科の病気の中には、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、ドライアイなど慢性的で定期通院が必要な場合が多々あります。白内障もすぐに手術が必要でない場合は、定期的な通院が必要になります。通院治療に前向きに取り組んでもらえるように、一緒に頑張っていきましょう。その時には、次回の受診の時にもお待たせしないように、次回診察の予約を入れてください。予約の方を優先に診療していますので、予約の方は、ほとんどお待たせしない体制が整っていると思います。早期発見・早期治療で生活に困らない視機能を保てるように、患者さん、ご家族の方と一緒に明るい生活ができるようにお手伝いしたいと思います。
予約優先
予約のお願い |
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待ち時間対策 |
<2005.10.1発行 優しい眼科通信第23号から>
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
初心忘れるべからず
この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えております。その中から特に今回は、待ち時間についてお話させていただこうと思います。
行列のできる眼科
「行列のできる法律相談所」という人気テレビ番組がありますが、「行列ができる…」という形容詞は、その業種の最大の褒め言葉だと思います。そこで私も開業する時には「行列のできる眼科」を目指して…というのは冗談です。
「行列のできる眼科」に患者さんとして並ぶのは、自分なら勘弁してもらいたいし、行列ができるほど患者さんがいらっしゃいますと、必然的に診察時間や説明する時間を削らなければなりません。スタッフは、受付、検査、会計に追われ、患者さんは待ちくたびれて不満が…と決して良いことばかりではないと思います。私が目指したのは「優しい眼科」ですから、納得して安心してお帰りいただけますように、説明したいと思っております。眼科では、診察してすぐに治る病気はあまりありません。例えば、目にゴミが入ったという場合を考えてみましょう。目にゴミが入ったことでゴロゴロ感じるわけですが、おおかたの場合、すでに黒目(角膜)か白目(結膜)に傷が付いていることが多いのです。ゴミが入っている状態をテレビモニターでお見せし、ゴミを取った後の状態も、またモニターでお見せし、納得していただいたとしましても患者さんが一番取って欲しかったのは、ゴミではなく、痛みなのです。そこで、「ゴミが入っていたために、○目に傷が付いてしまっていますので、2.3日お薬を使ってください」と説明し、傷が治るまで残ってしまう痛みを受け入れていただかなければなりません。診察する時間とお話する時間が必要なのです。
行列から脱線してしまいましたが…
待ち時間対策として考えたことは、予約制です。予約制で思い出すのは、歯科・美容室ですね。美容室の場合、通常は緊急の飛び込みがありませんので、有効に機能していると思います。当クリニックでは、なるべく待ち時間を短くできるように眼科にはあまりなじみのない予約制を取り入れました。開院当初はもちろん、どの時間帯に来ていただいても待ち時間はほぼゼロでしたので、予約をお願いするこちら側も気がひけましたが、段々と予約の効果が出てきていると思います。初めてクリニックを受診される方でも電話・メールで予約することも可能ですが、予約なしでいらっしゃる方のほうが多いので、予約の多い時間帯に予約なしの初めての方がいらした時は、さすがにお待ちいただくことになってしまいます。待ち時間が長くなってしまいますと、待たされている患者さんも、またお待たせしているこちら側も、どちらも精神衛生上よろしくありませんので、皆様の御協力をお願い申し上げます。
予約のお願い
当クリニックの診察順番は、基本的には(急患でない場合は)予約されている方が優先されます。そこで是非お待たせしないための予約を入れてください。次回の受診予定が1ヵ月後の場合は診察終了時、または会計の時に予約を入れてお帰りください。次回の受診予定が3ヵ月後、半年後などの場合、先の予定はおわかりにならないと思いますが、仮にでも予約を入れていただけますか?ご都合が悪ければ、予約日近くなってから電話で予約変更をお願い致します。待ち時間の短いクリニックを維持するために、皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
<2024.9.2発行 優しい眼科通信第250号から>
今までの通信でも何度か予約優先についてのお話をさせていただきました。
自分が待つのがあまり好きではないので、折角来ていただいた方々にも、何とか待たないで診察が受けられる眼科を作りたいと考えて採用したのが予約優先の方針です。
予約して下さった方を優先して診療することによって、待たないで診療できるようにと考えていますが、最近は前日、二日前では、ご希望の時間の予約が取りにくいことが増えてきてしまいました。特に午前中の予約は取りにくくなっています。そこでお願いですが、診察終了時、会計の時に、次回の予約をとっていただけますでしょうか。
また、急に調子が悪い時なども、いらっしゃる前に電話で予約を入れていただけますでしょうか。「待たない眼科」を目指しています。皆さまのご協力をお願い申し上げます。
予約の効果
待ち時間を短くするために導入している予約優先ですが、予約を入れている方、入れていない方で、待ち時間にどれくらいの差があるのかを調べて、通信9月号で過去16年間報告しました。
どの年も平日に休みのない6月がサンプルです。平均予約率は61→66→66→68→71→73→72→74→73→74→73→71→72→76→78→77%でした。予約の方の割合は5人に3人から4人に3人までに上昇していました。皆様の予約のご協力に感謝申し上げます。
さて、今年はどうだったでしょうか?
2024 月 火 水 木 金 土
68%
73% 74% 80% 77% 86% 77%
76% 81% 77% 77% 77% 76%
73% 74% 67% 87% 84% 78%
78% 73% 72% 72% 70% 75%
今年の平均予約率は76%でした。
曜日による予約率の平均値を求めました。
6月 月 火 水 木 金 土
2008:58.5 60.0 63.6 66.3 59.7 56.9
2009:61.7 67.5 67.5 72.7 70.2 59.5
2010:67.2 66.3 68.3 63.1 71.6 61.6
2011:68.1 69.2 69.8 68.4 66.8 65.4
2012:69.3 70.9 72.7 69.5 73.0 69.4
2013:73.2 72.0 71.5 73.5 72.9 73.0
2014:65.6 73.1 76.6 74.1 75.8 70.7
2015:68.3 74.3 74.6 76.4 84.2 69.4
2016:70.3 68.0 71.6 77.2 76.0 75.6
2017:69.8 76.1 79.2 77.1 74.3 66.4
2018:70.6 73.0 76.5 75.7 72.3 68.6
2019:68.4 71.9 74.9 70.0 69.1 69.6
2020:68.3 72.4 72.1 69.0 80.1 68.1
2021:69.9 75.5 72.6 81.9 75.4 76.1
2022:77.0 76.0 76.0 78.4 83.8 77.3
2023:71.5 76.8 77.0 81.6 79.0 75.0
2024:75.0 75.5 74.0 79.0 79.3 74.8
今年も 全ての曜日で70%以上となっていました。
今年は5日の水曜日に一番多くの皆様に来ていただけましたので、その日を100%として、他の日の混み具合を調べてみることにします。
水曜日は診療時間が1時間長く、土曜日は午前のみですので、1時間当たりの混み具合に換算しました。
6月 月 火 水 木 金 土
105%
93% 88% 100% 102% 86% 116%
98% 76% 91% 75% 82% 114%
81% 98% 84% 75% 79% 123%
81% 85% 92% 70% 66% 96%
となりました。曜日による混み具合の平均値を求めました。
6月 月 火 水 木 金 土
88% 87% 92% 81% 78% 111%
今年も土曜日の受診数が多かったために、予約なしの受診の方の待ち時間が長くなってしまいました。他の曜日の待ち時間は改善しています。皆さんのご協力のお陰です。有難うございます。
待ち時間の結果
(診察までの待ち時間は出すことが出来ませんでしたので、クリニックの滞在時間として算出することにしました。)
6月の中で予約率、混み具合とも平均的な1日を抽出し、予約の有無、検査の有無で滞在時間を計算しました。散瞳検査をした方の瞳が開くまでの30分は除いて計算しました。まずは、過去の待ち時間の結果からお示しし、今年のそれと比較検討してみます。
2008年6月某日 平均滞在時間
予約あり 診察のみ 6分
検査あり 20分
予約なし 診察のみ 16分
検査あり 59分
予約なしの方の院内滞在時間は、予約ありの方と比べて、診察のみ、検査ありともに約3倍の長さになっていることが判りました。
予約なしで検査ありの方、例えば目がかすむという初診の方の場合には、平均滞在時間が59分ですから、散瞳の時間も加えますと、いらしてから帰るまで1時間半もかかっていることになります。
2024年6月某日 平均滞在時間
予約あり 診察のみ 5分
検査あり 17分
予約なし 診察のみ 13分
検査あり 39分
今年も2008年に比べて予約なしの方の滞在時間が改善しています。これは2009年から徐々に短縮してきている結果と同じ改善傾向を示していました。これも予約通りに来て下さる患者さんが多いので、その合間に予約なしの方の検査、診察がスムーズに出来ているということだと思います。
待ち時間改善のために
多くの方が予約を入れて下っていますので、予約の方々をお待たせしないように当方も努力しています。その一つ目の対策として、検査で時間がかかってしまう視力検査台を2012年3月に2台から3台に増やしました。視能訓練士も3名、検査スタッフも2名勤務しています。可能であれば、お待たせせずに診察することによってお互いにストレスを少なくできたらいいなと考えています。
予約優先で診療していますので、予約がない方は、日によって、またその時間帯によって待ち時間がかなり長くなってしまいます。特に午前中に予約なしで受診された方の待ち時間は、長くなる傾向にあります。
また、予約を入れて下さっていたにもかかわらず、予約に遅れていらした方の待ち時間も長くなってしまいます。予約時間より先に来てお待ちの患者さんや、予約なしでいらした患者さんがいる場合、予約に遅れている方を待つことにも限界がありますので、その場合は遅れている方を飛ばして、次の患者さんの検査にかかることがあります。その場合に
「10分しか遅れていないのに、どうして30分も待たされるの?」
と不満を持たれることもあります。予約通りに来た方を,待たさないためには、仕方ないことと考えています。どうぞ、予約時間には遅れませんように、お出で下さい。
初診の方の予約も承っています。お知り合いの方をご紹介いただける時も、
「前もって電話で予約してから行くと、あまり待ち時間は長くないよ」
と教えていただけますと、有難いです。今後とも予約優先の方針にご理解ご協力をお願い申し上げます。
診察室から
診察室ではこのようなことを行なっています |
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診察室のテレビモニター |
開かれた眼科診療 |
眼科診療の特色 |
診療報酬明細書 |
診察室 |
診察室眼底検査 |
病診連携 |
細かすぎてわからない… |
まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。
<2004.9.1発行 優しい眼科通信第3号から>
当クリニックでは、診察の時に患者さんの目の状態をコンピュータに記録しています。
診察の時に、テレビモニターに映された画像が患者さんの目の状態です。
このような画像をお見せしていると思いますが、これは細隙灯顕微鏡で写した右目の画像です。瞳を大きくする目薬を入れた後の検査ですので瞳(瞳孔)が大きく広がっています。細隙灯という細い光を左側から照らしていますので、C のような光のすじとなっているのが、透明な角膜からの反射です。瞳の中にピント合わせの働きをしてくれているレンズ(水晶体)が見えます。この水晶体が白く濁ってくるのが白内障という病気です。この細隙灯顕微鏡検査では、まぶた(眼瞼)、まつ毛(睫毛)、黒目(角膜・前房・水晶体)、茶目(虹彩)、白目(結膜・強膜)だけでなく、レンズを使って目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査することができます。
また、眼底写真もお見せすることができます。
これは、眼底カメラで写した右目の眼底です。丸くお月様のように見えるのが、視神経乳頭と言って、目の神経が脳へと伝わっていく出口です。その中を通って、心臓から目に血液を送る動脈(細いほうの血管)と、帰り道の静脈(太いほうの血管)という血管が走っています。中央の少し暗く見える部分が、黄斑と言って視力にかかわる最も重要なところです。診察の時には、テレビモニターに映された画像を一緒に見ながら、説明させていただいておりますが、何か気になること、疑問な点がありましたら、いつでもご遠慮なく質問して下さい。質問していただきますと、説明にもさらに気合が入りますので、大歓迎です。
<2005.11.1発行 優しい眼科通信第24号から>
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
開かれた眼科診療
10のお約束のうちの5番目の「開かれた眼科診療」についてお話させていただきます。この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えています。
5番目の「開かれた眼科診療」ですが…
5. 開かれた眼科診療を行います。
すべての診療行為は患者さんに説明し、同意を得てから行います。
白内障手術患者さんのご家族の希望があれば、立会って頂きます。手術立会い室を用意しました。
カルテ開示、レセプト開示の希望に応じます。
明細の入った領収書を発行します。
セカンド・オピニオンを希望する患者さんは、すぐに紹介します。
目の状態(角結膜・網膜)の画像をお見せし、病状を説明します。
というように「開かれた眼科診療」を行うために、6つのことを励行します。
診察券
皆さんが受診してくださった時に、診察券をお渡ししています。
もちろんご存知のこととは思いますが、2つ折になっており、中には、その日の視力・所見を記入する欄があります。
これも開かれた眼科診療を行うための工夫の一つです。視力を測った時には、口頭で視力値をお伝えしてはいますが、なかなか覚えているのは大変なものです。帰ってから、家の人に聞かれたときにも、診察券を見れば分るようにと考えて作りました。緑内障の患者さんには、その日の眼圧の値も記入してお渡ししています。また他院にかかる時にも、眼科でどのようなことでかかっているか、ご理解いただけると思います。
<2007.6.1発行 優しい眼科通信第43号から>
眼科診療の特色って何でしょうか。皆さんの考える特色と、私の考える特色に違いがあるかもしれませんが…
私の考える眼科診療の特色は、
検査が多い。
診察室が暗くなる。
診察がまぶしい。
ということでしょうか。
通信第41号で『北海道百科』に原稿を載せてもらったお話を紹介しました。その中に私が眼科医を志した理由を書きました。
それは:
「もともと眼科を専攻した理由として、自分で検査や診断ができ、顕微鏡手術という精緻な方法で患者さんの視覚を守ることができる自己完結性と、開眼した時の患者さんの喜んだ顔が見られることの二つがありました。」ということです。
もう随分前のことになってしまいましたが、医大の六年生の卒業前に内科、外科など、どの科を専攻するのかを決めなければならないという時期がありました。また、その時期は臨床実習といって、1週間か2週間単位でそれぞれの診療科の外来や病棟での実習でした。当時の臨床実習は内科、外科、産婦人科、小児科などのいわゆるメジャーが2週間、マイナーと呼ばれる眼科、耳鼻科、皮膚科などは1週間というのが実習期間でした。旭川医大には第1から第3まで内科が3科、外科が2科ありますので、内科6週間、外科4週間という長丁場です。その一方眼科は1週間だけでアッという間に終わってしまいました。その他に、市立病院、赤十字病院、道北病院でも臨床実習をさせていただきました。
実習時間の中には検査実習もあり、道北病院では気管支鏡を飲んでみました。実際に患者さんが検査でどれ位辛いのかを知りたいと思ったからです。もちろん、病気があるかどうかという不安を抱えて受ける訳ではないので、気分は楽ですが、検査自体の辛さを知ることができました。もちろん侵襲のある検査は体験していませんが、眼科、耳鼻科などの検査は臨床実習の学生同士で検査をしたり、先生に検査してもらったりという経験をしました。
そこでの眼科診療の印象が、最初にお話しした、検査が多い、診察室が暗い、診察がまぶしいということでした。学生同士でする眼底検査はまぶしかったのですが、先生に眼底検査をしてもらいますと、あまりまぶしくありませんでした。
これは、眼科医になってからわかったのですが黄斑部に光を当てなければさほどまぶしくない訳です。患者さんに苦痛を与えない検査、診察に興味を持ち、眼科を専攻したいと思うようになりました。また、臨床実習の中でいわゆるマイナーと呼ばれる科では、検査、診断から治療までを一貫して行えるということも魅力に感じました。
例えば腹痛で内科を受診した場合に超音波検査で胆石が見つかったとします。その場合、内科から外科に紹介し、手術してもらうことになります。というように診断した内科医が治療までできないことが、歯がゆく感じるのではないか、と青臭く考えたりもしていました。それが、検査、診断から手術まで行って患者さんの視覚を守る自己完結性として眼科に魅力を感じた理由の一つです。もちろん、今になって考えてみますと、全てを診ることはできない訳で、自分ができる最良の医療を患者さんに提供し、できないことはその道の専門家に任せるということが重要であり、その点で歯がゆさを感じることはないという事がわかります。
自己完結性で専攻した眼科においても、専門性の細分化が進んでおり、私が全てを診られる訳ではありません。例えば、角膜の病気で角膜移植が必要だと思う場合には、旭川医大の角膜外来にお願いし、通信40号でお話しした加齢黄斑変性も医大の黄斑外来に紹介しています。目のかかりつけ医として、患者さんにとって何が最善かを最前線で考えていきたいと思っています。眼科を専攻したもう一つの理由である「開眼した時の患者さんの喜んだ顔が見られること」は、本当に眼科を専攻して良かったと、日々感じられることです。
診察の前に検査が多い
眼科診療の特色として、診察の前に視力検査、眼圧検査などの検査があり、時間を要してしまうという特色があると思います。他の診療科でも受付表(問診表)を書くのは同じでも、まずは先生の診察を受けてそれから血液検査、尿検査、レントゲン検査等を受けて、再び診察へという流れかと思いますが、眼科の場合は、まずは検査を受けていただいています。もちろん検査をせずに、すぐに診察に入っていただく場合もあります。当クリニックでは、目やにが出る、目が赤い、目が痛い、瞼が腫れたという患者さんの場合は、検査をせずに、診察に入ってもらっています。
診察の流れ
受付
↓
受付表(問診表)の記載
↓ ↓
診察 視力検査・眼圧検査
↓ ↓
説明 診察
↓ ↓ ↓
会計 説明 散瞳
↓ ↓
会計 眼底検査
↓
説明
↓
会計
大雑把に分類しますと、上の図にお示ししますように、3つの流れが考えられます。
1)一番左の流れが、先にお話しした目やにが出る、目が赤い、目が痛い、瞼が腫れたという患者さんの場合で、検査をせずに診察に入っていただきます。「はやり目」というウイルス性の結膜炎が疑われる場合には、すぐに中待合の椅子に座っていただき、診察後も中待合の椅子でお会計まで済ませていただいていますので、ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
2)まず視力検査・眼圧検査を受けていただいてから、診察室に入っていただく通常の診察の流れです。視力検査の前には、他覚的屈折検査、角膜曲率半径測定も行いますし、コンタクトレンズ使用の方には角膜内皮細胞検査も行っています。視力検査は、通常の視力検査に加えて、近方視力検査を行うこともあります。また、眼位検査、立体視検査を先に行ってもらうこともあります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
<2010.6.1発行 優しい眼科通信第79号から>
10のお約束
私は当院を開設した際、「患者さんに優しい眼科クリニック」になるために、皆さんに10のお約束をしました。
初心忘れるべからず
この10のお約束は、自分が患者としてかかるなら、こんな眼科がいいなと思うことを具体的に考えたものです。患者さんの側から考えますと、どれも当たり前のことではありますが、いつも心に留め、真摯に対応したいと考えております。来月で開院7周年を迎えますので、当時の10のお約束も時代にそぐわない点も少し出ています。
5. 開かれた眼科診療の中に「明細の入った領収書を発行します。」ということを掲げ、実行しました。7年前には明細入りの領収書の発行は、珍しかったと思いますが、現在では義務化されているのです。
時代を先取りしていたかなと考えますと、少し誇らしげではありますが、時代は更に先に進み、今年の4月からは個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行を必要とするようになりました。
これが、当クリニックで発行している個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書になります。この明細書を発行するに当たって、皆さんにお伝えすることがあります。
『個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行』について
当クリニックでは、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することに致しました。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、窓口にてその旨お申し出下さい。
厚生労働省の方針で個別の診療報酬の算定項目ぼ分かる明細書を発行するようになりましたのは、4月1日からですので、まずは全ての皆さんに発行することにしています。定期的に通院していただいている方々には、特別にいつもと違った検査をしていない限りは、毎回同じ明細書が発行されることになります。そこで受付ではお会計の時に、今後も明細書の発行を希望されるか、お尋ねさせていただくことにしています。確定申告の際の医療費控除には、今まで通りの領収書で問題ございませんので、他の場面で明細書が必要になることはないと思われます。
次回から領収書の発行は必要ないと考えられる方は、会計の際に一言教えていただけますでしょうか。こちらでもカルテにその旨記録し、資源の無駄遣いにならないようにしたいと考えております。今までも通信で何度か検査項目についての説明をさせていただいたことがありますが、明細書を見て、何か分からないことがございましたら、遠慮なくお尋ね下さいます様、お願い申し上げます。
<2015.3.2発行 優しい眼科通信第136号から>
今さらですが…
診察室ではこのようなことを行っています:
まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。
診察室に入ったら診察室では、黄色の椅子に座っていただきます。
この黄色の診察椅子はスグレモノなんです。私の足元にあるスイッチで上下に動かすことができますので、お子さんの時は高く上げることができます。また座面が少し前に動きます。細隙灯顕微鏡検査の時に、顔を固定しやすくなっているんです。診察椅子に座っていただきますと、こんな感じでお話を聞かせていただきます。
椅子を動かして、近づいてくださる方もおられますが、このあと左側から細隙灯顕微鏡が出て来ますので、椅子は動かさずにお座り下さい。
この器械が出て来ましたら、顎を顎台に載せ、額を固定します。多少まぶしい感じはありますが、額を離さないよう軽く前のめりになる感じで、まっすぐ見ていただきます。その後、診たい方向に目を動かすように指示が出ますので、指示に従って目だけを動かして下さい。それほど長い時間はかからないと思います。
細隙灯顕微鏡検査では、観察倍率や焦点を合わせる部位を変えることによって
まぶた(眼瞼・マイボーム腺・涙点)
まつげ(睫毛)
黒目(角膜・前房・水晶体)
茶目(虹彩)
白目(結膜・強膜)
だけでなく、検査レンスを使うと目の奥(硝子体・網膜・視神経)までを立体的に診察することができます。細隙灯顕微鏡検査は眼科の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診療の都度行われます。内科医にとっての聴診器のように細隙灯顕微鏡は眼科医には大切な検査器械です。
<2016.3.1発行 優しい眼科通信第148号から>
中待合でお待ちになっていただいている間に、少しでも目に興味を持っていただきたい、待ち時間がきにならないようにしたいと考え、色々工夫しています。
前回の通信で紹介したスタッフからの「優しい眼科情報」は毎月初めに新しいものが発行されますので、毎月新しいものに取り替えて中待合の柱に貼っていますので、どうぞご覧になってください。どれもスタッフの力作ぞろいで目についての知識を楽しみながら得ることが出来ると思います。
また、バックナンバーも月ごとに綴じて待合室のパンフレット棚に置いています。中待合で読んでみて「面白い」「ためになる」と感じていただけましたらどうぞご自宅にお持ち帰りください。「優しい眼科情報」はそれぞれ書いたスタッフの似顔絵が載っています。ためになる情報でしたら、ぜひぜひ書いたスタッフにお褒めの言葉をかけてあげてくださいね。
「本日のクイズ」「本日の雑学」は、待ち時間を長く感じないように、毎日受付スタッフが書き替えてくれています。私も時々、クイズに挑戦していますが、なかなか難しいですね。診察に呼ばれるまでの間に考えてみてください。
「あさっぴーに会う日まで」は、あさっぴーに会うことが出来た日までの話を書きました。暇つぶしに読んでみてください。
そして、診察室の前には 診察室ではこのようなことを行っています:を掲示しています。
まず、患者さんの気になっているところ(主訴)が、医学的見地や院長の長年の臨床経験に基づき、現在どんな状態か、どんな疑いがあるか、などを把握します。そして、必要であればより詳しい状態を把握するために、各種検査をさせていただき、その結果を踏まえて、適切な処置や治療法を判断します。
投薬について:
処方されたお薬は患者さんお一人お一人の状態に合わせて考えて処方しています。ですので、お願いした用法・用量を正しくお守りいただくことで最大限の効果を発揮するようにしていますので、ご理解とご協力、宜しくお願い致します。
上記のことを踏まえ、お一人お一人しっかりと診察させていただいておりますので、多少お待たせすることがあるとは思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。ご質問、または不安がある場合は、私(院長)またはスタッフまで遠慮なくお声かけくださいませ。
中待合で順番をお待ちいただき呼ばれましたら、診察室にお入りいただきます。
診察室に入ったら、診察室では、黄色の椅子に座っていただきます。
この黄色の診察椅子はスグレモノなんです。私の足元にあるスイッチで上下に動かすことができますので、お子さんの時は高く上げることができます。また座面が少し前に動きます。細隙灯顕微鏡検査の時に、顔を固定しやすくなっているんです。椅子を動かして、近づいてくださる方もおられますが、このあと左側から細隙灯顕微鏡が出て来ますので、椅子は動かさずにお座り下さい。この器械が出て来ましたら、顎を顎台に載せ、額を固定します。多少まぶしい感じはありますが、額を離さないよう軽く前のめりになる感じで、まっすぐ見ていただきます。その後、診たい方向に目を動かすように指示が出ますので、指示に従って目だけを動かして下さい。それほど長い時間はかからないと思います。
細隙灯顕微鏡検査では、観察倍率や焦点を合わせる部位を変えることによって
まぶた(眼瞼・マイボーム腺・涙点)
まつげ(睫毛)
黒目(角膜・前房・水晶体)
茶目(虹彩)
白目(結膜・強膜)
だけでなく、検査レンスを使うと
目の奥(硝子体・網膜・視神経)
までを立体的に診察することができます。細隙灯顕微鏡検査は眼科の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診療の都度行われます。内科医にとっての聴診器のように細隙灯顕微鏡は眼科医には大切な検査器械です。
その後眼底検査になります。眼底検査では黄色の椅子に座ったまま、『顔を動かさずに目だけ』動かしてもらいます。ついつい顔が一緒に動いてしまいがちですが、意識して目だけ動かすようにしてください。コツは両方の目をしっかり開けて目を動かすことです。片方の目を閉じてしまいますと、なかなかうまく目は動いてくれません。瞼を閉じると目は自然に上にあがってしまいます。眼底検査で目を動かしていただく順番は、私の場合、いつも同じです。
真直ぐ上
↓
右の上
↓
右
↓
右の下
↓
真直ぐ下
↓
左の下
↓
左
↓
左の上
の順番で、目を動かしてもらっています。『顔を動かさずに目だけ』動かして下さい。よろしくお願いいたします。
<2016.11.1発行 優しい眼科通信第156号から>
白内障手術の病診連携
当クリニックでは積極的に「日帰り白内障手術」に取り組んでいます。
開業当時、旭川では2つの眼科クリニックで取り入れられているだけでしたが、その後多くのクリニックでも行われるようになってきています。
当クリニックは無床診療所なので、手術後に入院してもらうことができません。そこで、全身疾患のある方や、白内障が進行し小さい傷口からの手術が難しいと判断した場合、手術を受けないほうの目の視力が極端に低い場合(手術後一晩は眼帯をして片目で過ごしていただきますので)、車椅子の方(申し訳ございませんが、手術室が2階なんです)、また緊張しやすい方には、入院して手術が受けられる施設に紹介させていただいています。具体的には、
旭川赤十字病院
市立旭川病院
旭川医大
に紹介しています。2005年から、当クリニックの病診連携の実態を調査してみました。
入院白内障手術をお願いした患者さんの数は
2005年7名
2006年26名
2007年41名
2008年35名
2009年40名
2010年59名
2011年73名
2012年53名
2013年58名
2014年55名
2015名72名
今年は10月末までに31名を数えています。
当クリニックでの日帰り白内障手術の件数は、
2003年36件
2004年166件
2005年215件
2006年219件
2007年219件
2008年211件
2009年197件
2010年154件
2011年187件
2012年209件
2013年192件
2014年212件
2015年200件
今年は10月末までに175件と推移してきていますが、白内障手術を希望されて受診してくださる患者さんが増えてきています。「是非当クリニックで手術を受けたい」と仰っていただけることは有難いことなのですが、身の丈以上のことはできないと考えています。その時は常に「患者さんが自分だったら、自分の親だったら、どうするか」を考えて、患者さんにとって最善の策をお勧めしたいと考えています。
白内障手術以外の病診連携
白内障にかぎらず当クリニックは「目のかかりつけ医」になることを目指しています。目に関して何か心配なことがあれば、まず受診していただき、当クリニックで対処できなければ、速やかに大学病院や総合病院に紹介。そして、その後のフォローはまたここで、という体制を整えています。
入院白内障手術以外で他院での診療を依頼して、紹介状を書いた患者さんは
2005年39名
2006年75名
2007名123名
2008年133名
2009年162名
2010年123名
2011年119名
2012年158名
2013年158名
2014年91名
2015年140名
今年は10月末までに105名でした。昨年の140名の内訳を調べてみますと、
1.網膜硝子体疾患で紹介:81名
2.形成外科に紹介:10名
3.脳神経外科、神経内科に紹介:20名
4.斜視弱視の治療で紹介:7名
5.旭川医大角膜外来に紹介:3名
6.その他:19名
でした。
1.網膜硝子体疾患で紹介させていただいた患者さんが81名で半分以上を占めていました。
81名の患者さんは
加齢黄斑変性:28名
中心性網脈絡膜症:12名
糖尿病網膜症・黄斑症:10名
裂孔原性網膜剥離:13名
網膜前膜:4名
網膜血管閉塞症:10名
黄斑円孔:4名
でした。
何度か通信でもお話しさせていただいておりますが、加齢黄斑変性は最近増えてきている「中心がみえにくくなる、歪んで見える」病気です。
かつては治療の主流はレーザー光凝固でしたが、病気の本態である脈絡膜新生血管をつぶす時に同時に、正常網膜にもダメージを与えてしまうために、黄斑の中央近くに新生血管がある場合は治療ができませんでした。
平成16年に光線力学的療法(PDT)が認可されました。光線過敏物質を注射によって体内に入れて絡膜新生血管に集まった時をめがけてレーザーを照射し、新生血管だけをつぶすという方法です。
平成21年には血管新生を止める薬物が認可され、4~6週おきに眼球に直接注射することで、視力回復も望めるようになりました。24年11月には2ヵ月毎に注射する新薬も承認されました。加齢黄斑変性の治療には腕の血管から注射して脈絡膜新生血管の状態を把握する蛍光眼底造影検査が必須です。当クリニックでは行っていませんので、赤十字病院、医大病院に紹介しています。
糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫も加齢黄斑変性と同じ薬の眼球注射で改善することが判明し、現在では治療の主流となり、視力回復が得られる可能性が高くなって来ていることは患者さんにとって福音です。
また、増殖糖尿病網膜症、裂孔原性網膜剥離は手術を受けていただかなければ失明につながる怖い病気です。これらの手術は全身麻酔で行われることが多く、手術後の厳重な安静も必要です。裂孔原性網膜剥離は見つけたらなるべく早期の手術が望ましいので、すぐに紹介状を書いて、医大病院に行ってもらうことになります。
次に、2.形成外科に紹介した方が10名いらっしゃいました。
局所麻酔では辛いと思いますので、お子さんの下眼瞼内反症、眼瞼下垂の手術をお願いしています。
瞼の出来物、いわゆる「ものもらい」は霰粒腫といいまして、外来診察中に診察室の隣りの処置室で摘出術を行いますが、霰粒腫以外の出来物は形成外科にお願いしています。
過去に紹介した患者さんの中には一見「ものまらい」のように見える出来物が悪性腫瘍であったこともありますので、心配な症例は必ず病理診断が必要と考えて、紹介しています。
3.脳神経外科、神経内科に紹介となった方が20名いらっしゃいました。
両方の目で物が二つに見える複視(目を動かす筋肉を支配している脳神経の麻痺が心配です)、
顔面痙攣(顔面神経を刺激している病気がないか調べてもらいます)、
一過性の視力低下(目に病気が見つからない時は内頸動脈狭窄症の検査が必要です)、
頭痛
などの時は脳神経外科、神経内科で詳しく調べていただく必要があると考えています。
旭川市には医大もあり、その他にも
赤十字病院
市立病院
厚生病院
旭川医療センター
など大きい病院があり、医療が充実しています。「目のかかりつけ医」として、確実に診断し、大きい病院で検査、治療が必要と考えた時には、時期を逸しないように、また最良と思われる病院を紹介させていただきたいと思います。
また、他の眼科の先生の意見も聞いてみたいというセカンドオピニオンを希望される場合には、しっかりと紹介状を書きますので、遠慮なくお知らせ下さい。
<2017.3.1発行 優しい眼科通信第160号から>
平成15年に開業しましたので、昨年7月で13周年を迎えました。13年も経ちますと、色んな所に問題が起きてきます。
腰が痛くて…という私の話ではなく、器械や建物など色んな問題が起きてきます。
今回の通信は最近一年間で変化したクリニックに関して『細かすぎてわからない』と思われるものについて説明してみますね。
▽2016年2月:
(1)検査室の器械が新しく!!
検査室に入って右手二つ目にある器械ですが、それまではノンコンタクト・トノメータという眼圧を測定するものでしたが今回はオートレフラクト・トノ・パキメータで4つの腫瘍測定機能が1つの装置で可能な、ニデックTONOREF IIIを導入しました。患者さんの移動を減らすことが出来、より安全、より優しい眼科になれたと思います。
(2)待合室のマットを増やす
冬の間、特に雪の季節は、靴の裏についた雪がどうしても待合室に入ってしまいます。靴の裏に雪があると滑りますよね。滑って転ぶと危険ですので、風徐室と、入り口にマットを敷いていましたが、それでもカウンターの前に雪が落ちていることもあり、更なる安全のために冬の間はカウンターの前にもマットを敷くことにしました。
(3)診察室に眼圧計
検査室にニデックTONOREF IIIを設置しましたので、ノンコンタクト・トノメータが浮きました。診察室に置くことによって、白内障術後1日目の患者さんに部屋を移動してもらうことなく眼圧を測定することが出来るようになりました。
▽2016年3月:
(4)ライナーさんに広告を掲載
以前から色々な記事を掲載してくれていましたライナーさんから広告掲載の依頼がありました。いつもお世話になってきましたので、毎週火曜日のライナーに広告掲載を始めてみました。旭川に数ある眼科の中で一番遅い時間まで診察していますということを書いてもらっています。
▽2016年5月:
(5)第2駐車場が完成!!
スタッフの人数も増えてきて、自家用車通勤のため駐車場が手狭になってきました。予約優先ですので、同じ時間に混むこともあまりないのですが、土曜日など駐車場に停められないこともたまにではありますが、起きるようになり、スタッフ用に第2駐車場を用意しました。
(6)ウッドデッキを塗装
冬になる前に塗装したのですが、いつも通りの塗装のはずが、なぜか滑るようになってしまい、冬の間すべり止めの緑色のマットを敷いて対処していました。ゴールデンウイークのお休みの間に滑らないように新たに塗装してもらいました。結果今年の冬は滑りにくくなっています。
(7)床のワックス
年に2回、ゴールデンウイークと年末年始のお休みの間にワックスをお願いしています。何とかキレイを保つために。
▽2016年7月:
(8)ウッドデッキに花
爽やかにみなさんをお迎えできるように、看板の横にお花を飾ってみることにしました。評判は上々だったと思います。今年も飾ろうと思っていますのでお楽しみに。
(9)診察室の患者さん用椅子を張替え
診察室の電動椅子ですが水色だったのを憶えていらっしゃいますでしょうか。座面に亀裂が入ってしまいましたので張替えてもらいました。色はクリニックの壁の色に合わせて黄色にしてみました。
▽2016年8月
(10)検査室のコンタクトレンズ用の椅子交換
検査室の入り口正面左側にコンタクトレンズをはめはずしする場所があり、そこの椅子が劣化しましたので、新しい椅子と交換しました。
▽2016年10月
(11)コピー機更新
開業からずっと使っていたコピー機が壊れてしまいました。毎日酷使しているわけですから、長持ちしたほうではないでしょうか。お疲れさまでした。
(12)スライディングテーブル更新
診察室の私と患者さんの間にある、横から出てくるテーブルです。これも毎日毎日横の動き、縦の動きで酷使していますので、今までも何度も修理してきましたが、今回遂に更新です。新しいテーブルは左右上下の動きに加え、患者さん側に前にも動くスグレモノです。色も黄色で椅子の色に合わせてみました。
▽2016年11月
(13)ウッドデッキに手すり
ウッドデッキに手すりをつけてもらいました。正面お階段に2カ所、横のスロープにも手すりをつけました。これで冬場の安全もアップしたのではないかと思います。
(14)診察室の足元にシール
診察室に入ってくる時に真直ぐ入って椅子に腰かけていただきたいので(コードに引っかからないように)床にシールで導線を描いてもらいました。やっぱり黄色で統一しました。
(15)トイレの案内板
トイレの案内板は壁に貼っていますが、分かりにくいとのご指摘がありました。壁に飛び出しの案内板を追加でつけました。
(16)塀の改修
クリニックの西側にある黄色いブロック塀ですが、色が剥げてきたところが目立つようになりましたので、一度剥いで塗り直しました。
(17)「先週の優しい眼科」
中待ちの柱にスタッフ作製の「優しい眼科情報」を毎月貼り替えていますが、一番下に「先週の優しい眼科」を貼りました。Facebook に毎週書いているものをプリントアウトして貼るようにしました。
(18)カレンダー解説、しまじろう更新
待合本棚の上に貼っている参天製薬のカレンダーを利用した病気の解説ですが、色あせてきましたので更新しました。窓ガラスにしまじろうのポスターを貼りました。
(19)加湿器
待合のカウンターと手術待合室に加湿器を置きました。
▽2016年12月:
(20)ソファの張替え
待合のカンディハウスのソファですが、汚れも気になりましたので張替えてもらいました。色を黄色からウグイス色に変えてもらいました。
以上、ザッと振り返ってみましたが、意外と色々と変わっていました。皆さん、いくつ気づいていましたか?
<2018.3.1発行 優しい眼科通信第172号から>
平成15年に開業しましたので、昨年7月で14周年を迎えました。14年も経ちますと、色んなところに問題が起きて来ます。腰が痛くて…という私の話ではなく器械や建物など色んな問題が起きて来ます。今回の通信は細菌一年間で変化したクリニックに関して「細かすぎてわからない」と思われるものについて説明してみますね。
▽2017年3月
(1)メルスの看板が新しく!
ウッドデッキの上にメルスプラン加入を示す看板を置いています。今までは青いデザインでしたが、今回は白を基調としたシンプルなものに新調されました。雪が降らない間は外に出しています。
(2)検査器械を導入
「Spot Vision Screener」という検査器械を新規に購入しました。検査室に入ってすぐ右手にある屈折力を測定する検査器械がありますが、小さいお子さんはジッと顔をのせて器械の中の指標を見ていることが難しい場合があります。大体3歳になると多くのお子さんがこの器械で屈折力を測定することが出来ますが、それよりも小さいお子さんではなかなかデータがとれません。そこで、今回Spot Vision Screener という顔から離れた器械を見てもらうことで屈折力を測定できるという優れものを導入しました。カメラで写真を撮るような感覚で屈折力を得ることができますので、小さなお子さんでも怖がらずに屈折力を測定できるようになりました。
▽2017年4月
(3)視能訓練士が増員
細かすぎてわからない…話ではありませんが、3月に本田さんが地元根室の市立病院へと就職され、退職されましたので、4月1日から藤田さん、中村さんのお二人に入職してもらいました。これで視能訓練士5名の充実体制になりました。
(4)トイレの男女案内シール
昨年11月に壁に飛び出しの案内板を追加でつけましたが、たまに女性トイレに男性が入ることがあるとのご指摘があり、入り口の取っ手の上に男女のイラストをそれぞれに貼りました。
(5)塀の改修
昨年11月に西側にある黄色いブロック塀を一度剥いで塗り直しましたが、雪が積もるのが早く完成に至っていませんでしたが、完成しました。
▽2017年5月
(6)「はやり目」の注意書き
結膜炎の中でもアデノウイルスによるものは、感染力が非常に強く、その方が目を触った手で触れた場所にウイルスが残って、他の方に感染する恐れがあります。院内感染防止のため、今までもはやり目の疑いの方は、中待ちの右端の椅子に座っていただき他の方より先に診察していましたが、そのことがわかるように中待ちに掲示しました。右端の白い椅子の後ろには「はやり目の疑いの方の優先席です」という説明も貼りました。
(7)受付の案内プレート
受付カウンターには二人のスタッフがいます。待合室から向かって右側が「受付」担当、左側が「会計」担当です。「受付」「会計」プレートをカウンターの上に置いていましたが、小さいためかうまく伝わっていない場合があったようです。今回、プレートを木製の大きめのものに替えました。
(8)診察室の荷物入れ
診察室、検査室には荷物入れを準備し、かばんなど入れてもらっています。床に直に荷物籠を置いていましたが。お荷物を取る時に腰を屈めないと取りにくそうと看護師のほうから意見が出ましたので、高さのあるタイプに替えました。
▽2017年6月
(9)ウッドデッキに花
昨年好評でしたので、看板の横のお花ですが今年も飾ってみました。いい感じでしたね。
▽2017年7月
(10)床のワックス
年に2回、ゴールデンウイークと年末年始のお休みの間にワックスをお願いしていましたが、7月と年末年始で丁度半年になるように変更。
(11)外来の血圧計を更新
血圧計は昔ながらの水銀血圧計でしたが、「水銀に関する水俣条約」採択に基づいて早めに廃棄処分することにしました。
▽2017年8月
(12)本箱の「あたしんち」
待合室の本箱に置いている「あたしんち」ですが、人気のためお子さんが手に取ってくれることが多いようです。中のページがはずれている本が増えて来ましたので、今回更新しました。
(13)本箱の絵本 ミッケ!
待合室の本箱に置いている絵本ですが2冊追加しました。視能訓練士の方から弱視のお子さんの訓練にとてもいいと言われ、置くことにしました。たしかに面白く、弱視訓練に適していると思います。
▽2017年9月
(14)女子トイレ交換
きれいな話でなく恐縮ですが、女子トイレの水漏れがありました。調べてもらいましたら、ウオシュレットの故障とのことで、便器ごとの交換となりました。
(15)シュレッダーを更新
医療という仕事はプライバシーを取り扱う仕事です。守秘義務はもちろん個人情報の保護にも十分注意しています。情報の書いている用紙は全てシュレッダーをかけて破棄していますのでご安心ください。
▽2017年10月
(16)トイレの荷物掛け
トイレに荷物置きが欲しいとアンケートにありましたので、壁にフックを設置しました。
(17)杖置き
受付カウンター、診察室、検査室に杖置き設置しました。
(18)「検査室使用中」カード更新
検査室とレーザー室を使用していることを知らせる扉に貼るカードを更新。細かすぎる!
▽2017年11月
(19)待合室のマットを増やす
昨冬同様、更なる安全のために冬の間はカウンターの前にもマットを敷くことにしています。
▽2017年12月
(20)ホームページ更新
開院当初に作ったHPですが、この度大幅にリニューアルし、スマホからも読みやすくしました。
(21)CENTURION
白内障超音波乳化吸引装置ですが最新型に更新。さらに目に優しい白内障手術を目指します。
以上、ザッと振り返ってみましたが、意外と色々と変わっていました。皆さんいくつ気づいていましたか?
<2019.3.1発行 優しい眼科通信第184号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で15周年を迎えました。15年も経ちますと、色んなところに問題が起きて来ます。腰が痛くて…という私の話ではなく器械や建物など色んな問題が起きて来ます。今回の通信は最近一年間で変化したクリニックに関して「細かすぎてわからない」と思われるものについて説明してみますね。
▽2018年2月
(1)眼底カメラ入院
診察室で活躍している眼底カメラですが、時々シャッターが切れないことが出て来ました。症状は軽いのですが、早期発見早期治療が大事ですので、入院治療を受けてもらうことにしました。(無事に5月に退院し職場復帰できました)
(2)「月間緑内障情報」開始
緑内障は、毎日ご自宅で目薬治療を確実に継続してもらうことが、大切な病気です。自覚症状のない病気をきちんと継続して点眼してもらうことができるように、治療もモチベーションを維持する目的で月間緑内障情報を始めました。
▽2018年3月
(3)マウスの交換
診察室には3台のコンピュータがあります。1台はマックでホームページ作成、メール用。2台目はWindows で電子カルテ、3台目はスリット眼底カメラ画像保存用です。Windows2台はキーボードとマウスを兼用していますが、マウスを黄色ビートルに更新しました。マックは灰色ビートル有線マウスですが、今回は無線マウスです。
(4)手持ちスリット修理
診察室の私と患者さんの間に出てくる器械、これがスリットと呼んでいるもので、受診した方ほぼ全員これで目を診せてもらいます。3歳未満のお子さんや、車椅子で背中を起こせない方は、この器械に顎と額を固定していることが難しいため携帯用の器械で診察しています。この器械のライトが点滅することがあり、修理に出して無事直って帰ってきました。
▽2018年4月
(5)手術のオートクレーブ更新
平日はお昼休みに白内障日帰り手術をしています。白内障は短時間で安全に行える手術として確立されていますが、最も気をつけなければならないのが感染症です。目にばい菌が入ると怖い話ですが失明してしまいます。そのために手術で使う道具を滅菌するのがオートクレーブです。オートクレーブの修理対応期間が半年で切れるとのことで、安心のためにも新しい器械を購入することにしました。
(6)受付スタッフの制服更新
開業当初は受付・検査・看護スタッフ全員同じピンク色のユニフォームで統一していました。ある時から検査・看護スタッフは白で、受付はスーツ風のユニフォームにしました。今は全員同じではなく自由に選択してもらっています。今回受付スタッフの制服を更新しました。
(7)待合室のスカーフ替えました
待合室の壁にエルメスのスカーフを飾っていますが、開業当初から飾っていましたのは「額縁のピカソ」さんで額装したものです。今回雰囲気を変えてみようと、スカーフを新しくしてみました。エルメスのお店でスカーフを飾る留め具をみつけましたので、エルメス風にしてみました。医療法人優駿会だけに、馬の絵柄です。優駿会という名前ですが、私は競馬には全く興味がございませんので悪しからず。
▽2018年5月
(8)診察室の座布団
診察室の私が座っている椅子ですが、開業当初にニトリで購入。一度脚が壊れて修理不能とのことで、同じ形の椅子を再購入して今のところ使用しています。今回座布団が古く破れも出て来ましたので更新しました。(細かすぎる!)
(9)診察室の手指消毒用アルコール
診察室の流しのところに置いている手指消毒用アルコールですが、今回脚踏みディスペンサーに変更しました。(これも細かすぎる!)
(10)ウッドデッキに花
一昨年から好評でしたので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年は二鉢です。
▽2018年7月
(11)床のワックス
年に2回、7月と年末年始にワックスをお願いしています。
(12)シンボルツリー剪定
開業当初は小さい木だったのですが、15周年をむかえて枝ぶりがよくなりすぎて、歩行の妨げになってきましたので、剪定しました。
▽2018年8月
(13)ウオーターサーバー設置
待合室にウオーターサーバーを設置しました。何の水にしよう?と熟考しました結果…ハワイアンウオーターに決めました!
▽2018年10月
(14)ウオーターサーバー紙コップ用ゴミ箱
紙コップ専用のゴミ箱を設置しました。どうぞ紙コップだけお捨てください。(細かすぎる!)
(15)ウッドデッキの再塗装
台風の影響もあって、塗装を剥がしてから塗るまで1か月以上かかってしまいましたが、綺麗になりましたね!
(16)視力検査器械更新
当クリニックの視力検査器械は周りの方から視力が分からないように検査距離が1メートルの器械を使用しています。3台あるうちの1台の調子が悪くなってしまいましたので新しい器械に更新しました。どうぞ安心して検査を受けてくださいね。
▽2018年11月
(17)クリスマスツリーとリース
待合室に毎年クリスマスツリーを飾っていますが、今年はいつもと違って大型のツリーにしてみました。風除室には、いつものリースも飾りました。
(18)マウスの交換
3月に交換した黄色のビートルマウス。患者さんにも好評で「それ、マウスなんですね!」「どこで売っているんですか?」と会話のキッカケにもなっていたのですが、半年あまりで故障です。以前のマウスに戻していますが、また探します。
<以前購入した札幌のお店では売ってないのでネットで同じ黄色のビートル購入しました。やっぱりビートルが好き~~>
(19)待合室のマットを増やす
例年同様、更なる安全のために冬の間はカウンターの前にもマットを敷くことにしています。
▽2018年12月
(20)診察室のモニター更新
スリットと眼底カメラの画像をお見せするモニターですが、15インチから17インチに地味にサイズアップしました。
ーー
以上、ザッと振り返ってみましたが、意外と色々と変わっていました。皆さんいくつ気づいていましたか?
<2020.3.2発行 優しい眼科通信第196号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で16周年を迎えました。16年も経ちますと、色んなところに問題が起きて来ます。腰が痛くて…という私の話ではなく、器械や建物など色んな問題が起きて来ます。
今回の通信は最近一年間で変化したクリニックに関して「細かすぎてわからない」と思われるものについて説明してみますね。
▽2019年1月
(1)ウッドデッキの看板の灯
ウッドデッキの角に夜になると光る看板があります。この看板の灯が消えかかって、チカチカしていました。そこで今回 LED に交換しました。
(2)手術顕微鏡のカメラがデジタルに
手術顕微鏡にカメラが付いています。カメラで写した動画が手術室内のモニターに出ますので患者さんのご家族の方の希望があれば、見学室から手術の様子を見ることができます。今回、このカメラが故障してしまいましたので、時代の流れからアナログカメラからデジタルカメラ に交換しました。画像はすこぶるキレイに映るようになりました。
▽2019年2月
(3)ポケモン・ステレオテスト
主にお子さんで両眼視機能の一つ立体視を検査することがあります。検査用の眼鏡をかけて蝶が飛び出て見えるかを答えてもらう検査です。眼鏡をかけて検査することを嫌がる場合もあり、今回、検査用の眼鏡なしで立体視を検査できるものを導入しました。図柄はなんと!ポケモン です。
▽2019年3月
(4)光干渉断層計(OCT)修理
奥の検査室にある OCTですが眼底に光を当てて反射してきた情報を再構築して CT 写真のような網膜の断層画像を見ることができる優れものの器械です。緑内障や黄斑の病気の検査に必須の検査で毎日稼動しています。この器械に不調が何度かありましたので早期の修理に出して無事直って帰ってきました。
▽2019年4月
(5)サンテウエルビジョン取扱開始
昨年緑内障治療をサポートできる可能性のあるサプリメントが参天製薬さんから発売され取扱を始めました(サンテグラノジェックス)。今回、目のエイジングに着目されて開発されたサンテウエルビジョンが発売されましたので、取扱を開始しました。
▽2019年5月
(6)ウッドデッキに花
3 年前から置くようにしましたが、好評ですので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年も二鉢です。
(7)待合室のクーラー故障
26 日佐呂間町で記録的な猛暑日だった翌日旭川も暑かったのですが、なんと待合室のクーラー が点かない事態に。窓を開けて対処しましたが基盤の故障で 30 日に無事基盤交換しました。
▽2019年6月
(8)目玉親父加湿器
「父の日」のプレゼントに、目玉親父の加湿器をもらいましたので、診察室の机の奥に置きました。最初の日、知らずにそのまま置いていたら目玉親父が喋りだしてしまったのでちょっとあわてました。
▽2019年7月
(9)床のワックス
年に 2 回、7 月と年末年始にワックスをお願いしています。
(10)診察室のカラープリンター故障
診察室に置いているカラープリンターが故障してしまいました。新しい物に更新しなければならないわけですが補充インクを買い置きしていますので、全く同じ機種で更新しました。
(11)視能訓練士学校から実習生受け入れ
当クリニックには国家資格である視能訓練士が4 名在籍しています。北海道には視能訓練士養成学校が二つあり今回吉田学園医療歯科専門学校から実習生の受け入れを要請されましたので、 7 月と8 月にそれぞれ5 週間実習生を受け入れました。
▽2019年9月
(12)ホームページ https 化
ホームページのアドレスは http://www.8341ganka.com だったのですが、コンピュータで閲覧すると、「安全ではありません」という警告がでます。 一体どうして? と調べてみましたら、https 化 しないと警告を受けることが判明しましたので、https://www.8341ganka.com に変更しました。
▽2019年10月
(13)パルスオキシメータ購入
手術の際に血圧計とパルスオキシメータをつけて術中データに変動がないかモニターしています。今回手術前の平常の時のデータを得るために、外来にパルスオキシメータを購入しました。 術前検査でも身体の酸素の量を測定しています。
(14)診察室のドアの調整
診察室の入り口のドアに微妙な隙間が開いて、完全に閉まらなくなっていました。ナブコの方に来ていただいて調整してもらいました。これでバッチリ閉まるようになりました。 診察室のドアは開けるのは手動ですが、閉めるのは自動で閉まりますので、手を離したままにしておいて大丈夫ですよ。
(15)マウスの交換
一昨年 11 月交換した 2 台目黄色ビートルマウス。 また動かなくなって、しばらく諦めていましたがコーチャンフォーで見つけました。今回水色 ビートルです。(いつまた壊れるのでしょうか)
▽2019年 11 月
(16)診察室のアロマディフューザー
診察室の手洗いのところに置いていました薬瓶型のアロマディフューザーが故障してしまい、 新しく購入しました。薬瓶型はクリニックに適しているように感じて同じ形を探しましたが残念ながら見つからず。白く丸い可愛い形の物にしました。
(17)待合室のマットを増やす
例年同様、更なる安全のために冬の間はカウンターの前にもマットを敷くことにしています。
▽2019年 12 月
(18)クリスマスツリーとリース
待合室に毎年クリスマスツリーを飾っていますが、昨年から大型のツリーにしてみました。 と書くのは簡単ですが、これが結構大きいので設置に時間がかかります。今年は 1 日が日曜日でしたので家族総出で手伝ってもらって何とか完成しました。風除室には、いつものリースも飾りました。
-- 以上、ザッと振り返ってみましたが、意外と色々と変わっていました。皆さんいくつ気づいていましたか?『細かすぎてわからない』ですよね。そんな話題を集めてのご報告でした。 完全に私の自己満足の話題でしたね! お付き合いくださいまして有難うございます。
<2021.3.1発行 優しい眼科通信第208号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で17周年を迎えました。17年も経ちますと、色んなところに問題が起きて来ます。腰が痛くて…という私の話ではなく
器械や建物など色んな問題が起きて来ます。今回の通信は最近一年間で変化した
クリニックに関して「細かすぎてわからない」と思われるものについて説明してみますね。
▽昨年1月
(1)床のワックス
年に2回、年末年始と7月にワックスをお願いしています。今回は2日に綺麗にしていただきました。
(2)カウンターに毎月の飾り
今までも正月の飾り、ひな人形、五月飾り、クリスマスツリーなど季節の大きな行事にあわせて、カウンターや待合室に飾りを置いていましたが、毎月の飾りの木工作品を見つけましたので一月からテレビの横に飾ることにしました。
(3)電子カルテ用のコンピュータの入れ替え
電子カルテはコンピュータで動いていますが、コンピュータの頭脳のOS が新しいものに変更となるにあたってコンピュータ、モニター、プリンター、スキャナーなど一新することになりました。土曜日午後3時診療終了後、入れ替えを開始し、夜の9時までかかりました。
▽昨年2月
(4)ハワイアンウオーターの説明文
外来待合室にハワイアンウオーターを設置して好評を得ているようです。説明文が日に焼けて読みにくくなりましたのでこれを機会にハワイの写真とともに毎月書き換えることにしました。
(5)手術待合室のステレオ
平日は毎日お昼休みに白内障手術をしています。手術室は2階にあって手術前後休んでいただく待合室があります。テレビは置かずにCDでクラシック音楽を聴いて寛いでもらっています。今回ラジカセ(!?)が壊れてしまいましたのでCDコンポを購入しました。
▽昨年3月
(6)検査室の加湿器更新
検査室の加湿器の調子が悪くなったとのことで、新しい加湿器を購入しました。以前使っていた縦型の加湿器に似たオシャレな加湿器にしてみました。
(7)細隙溏顕微鏡の電球切れ
私と患者さんの間にあって横からスライドして出てくる器械が細隙灯顕微鏡です。眼科医にとっての命綱。これがないと始まりません。急に電気が点かなくなりましたが電球切れでした。
(8)マスク着用の掲示
新型コロナウイルスの蔓延で2月末に北海道に非常事態宣言が発令されました。2月中旬から私もマスク着用で診察をしていましたが、診察室に入ってくる方の中でわざわざマスクを外してくださる方がいらっしゃいますので、マスクは外さないで診察をお受けくださいという掲示を診察室のドアに貼りました。
(9)本日のクイズの答え
中待合室に本日のクイズが毎日出題されているのはご存知ですか?答えは隠していましたが、そこを触ることが感染源になる怖れがありますので答えは診察室のドアの内側に移動しました。
(10)自動ドアの点検
毎年、3月9月の年に2回、一口の自動ドアの点検をナブコさんがしてくれています。毎日毎日開いたり閉じたり、頑張ってくれていますので、壊れる前の点検が大切ですよね。
▽昨年4月
(11)診察時の保護用メガネ
新型コロナウイルス対策として眼科医会から、診察中に保護用メガネをかけるようにとのお達しがありました。
(12)待合室に手指消毒用アルコール設置
来院してくださった方に手指消毒をお願いすることにしました。
(13)細隙灯顕微鏡にシールド
私と患者さんの間にあってお互いの顔の距離が近づきますので、シールドを付けるようにとのお達しがありました。
(14)トイレのジェットタオル休止
新型コロナウイルス対策としてペーパータオルを置きました。
(15)スタッフ増員
看護師の小山さんが入職してくれました。産休育休から視能訓練士の山田さんが復職してくれました。さらに「優しい眼科クリニック」の完成に向けて力強いサポートです。
(16)待合室の雑誌の撤去
雑誌・絵本・パンフレットも感染源になる心配がありますので、片付けました。
▽昨年5月
(17)待合椅子の間隔
待合室の3人掛けの椅子の真ん中を座らないようにして椅子の間隔もあけました。ソファはアルコールで拭けないので、拭けるタイプの椅子に置き換えました。
▽昨年6月
(18)ウッドデッキに花
4年前から置くようにしましたが、好評ですので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年も二鉢です。
(19)屋根の塗装
屋根の塗装をしてもらいました。雨漏りはしていないのですが、さらに安心のための補修です。何事も早期発見・早期治療で!
(20)検査室のエアコン修理
検査室のエアコンが故障してしまいましたので、修理してもらい無事に回復しました。本格的に暑くなる前で助かりました。
▽昨年9月
(21)ペーパータオルホルダー設置
感染対策にトイレのジェットタオルを止めて、ペーパータオルにしていましたが、ホルダーを設置しました(細かすぎる~)。
(22)ウオーターサーバー交換
ハワイの美味しい水のサーバーを新しく交換しました。
▽昨年10月
(23)OCT更新
網膜の厚みを測定するOCT ですが、OCT 血管撮影もできる最新の機器に買い替えました。
▽昨年11月
(24)駐車場のポール改修
駐車場入り口のポールが曲がってしまいましたので直してもらいました。
(25)さらにスタッフ増員
受付事務に寺本さんが入職してくれました。
▽昨年12月
(26)駐車場増設
クリニックの向かえに駐車場を増設しました。冬の間、雪が積もって駐車場が狭くなることがありますので、近くに駐車場があればと思っていました。
(27)空気清浄機設置
待合室、検査室、診察室、レーザー室、手術待合室、スタッフルームに設置しました。
ーー
以上、ザッと振り返ってみましたが、今回は新型コロナウイルス対策にまつわるものが多かったですね。お付き合いくださいまして有難うございます。
<2022.3.1発行 優しい眼科通信第220号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で18周年を迎えました。18年も経ちますと、色んなところに問題が起きてきます。腰が痛くて…という私の話ではなく
器械や建物など色んな問題が起きてきます。今回の通信は最近一年間で変化した
クリニックに関して『細かすぎてわからない』と思われるものについて説明してみますね。
▽昨年1月:
(1)診療時間の変更
これは細かすぎない大きな変化でした。開業以来初めての診療時間の変更です。朝9時開始を30分早めて毎日8時半からとし、平日は午後7時までを6時までに変更し、水曜のみ午後7時まで、土曜は午後1時までに変更しました。冬の間の変更でしたので、遅く来る方も少なく、しっかりと告知しましたので、大きな問題なくスムーズに移行できたと思います。
(2)診察衣の変更
診療時間変更に合わせて気分も一新。白衣も替えてみました。ケーシー型ボタンダウンを開業以来愛用していましたが今回はスクラブに変更しました。その頃放映されていた東野圭吾さん原作のテレビドラマ『危険なヴィーナス』で妻夫木さんが演じる獣医が着ていたものにしてみました。
(3)待合テレビのサイネージ化
新型コロナ対策で待合室の雑誌やパンフレットを撤去しました。クリニックの情報をお伝えするために、待合室のテレビからクリニックの情報を流せるようにしてみました。2月からは「今日は何の目」も始めて毎日更新しました。(やはりテレビが見たい、という皆さんのお声もあって、今はまたテレビを流しています)
(4)シンボルツリーの枝払い
開業時には小さい木でしたが、クリニックの歴史とともに枝ぶりがよくなってきました。ウッドデッキの歩行を邪魔しますので、枝払いしました。
▽昨年3月:
(5)自動ドアの点検
クリニックの入り口は自動ドアがあり、風除室があってもう一枚自動ドアです。特に、不具合はないのですが、毎年2回自動ドアの点検をしてもらっています。
(6)中待合室のポスター
「世界緑内障週間」のポスターを、この期間にあわせて貼っていました。
▽昨年4月:
(7)視能訓練士二名採用
これは細かすぎないことですが、視能訓練士二名の退職がありましたので、新規卒業のフレッシュな新人視能訓練士を二名採用しました。
(8)車止並べました
駐車場の車止ですが、冬の間除雪の邪魔になりますので片付けていましたが、雪が融けましたので並べています。細かすぎる…。
(9)診察室の蛍光灯
蛍光灯が切れましたので、今回始めて暖色系に替えてみました。如何でしょうか。
▽昨年5月:
(10)サンダル更新
ここしばらくは白いサンダルを履いていましたが、白衣をスクラブにかえましたので、靴下の白ではなく色物に、そこでサンダルも黒に変更。細かすぎる…。
(11)カウンターのはね扉故障
スタッフが受付カウンターに出入りする、はね扉が故障しました。毎日開閉していますので…。早速その日に修理してくれました。
(12)白内障手術ハンドピース更新
CENTURION という最新の白内障手術器械を使用していますが、今回ハンドピースを更新しました。ACTIVE SENTRY という潅流圧センサーを内蔵した最新のハンドピースに更新しました。更に安全安定した手術が出来ると思います。
▽昨年6月:
(13)ウッドデッキに花
5年前から置くようにしましたが、好評でしたので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年も二鉢です。
(14)待合室窓のロールカーテンの紐
待合室の窓にはロールカーテンをかけていますが、上下する紐に小さいお子さんが引っ掛かる心配があり、上で止めることにしました。
▽昨年7月
(15)視野検査お試し
緑内障の精密検査に毎日活躍している視野検査ですが、最新の器械をお試しで1か月間使用してみました。検査時間は大体同じで患者さんの負担は増えないようですので、次の買い替えの時には考えたいと思っています。
▽昨年8月
(16)手術待合室の模様替え
毎日平日に日帰り白内障手術を行っていますが、手術希望の方が多く手術待ち期間が長くなって来ました。待機期間短縮のために1日2件手術にも対応できるように、手術待合室にベッドとリクライニングチェアを置き、間仕切りカーテンを設置しました。
(17)消火器の買い替え
1階外来、ボイラー室、2階の3カ所に消火器を設置していますが、期限切れにともない更新しました。
(18)消防立入検査
消防署から係の方がいらっしゃってクリニックの消火器具、避難誘導灯、消防訓練の実施などの確認点検がありました。無事に問題なしと認められましたが、消防用設備等の点検・報告をするように指導を受けました。
▽昨年10月:
(19)消防用設備の点検
消防署から指導された消防用設備等の点検に入ってもらって、報告しました。
(20)定期清掃
毎日のお掃除に入ってもらっている業者さんを変更しましたので、定期清掃の時期も少しずれてしまいましたが、今回もワックス、窓の清掃、クーラーの掃除もしてもらいました。
(21)日本眼科学会専門医認定証更新
待合室に掲示している「日本眼科学会専門医認定証」ですが、令和3年10月1日から令和8年9月30日までの5年間更新されました。認定証が届きましたので交換しました。
▽昨年12月:
(22)クリスマス・ツリー
例年通り風除室にクリスマスリースと待合室にツリーを飾りました。今年もツリーは小さい方にしました。
(23)手術待合室に壁掛け時計
時間を知りたいというご要望でカンディハウスの壁掛け時計をつけました。
以上ザッと振り返ってみました。細かすぎるものからそうでないものまで、お付き合いくださいまして有難うございます。
<2023.3.1発行 優しい眼科通信第232号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で19周年を迎えました。19年も経ちますと、色んなところに問題が起きてきます。腰が痛くて…という私の話ではなく器械や建物など色んな問題が起きてきます。今回の通信は最近一年間で変化したクリニックに関して『細かすぎてわからない』と思われるものについて説明してみますね。
昨年1月:
(1)中待合室の写真
中待合室の写真ですが、患者さんのカメラマンの方が季節に合わせて張り替えてくださってます。今回年明けに「日の出」というタイトルのすてきな写真を飾ってくださいました。
<その後2月「鶴の舞」
4月「オオワシのバトル」
6月「ようこそ旭川へ」
9月「沼田町の夜高あんどん祭」
12月「暮れゆく2022年」
12月末「今年も良い目であり鯛」>
(2)中待合室のポスター
「世界緑内障週間」のポスターを今年は早めに貼っていました。
昨年2月:
(3)緑内障治療用のレーザーの導入
緑内障はわが国での失明原因の第1位です。眼科医としましては、自院に通院されている緑内障の患者さんが失明することが無いように最善の策を講じているところです。点眼治療は副作用が最も少なく安全に眼圧を下げる方法ではありますが、近年レーザー光線によって目の中の水の流れを改善することが、比較的安全にできるようになりました。新しくレーザー装置を導入し、治療を開始しました。
昨年3月:
(4)看護師さんの採用
白内障手術希望の方が増えてきていますので、手術待ち期間を短くするために、1日2件の手術で対応することにしました。看護師さんの負担を軽減するために手術時間にパート看護師さんにきていただくことにしました。
(5)手術室に時計
今まで小さな時計を置いていましたが、大きいデジタル時計を設置しました。
(6)診察室のプリンタユニット交換
診察室で毎日のように予約票、検査結果、検査情報などのプリントを頑張ってくれていますが、今回ユニット交換が必要になりました。
昨年4月:
(7)車止並べました
駐車場の車止ですが、冬の間除雪の邪魔になりますので片付けていましたが、雪が融けましたので並べています。細かすぎる…。
昨年5月:
(8)診察室の椅子のクッション交換
毎日座る診察室の椅子は「お値段以上ニトリ」で購入したものですが今回クッションを替えて見ました。
(9)ブロック塀の応急処置
駐車場のブロック塀の上のコンクリートがはずれていることに気がつきました。ホーマックでコンクリート用のセメダインを購入して、応急処置しました。その後も問題なく、くっついているようです。
昨年6月:
(10)ウッドデッキに花
7年前から置くようにしましたが、好評ですので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年も二鉢です。
(11)電子カルテ3号機更新
検査室に設置している電子カルテのノート型のコンピュータを更新しました。
昨年7月
(12)マイナンバーカード用システム導入
コマーシャルでもマイナンバーカードが保険証に!と宣伝していますが、それに対応できるようにシステムを導入しました。
昨年8月
(13)定期清掃、エアコン掃除も
年に2回、お願いしている定期清掃に予定通り入ってもらい、今回は全てのエアコンの分解掃除もお願いしました。
(14)コンタクトレンズ専用のHP開設
8341ganka.com でホームページを作成していますが、今回コンタクトレンズに特化したホームページを作成してもらいました。
8341ganka.net です。どうぞご笑覧くださいませ。
(15)視能訓練士学校から実習生受け入れ
8月末からの5週間と9月末からの5週間の2期に渡って、吉田学園医療歯科専門学校視能訓練士学科の3年生の臨床実習を受け入れました。
昨年9月:
(16)ミッフィーの加湿器
診察室のコンピュータの前に「目玉おやじ」の加湿器を置いていましたが故障しました。今回お誕生日プレゼントにスタッフからミッフィーの加湿器を頂戴しましたので、置きました。
昨年10月:
(17)あおぞら調剤薬局閉局のため
斜め向かいにありました「あおぞら薬局」さんが9月末で閉局しました。あおぞら薬局さんでお薬をもらっていた方の不便を解消するために10月の1カ月間は院内処方をしました。
(11月からはみのり薬局さんが開局しました!)
(18)処置室に時計
処置室の壁掛け時計が壊れましたので更新しました。
(19)手術待合室に靴ベラ
院内は土足なのですが、2階の手術待合室ではサンダルに替えてもらっています。靴ベラを用意しました。
(20)OCTのハードディスク交換
OCT画像、細隙灯顕微鏡写真、眼底写真を保存しているコンピュータの動きが遅くなったため、ハードディスクを交換してもらいました。
昨年11月:
(21)視野計のデモ
緑内障の検診に主に使用している視野検査器械ですが、新しい器械が出たということでデモとして貸出してもらいました。高価な器械ですので、購入の前に使い勝手の良さをスタッフに確認してもらって患者さんの評判も確信しています。
昨年12月:
(22)クリスマスリースとツリー
毎年恒例ですが風除室と待合に飾りました。
以上ザッと振り返ってみました。細かすぎるものからそうでないものまで、お付き合いくださいまして有難うございます。
<2024.3.1発行 優しい眼科通信第244号から>
細かすぎてわからない…
平成15年に開業しましたので、昨年7月で20周年を迎えました。20年も経ちますと、色んなところに問題が起きてきます。腰が痛くて…という私の話ではなく
器械や建物など色んな問題が起きてきます。今回の通信は最近一年間で変化した
クリニックに関して『細かすぎてわからない』と思われるものについて説明してみますね。
昨年1月:
(1)中待合室の写真
中待合室の写真ですが、患者さんのカメラマンの方が季節に合わせて張り替えてくださってます。年末に「今年もよい目であり鯛」という素敵な写真を飾ってくださいました。
<その後3月「朝日を浴びて」
6月「菜の花畑に列車が走る」
9月「夜高あんどん祭」
12月「オオワシ」>
(2)待合室のポスター更新
待合室の青い壁に、目の病気について説明しているポスターを掲示していますが、色褪せたので、新しいポスターに変更しました。
(3)スタッフルームに電気カーペット
クリニックの全ての部屋はセントラルヒーティングですが寒波の影響かスタッフルームの足元が寒いとの話があり電気カーペットを購入。
(4)中待合室のポスター
「世界緑内障週間」のポスターを、今年も早めに貼っていました。
昨年2月:
(5)診察室の引き戸
毎日開け閉めしている診察室の引き戸ですので、他の引き戸と違って開閉回数がハンパないです。そのため自動的に閉まるスピードが遅くなってしまいましたので点検修理してもらいました。
(6)手術待合室にオイルヒータ
手術を1日2件しており手術待合室をカーテンで仕切っていますので、部屋の暖かさにムラがありますので、オイルヒータを設置しました。
(7)視力検査器械の清掃
毎日視力検査に使用している視力検査器械ですが、バックの白が少しくすんできましたので、分解清掃してもらいました。
(8)視野計の修理
緑内障の検診に主に使用している視野検査器械ですが、上下の動きが悪くなっていましたので、修理してもらいました。
(9)光干渉眼軸長測定器のデモ
白内障手術の際に目に移植する眼内レンズの度数を決めるために必要な目の長さ(眼軸長)を測る器械ですが、新しい器械が新しい器械が出たということでデモとして貸出してもらいました。
昨年4月:
(10)視能訓練士の採用
視能訓練士のスタッフは4名在籍していますが、4月末に寿退職、6月から産休に入る予定があり新卒のフレッシュな視能訓練士の方に入職してもらいました。よろしくお願いいたします。
(11)ウッドデッキの手摺の修理
ウッドデッキに手摺を2カ所設置していますが一つが破損していましたので、修理してもらいました。
(12)車止並べました
駐車場の車止ですが、冬の間除雪の邪魔になりますので片付けていましたが、雪が溶けましたので並べています。細かすぎる…。
昨年5月
(13)ウッドデッキの塗装塗り替え
ウッドデッキの塗装を塗り替えてもらいました。ゴールデンウイークの休診を利用しました。
(14)駐車場の凹凸の修理
駐車場の排水口に凹凸ができていましたのでGW の休診中にこれも修理してもらって白線も引き直してもらいました。
(15)定期清掃、エアコン掃除も
年に2回、お願いしている定期清掃に予定通り入ってもらいエアコン掃除もお願いしました。
(16)トイレの錠の交換
外来トイレの錠の留めはゴム製ですが劣化してしまいましたので交換してもらいました。
(17)手術待合室にコート掛け設置
寒くなる前にコート掛けを設置しました。
昨年6月:
(18)ウッドデッキに花
8年前から置くようにしましたが、好評ですので、看板の横のお花を今年も飾ってみました。今年も二鉢です。
(19)パート看護師さんの採用
主任視能訓練士の方が産休・育休に入りましたので、白内障手術の看護をお願いする看護師さんに入職してもらいました。
昨年7月:
(20)シンボルツリー剪定
シンボルツリーの枝が広がってきて、車椅子の通行に支障をきたすようになりましたので、細く剪定してもらいました。
昨年8月:
(21)手術顕微鏡更新
手術室の顕微鏡を最新式のものに更新しました。さすが最新式です。よりクッキリハッキリ鮮明に見えるようになりましたので、さらに手術の質が向上すると思います。
(22)光干渉眼軸長測定器の更新
2月にデモしてもらっていた光干渉眼軸長測定装置を購入しました。手術顕微鏡に画像情報を転送することで手術の画面に乱視の軸などをオーバーレイすることができ乱視用眼内レンズの軸を確定することがより正確にできるようになりました。
昨年10月:
(23)電子カルテの無停電装置を更新
急な停電に対応できるように無停電装置を設置していますが、これを更新しました。
(24)手術用ベッドを更新
眼科手術用に特別に作られているベッドを使用していますが、今回更新しました。手術顕微鏡、白内障手術装置の色に合わせてブラウンにして手術室に統一感が生まれました。
昨年11月:
(25)診察室の椅子の更新
診察室の椅子が上に上がらなくなって背の高い方の細隙灯顕微鏡検査を中腰でしていましたが、限界となり更新しました。
昨年12月:
(26)シンボルツリーに電飾
ウッドデッキのシンボルツリーにカラフルな電飾を巻いてみました。
(27)クリスマスリースとツリー
毎年恒例ですが風除室と待合に飾りました。
以上ザッと振り返ってみました。細かすぎるものからそうでないものまで、お付き合いくださいまして有難うございます。
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